外務省 / 領事局 / 海外邦人緊急事態課

在外邦人の安全対策に関する情報収集と官民連携

予算事業ID 1092 前年度事業 開始 2000年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 3.9 億円 のうち 3.9 億円(99.3%)を執行。不用相当額 275 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 3.9 億円、FY2026 概算要求は 4 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 3.9 億円 → FY2025 当初 3.9 億円(−0.5%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

外務省や在外公館による邦人の安全に係る情報収集を補完するため、主要海外通信社の速報ニュース等をモニタリングするほか、治安関係の専門家等への情報収集の委嘱や、SNSを通じて発信されるビッグデータからの緊急事態情報収集を行う。これらの安全情報を、広く国民に発信する海外安全情報や、在外邦人等に配信する領事メールに活用するほか、国内外で開催する各種セミナーや協議会など官民協力の枠組みを通じて提供することで、在外邦人や日系企業の安全対策強化を図る。

事業の概要

①邦人安全情報収集:主に在外公館から離れた遠隔地や兼轄国における安全情報の収集・提供を、現地情勢に通じた治安関係の専門家に委嘱する。/②SNSからの緊急事態情報収集:世界各国・地域から発信されるSNSのビッグデータからAIを活用して緊急事態の情報収集を行う。/③安全対策連絡協議会(安対協)、海外安全官民協力会議(官民協)、中堅・中小企業海外安全対策ネットワーク(ネットワーク会合):在外や本邦において、海外進出企業・関係組織(安対協は、企業組織に加え在留邦人)との間で治安情勢や企業等が抱える課題等に関する意見交換会を行う。/④国際ニュースモニタリングサービス:海外主要通信社の外電等を24時間365日体制でモニタリングし、邦人被害の可能性のある事案に関する外電に接した場合には、邦人の安否を確認し官邸を含む関係者に報告する。また、海外安全情報・領事メールの発出に活用できるようデータベース化する。/⑤在外安全対策セミナーの実施:外部の危機管理専門家を派遣し、テロ・誘拐等のリスクを踏まえた安全対策に係るセミナーを在留邦人に対して実施する。 /⑥国内安全対策セミナーの実施:国内の首都圏または地方圏の中核都市に危機管理専門家及び外務省職員を派遣し、海外進出企業や教育機関等の安全管理担当者を対象に、最新のテロ・誘拐情勢や海外における安全対策等に関するセミナーを開催する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 4 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 3.9 億円 要求の 96.3%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 3.9 億円 執行率 99.3%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 275 万円 現額の 0.7%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 100〜154.5%(4 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 4 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算3.9 億円
歳出予算現額3.9 億円

使い道

執行額3.9 億円
不用相当額275 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 327,000,000 円 327,000,000 円 325,000,000 円
2022 373,000,000 円 373,000,000 円 367,000,000 円
2023 382,000,000 円 382,000,000 円 381,653,000 円
2024 388,144,000 円 388,144,000 円 385,395,000 円
2025 386,055,000 円 386,055,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021327,000,000 円327,000,000 円325,000,000 円99.4%2,000,000 円2025年度シート
2022373,000,000 円373,000,000 円373,000,000 円367,000,000 円98.4%6,000,000 円2025年度シート
2023387,000,000 円382,000,000 円382,000,000 円381,653,000 円99.9%347,000 円2025年度シート
2024403,000,000 円388,144,000 円388,144,000 円385,395,000 円99.3%2,749,000 円2025年度シート
2025426,343,000 円386,055,000 円386,055,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 388,144,000 円 → FY2025 要求 426,343,000 円 → FY2025 当初 386,055,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 385,395,000 円(99.3%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 386,055,000 円 → FY2026 要求 404,000,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
403,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
388,144,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
388,144,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 388,144,000 円(9件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
385,395,000 円
執行率
99.3%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
2,749,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
①邦人安全情報収集:委嘱先から提供された安全情報は、領事メール等で在外邦人等に提供したほか、安全対策連絡協議会で民側と共有する等、十分に活用されている。②SNSからの緊急事態情報収集:邦人が被害に遭う可能性のある事件・事故・災害等の情報を迅速に入手し、これら事案の規模感や事態の推移等を把握することができたほか、緊急対応の要否、対応方針の判断・策定等に活用した。③安全対策連絡協議会(安対協)、海外安全官民協力会議(官民協)、中堅・中小企業海外安全対策ネットワーク(ネットワーク会合):官民双方の安全対策の取組や企業組織や在留邦人が抱える課題・問題意識等の情報が効率的に共有された。④国際ニュースモニタリングサービス:緊急事態発生時に迅速な初動体制を構築するとともに、在留邦人等に対する注意喚起を行うなど、邦人保護業務の的確かつ迅速な実施に努めた。また、平時においては、蓄積された情報のデータベース化を図ることにより、適時適切なタイミングで情報発信するよう努めた。⑤在外安全対策セミナーの実施:受託業者が現地の領事担当官や医務官の助言を得つつ各開催国・都市の情勢に応じた内容を念入りに作成してきたことで、多数の在留邦人の危機管理意識の向上と安全対策強化に寄与した。⑥国内安全対策セミナーの実施:関係省庁、地方自治体、経済団体等の協力を得て、企業向けに対面形式で5回、教育機関関係者向けにハイブリット形式で2回実施した。また、セミナー実施後には、希望者に対して危機管理専門家による個別相談会を実施した。その他、業界団体等が主催するセミナーにおいて外務省職員が安全対策に関する講演を行うことで海外進出企業の安全管理者等の危機管理意識の向上に貢献した。
改善の方向性
引き続き事業の効率化に努める。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 在外邦人の安全対策に関して様々な手段で情報を収集する意義は高い。入手した情報が効果的・効率的に用いられるよう、情報の使い道にも十分に留意して事業を進めていただきたい。
推進チーム所見
現状通り
引き続き適切かつ効率的な事業実施に努める

