文部科学省 / 初等中等教育局 / 教科書課

教科書の検定調査発行供給等

予算事業ID 1495 前年度事業 開始 1947年度 主要経費: 教育振興助成費、科学技術振興費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 491 億円 のうち 487 億円(99.1%)を執行。不用相当額 4.3 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 491 億円、FY2026 概算要求は 496 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 491 億円 → FY2025 当初 491 億円(+0.0%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

確かな学力の育成に資するため、教科の主たる教材として全ての児童生徒が使用する必要がある教科書について、その水準と多様性を十分に確保し、必要とされる部数が供給されるよう取り組むとともに、義務教育段階においては憲法第26条に掲げる義務教育無償の精神を広く実現するため、法令に則り教科書を無償で児童生徒に給与するほか、教科書等の効果的な活用を図る。更に、教育の機会均等の観点から、障害のある児童生徒のための教科用特定図書等の普及を促進するとともに、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」を実現する観点から、学習者用デジタル教科書の普及を促進する。

事業の概要

義務教育段階の児童生徒に係る教科書については、教科書発行者と文部科学省で直接購入契約を結び、児童生徒に無償で給与する。加えて、障害のある児童生徒のための教科用特定図書等の普及を促進するため、教科用特定図書等を製作する者向けに教科書デジタルデータの提供を行うとともに効率的な製作方法等に係る調査研究を実施する。更に、小中学校等に学習者用デジタル教科書を提供する事業や学習者用デジタル教科書の学習効果、配信基盤の整備の観点等からの実証等を実施する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 494 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 491 億円 要求の 99.3%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 487 億円 執行率 99.1%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 4.3 億円 現額の 0.9%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 89.6〜115.4%(4 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 496 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算491 億円
歳出予算現額491 億円

使い道

執行額487 億円
不用相当額4.3 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 48,841,500,000 円 55,335,500,000 円 48,561,000,000 円
2022 48,645,000,000 円 55,141,400,000 円 53,139,000,000 円
2023 48,455,699,999 円 48,455,699,999 円 47,780,939,000 円
2024 49,091,501,000 円 49,091,501,000 円 48,658,780,000 円
2025 49,111,746,000 円 49,300,842,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202148,841,500,000 円55,335,500,000 円48,561,000,000 円87.8%276,500,000 円2025年度シート
202252,223,900,000 円48,645,000,000 円55,141,400,000 円53,139,000,000 円96.4%2,002,400,000 円2025年度シート
202349,599,000,000 円48,455,699,999 円48,455,699,999 円47,780,939,000 円98.6%674,760,999 円2025年度シート(改訂)
202449,412,699,999 円49,091,501,000 円49,091,501,000 円48,658,780,000 円99.1%432,721,000 円2025年度シート
202549,873,942,000 円49,111,746,000 円49,300,842,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「現状通り」

