財務省 / 国際局 / 開発政策課

独立行政法人国際協力機構有償資金協力部門への出資

予算事業ID 1406 前年度事業 開始 1960年度 主要経費: 経済協力費 実施方法: その他

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 813 億円 のうち 813 億円(100.0%)を執行。不用相当額 0 円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 505 億円、FY2026 概算要求は 540 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「執行等改善」に対し、FY2024 当初は 485 億円 → FY2025 当初 505 億円(+4.1%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

国際協力機構(JICA)有償資金協力部門への出資を通じ、同部門の中長期的な財務の健全性を維持し、開発途上地域のニーズに応える有償資金協力業務(円借款等の出融資)の持続的な実施を確保。

事業の概要

JICAの有償資金協力業務は、開発途上地域の政府等に対して長期かつ低利の譲許的条件で有償の資金供与(円借款等の出融資)による協力を行うことで、開発途上地域の経済及び社会の開発に寄与し、我が国との経済交流を促進することを目的としている(国際協力機構法第13条第1項第2号)。JICA有償資金協力部門への出資は、有償資金協力勘定の中長期的な財務基盤の強化及び民間資金動員の推進を図るもの。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 499 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 485 億円 要求の 97.2%現額 813 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 813 億円 執行率 100.0%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 0 円 現額の 0%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 120.5%
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 540 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算485 億円
補正予算329 億円
歳出予算現額813 億円

使い道

執行額813 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 47,020,000,000 円 47,020,000,000 円 47,020,000,000 円
2022 47,090,000,000 円 47,090,000,000 円 47,090,000,000 円
2023 47,840,000,000 円 47,840,000,000 円 47,840,000,000 円
2024 48,480,000,000 円 81,330,000,000 円 81,330,000,000 円
2025 50,480,000,000 円 58,380,000,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202147,020,000,000 円47,020,000,000 円47,020,000,000 円100.0%0 円2025年度シート
202251,200,000,000 円47,090,000,000 円47,090,000,000 円47,090,000,000 円100.0%0 円2025年度シート
202348,858,000,000 円47,840,000,000 円47,840,000,000 円47,840,000,000 円100.0%0 円2025年度シート
202449,900,000,000 円48,480,000,000 円81,330,000,000 円81,330,000,000 円100.0%0 円2025年度シート
202550,540,000,000 円50,480,000,000 円58,380,000,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2024 当初 48,480,000,000 円 → FY2025 要求 50,540,000,000 円 → FY2025 当初 50,480,000,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 81,330,000,000 円(100.0%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 50,480,000,000 円 → FY2026 要求 53,980,000,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
49,900,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
48,480,000,000 円
補正予算
32,850,000,000 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
81,330,000,000 円
内訳(予算種別)
第1次補正予算 32,850,000,000 円(1件)、当初予算 48,480,000,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
81,330,000,000 円
執行率
100.0%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
0 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
有償資金協力事業は、政府方針に基づき、開発途上国に対して長期・低利の譲許的な条件で貸付を行うODAであり、JICAは、日本における有償資金協力事業の唯一の実施機関であること、他に類のないノウハウとネットワークを有していること等から、地方自治体や民間等に事業を委ねることができないため、国費投入の必要性がある。また、本出資金は有償資金協力勘定の財務基盤強化のために支出されるところ、有償資金協力事業の受益者である開発途上国に対して譲許的な条件で貸し付ける一方で、貸付資金の返済を求めることで資金の効率的な利用と適切な事業実施を促していること、JICAにおいても有償資金協力事業を含めた業務全般の合理化・適正化に努めていること等からも、事業の効率性が担保されている。さらに、令和6年度の事後評価案件28件のうち27件(96.4%)が、事業の①妥当性、②整合性、③有効性、④インパクト、⑤効率性、⑥持続性の6項目の総合評価で「A(非常に高い)」、「B(高い)」とされており、年度毎にバラつきはあるものの、目標値に比して概ね高い達成率となっていることから事業の有効性も認められる。また、令和6年度の活動実績は18,270億円で、当初見込み(22,800億円)を下回ったものの、令和3年度から令和5年度までの3か年平均(17,837億円)を上回り、総じて上昇傾向にあって、譲許的資金に対する開発途上国からのニーズは、引き続き、強い傾向にある。
改善の方向性
長期の成果目標の更なる達成に向け、対象事業の一層の戦略的な選定等を通じて、引き続き、有償資金協力事業の効果的・効率的な実施、迅速化に努めていく。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2021年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
引き続き、(1)最近の国際情勢等を勘案し、JICAと国際機関との連携強化に努めるとともに、有償資金協力事業を戦略的かつ効率的に活用する。(2)途上国の経済・財政状況の悪化等を踏まえ、JICAの財務の健全性が維持されるよう、融資等に係るリスク管理を強化する。(3)事業成果や財務状況等についての情報開示を強化するなど、有償資金協力事業の透明性の確保に一層努める。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット有償資金協力部門による出融資実行額[億円]2280018270 80.13158
アウトカム・長期事業評価年次報告書における事後評価(外部評価)の対象案件のうち、総合評価でB以上の評価を受けた案件の割合(A:「非常に高い」、B:「高い」、C:「一部課題がある」、D:「低い」)。[%]8096.4 120.5

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
有償資金協力事業の戦略的かつ効率的な執行を図るため、「骨太の方針2025」等に基づき、今後とも関係機関との連携に一層努める。融資等に係るリスク管理を通じ、JICAの財務の健全性を引き続き維持するよう努める。また、円借款事業の事後評価実施における入札手続の透明性・公正性についても、引き続き確保していく。
FY2025 当初予算(参考)
50,480,000,000 円
FY2026 概算要求
53,980,000,000 円
うち要望額
19,600,000,000 円
主な増減理由
「経済財政運営と改革の基本方針2025」等に基づき、開発途上国に対して、経済活動の基盤となるインフラ整備や保健医療システムの拡充、地球規模課題の解決のための民間資金動員等の取組を推進するための増。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 5 / 5 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

E開発途上地域の政府等
開発援助
1,826,971,153,000 円
D独立行政法人国際協力機構
有償資金協力業務の実施
1,826,971,152,858 円
B財政融資資金借入金
財政融資資金借入金
1,033,400,000,000 円
C回収金等
回収金等
712,241,152,858 円
A一般会計出資金
一般会計出資金
81,330,000,000 円