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット委嘱先からの情報提供回数[回数]15002044 136.26667
アウトプット委託先からの情報配信件数[件]3000046207 154.02333
アウトプット海外安全官民協力会議及びネットワーク会合の開催回数[回]33 100
アウトプット委託業者からの事件等の電話連絡件数[件]24001554 64.75
アウトプット在外安全対策セミナーの実施回数[回]1111 100
アウトプット国内安全対策セミナー実施回数[回]88 100
アウトカム・短期実施国・地域数[国・地域数]2020 100
アウトカム・長期海外におけるデモや暴動、治安状況等に関する情報を迅速・的確に把握し、在外邦人への治安・安全情報提供に役立てる。
アウトカム・短期モニターの結果、邦人の安全への影響の恐れがある事案については、在外公館等に連絡し、邦人被害の有無の確認作業を迅速に行う。
アウトカム・長期取得した情報をもとにした邦人保護業務の遂行
アウトカム・短期海外安全に係る官民連携を促進する。
アウトカム・長期海外安全に係る危機管理意識を向上する。
アウトカム・短期事案発生件数は事前に想定できるものではないため、目標の設定は困難[件]8029280292 100
アウトカム・長期国際ニュースモニタリングにより、事件発生の把握、安否確認、初動体制の構築、国民への迅速な注意喚起を行う。
アウトカム・短期在外安全対策セミナー参加者数(アクセス総数)[人]10001545 154.5
アウトカム・長期セミナー参加者のテロ・誘拐等の脅威への安全対策の向上
アウトカム・短期国内安全対策セミナー参加者数(アクセス総数)[人]700838 119.71429
アウトカム・長期セミナー参加者のテロ・誘拐等の脅威への安全対策の向上

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
引き続き適切かつ効率的な事業実施に努める。
FY2025 当初予算(参考)
386,055,000 円
FY2026 概算要求
404,000,000 円
主な増減理由
【外務本省】情報処理業務庁費:機器借料単価の減等。領事事務庁費:給与単価の増領事事務謝金:セミナー開催地の増等職員旅費:出張者の増等庁費:執務参考図書購入経費の新規要求等【在外公館】領事事務謝金:セミナー開催国の増等。在外職員旅費:出張公館の増等領事事務庁費:車両借上経費新規要求等

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 8 / 8 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

D(財)ラヂオプレス
④国際ニュースモニタリングサービス関係経費/世界主要通信社の外電のモニタリング・翻訳・配信業務の委託
260,472,000 円
Bエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
②SNSからの緊急事態情報収集/SNSからの緊急事態情報収集
58,806,000 円
A在外公館
①遠隔地等邦人安全情報関係費/治安関係専門家等からの安全対策情報の収集
30,319,000 円
Gコントロール・リスクス・グループ株式会社
⑤在外安全対策セミナー開催経費/安全対策に関する専門家の講師派遣/セミナー開催に係る業務委託
21,743,000 円
FSITE Intelligence Group
④国際ニュースモニタリングサービス関係経費/イスラム過激派武装組織の動向等のモニタリング
6,568,000 円
E期間業務職員
④国際ニュースモニタリングサービス関係経費/国際ニュースモニタリングサービス事業実施に伴う調整業務への対応
4,047,000 円
H安全サポート株式会社
⑥国内安全対策セミナー開催経費/安全対策に関する専門家の講師派遣及びセミナー開催に係る業務委託
2,093,000 円
C在外公館
③安全対策連絡協議会関係経費/在外公館職員の出張旅費、講師謝金、会場借料、車借上げ等
816,000 円