FY2024 当初 49,091,501,000 円 → FY2025 要求 49,873,942,000 円 → FY2025 当初 49,111,746,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 48,658,780,000 円(99.1%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 49,111,746,000 円 → FY2026 要求 49,587,378,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
49,412,699,999 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
49,091,501,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
49,091,501,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 49,091,501,000 円(7件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
48,658,780,000 円
執行率
99.1%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
432,721,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
アクティビティ①:義務教育諸学校の全児童生徒に対し教科書の無償給与を実施し、前年度同等の水準で児童生徒の学習理解を促進出来ている。アクティビティ②:30千人の障害のある児童生徒に対し音声教材を提供するなど、事業目的に沿った成果が得られている。アクティビティ③:アウトプットの数値は順調に推移している一方で、短期・長期アウトカムの数値については、ほぼ変化のない状況が続いている。この要因の1つとしては、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実につながる授業改善とセットでデジタル教科書の活用を進める必要があるが、この点に課題があると考えられる。
改善の方向性
アクティビティ①②:引き続き事業の適正な執行、効率化に努める。アクティビティ③:令和5年度事業において、「主体的・対話的で深い学び」の充実に資する形でのデジタル教科書の活用についてガイドブックや周知動画等を作成したことを踏まえ、本ガイドブック等の周知等を実施し、目標年度に向け引き続き取り組む。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 事業目的は明確であり、施策目標の達成手段として適切なものとなっている。成果指標等は、事業目的の達成に向けた成果を測ることができる適切な指標等が設定されている。また、成果目標値の設定についても妥当なものと考えられる。(鈴木委員)
推進チーム所見
現状通り
この事業は、外部有識者の意見を踏まえつつ、引き続き適正かつ効率的な事業の実施を図るべきである。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット義務教育諸学校の全児童生徒に対し教科書の無償給与を実施する指標として、各年度の義務教育諸学校の教科書給与冊数[万冊]95249769 102.57245
アウトプット義務教育段階の検定教科書のうち、音声教材が製作されている教科書の割合(音声教材の発行数/検定教科書数)[%]9597 102.10526
アウトプット公立の小中学校等における学習者用デジタル教科書の整備状況[%]10099.8 99.8
アウトカム・短期「各教科(国語、算数・数学)の授業の内容はよく分かりますか」に対して、①当てはまる、②どちらかといえば、当てはまる、と回答した割合[-]
アウトカム・長期生徒の学習到達度調査(PISA)の結果(OECD加盟国順位)※3年ごとに実施
アウトカム・短期義務教育段階の児童生徒に対する音声教材の提供人数[千人]2630 115.38462
アウトカム・長期音声教材利用後のアンケートにおいて、音声教材の学習効果について肯定的に回答した児童生徒の割合[%]9091 101.11111
アウトカム・短期「授業において、生徒自ら学級やグループで課題を設定し、その解決に向けて話し合い、まとめ、表現するなどの学習活動を取り入れた。」という質問について、①よく行った、②どちらかといえば、行ったと回答した割合(中学校)[%]9585.1 89.57895
アウトカム・長期「授業では、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいましたか」という質問について、①当てはまる、②どちらかといえば、当てはまる、と回答した割合(中学校)[%]8080.4 100.5

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
外部有識者の所見を踏まえつつ、引き続き適正かつ効率的な事業の実施をしてまいりたい。
FY2025 当初予算(参考)
49,111,746,000 円
FY2026 概算要求
49,587,378,000 円
うち要望額
380,162,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 10 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A教科書発行者
義務教育諸学校の児童生徒が使用する教科書等を国が教科書発行者等から直接購入し自動生徒に無償給与する。
46,713,874,932 円
I教科書発行者
英語については全ての小中学校等を対象に、算数・数学については約5.5割の小中学校等の小学校5年生から中学校3年生を対象にデジタル教科書を提供
1,526,884,000 円
Jアビームコンサルティング株式会社
デジタル教科書を学校に提供し、デジタル教科書を導入している学校に対する大規模アンケートや授業改善の事例創出、研修モデルの創出などを実施
118,800,000 円
F国立大学法人東京大学
教科用特定図書等の作成に係る教科書デジタルデータの管理・提供業務を委託
110,000,000 円
C公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会ほか
教科書デジタルデータを活用した音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究を委託
105,302,000 円
D慶應義塾
特別支援学校高等部等における拡大教科書普及のための教科書デジタルデータ活用に関する調査研究業務を委託
17,968,000 円
B国立大学法人茨城大学
教科書デジタルデータを活用した音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究を委託
17,623,000 円
G東京書籍株式会社ほか
教科書デジタルデータ(PDF形式)の作成
13,052,000 円
H一般社団法人教科書協会
化学物質過敏症の児童生徒に影響の少ない教科書を作成・配付するための事業を実施
4,234,077 円
ENPO法人テストと学習環境のユニバーサルデザイン研究機構
障害により読みに困難のある児童生徒等のための音声教材の製作・提供等に関連する業務
990,000 円