文部科学省 / 研究振興局 / 学術研究推進課

科学研究費助成事業

予算事業ID 1644 前年度事業 開始 1965年度 主要経費: 科学技術振興費 実施方法: 補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 2,530 億円 のうち 2,473 億円(97.8%)を執行。翌年度繰越 56.9 億円、不用相当額 456 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 2,379 億円、FY2026 概算要求は 2,491 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 2,377 億円 → FY2025 当初 2,379 億円(+0.1%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

科学研究費助成事業(以下「科研費」という。)は、人文学・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする競争的研究費であり、人類共通の知的資産を創出するとともに、重厚な知的蓄積の形成に資する。

事業の概要

科研費では、大学等の研究者を対象に広く公募を行っており、応募された研究課題については、8,000人以上の研究者による専門分野ごとのピアレビュー(専門分野の近い複数の研究者による審査)を行い、研究者に研究費を助成している(ピアレビューによる審査結果を踏まえて査定の上必要な額を全額補助)。なお、科研費においては、研究の段階や規模、研究期間に応じて様々な応募区分(研究種目)を設定している。また、平成23年度から複数年度研究費の改革(基金化)を行い、一部の研究種目において、年度の区分にとらわれない研究費の使用など柔軟な使用を可能としている。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 2,567 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 2,377 億円 要求の 92.6%現額 2,530 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 2,473 億円 執行率 97.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 456 万円 現額の 0%翌年度繰越 56.9 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 86.4〜100.2%(4 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 2,491 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算2,377 億円
補正予算52.2 億円
前年度繰越101 億円
歳出予算現額2,530 億円

使い道

執行額2,473 億円
翌年度繰越56.9 億円
不用相当額456 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 237,678,000,000 円 268,558,100,000 円 247,393,000,000 円
2022 237,677,000,000 円 274,436,000,000 円 260,723,000,000 円
2023 237,678,000,000 円 316,822,000,000 円 306,696,404,000 円
2024 237,679,065,000 円 253,019,509,000 円 247,329,486,174 円
2025 237,879,065,000 円 273,569,920,313 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021237,678,000,000 円268,558,100,000 円247,393,000,000 円92.1%10,100,000 円2025年度シート
2022251,057,999,999 円237,677,000,000 円274,436,000,000 円260,723,000,000 円95.0%10,000,000 円2025年度シート
2023251,184,000,000 円237,678,000,000 円316,822,000,000 円306,696,404,000 円96.8%9,909,000 円2025年度シート
2024256,663,000,000 円237,679,065,000 円253,019,509,000 円247,329,486,174 円97.8%4,557,513 円2025年度シート
2025249,271,065,000 円237,879,065,000 円273,569,920,313 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 237,679,065,000 円 → FY2025 要求 249,271,065,000 円 → FY2025 当初 237,879,065,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 247,329,486,174 円(97.8%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 237,879,065,000 円 → FY2026 要求 249,129,370,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
256,663,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
237,679,065,000 円
補正予算
5,224,757,000 円
前年度繰越
10,115,687,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
253,019,509,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 237,679,065,000 円(6件)、前年度から繰越し 10,115,687,000 円(1件)、第1次補正予算 5,224,757,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
247,329,486,174 円
執行率
97.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
5,685,465,313 円
不用相当額
4,557,513 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
科研費では、9万件を超える新規応募があるほか、継続課題を含め8万件を超える研究課題を支援しており、研究者からのニーズは極めて高いといえる。令和6年度には、「基盤研究(A・B・C)」において「国際性」の評価基準を導入し、国際性の評価の高い研究課題への支援を充実させるとともに、「基盤研究(B・C)」において「国際若手支援強化枠」を創設することにより、分野にとらわれずに若手研究者による国際性の高い研究課題への支援の拡大を図るなど、日本学術振興会学術システム研究センターとも連携しつつ、文部科学省に設置する科学技術・学術審議会研究費部会での審議を踏まえ、科研費制度の更なる改善に努めている。
改善の方向性
科研費では令和6年度に国際性の高い研究への支援強化を図る改革を行ったところであり、今後はさらに挑戦的な研究への支援にも取り組んでいく予定である。次の目標年度に向け、引き続き公正な審査及び採択課題への着実な支援を実施するとともに、研究者の研究環境の改善に向けた不断の制度改善に努める。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2024年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
一者応札となった契約があることから、一者応札の原因分析を行った上で、その原因に応じた改善策を図り、契約の競争性・公平性・透明性の確保すべきである。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット採択課題数(新規+継続)[件]8721287355 100.16397
アウトプット採択課題数(新規+継続)[件]8721287355 100.16397
アウトカム・短期実績報告書数(当該年度に提出された報告書)[件]109641105830 96.52411
アウトカム・長期科研費による成果数(論文、産業財産権、図書)[件]222645194974 87.57169
アウトカム・短期国際共同研究の実績を含む実績報告書数(当該年度に提出された報告書)[件]1217312193 100.1643
アウトカム・長期国際共著論文数(当該年度に提出された報告書)[件]3335828806 86.3541

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
一者応札となった契約については、外部有識者を含む補助事業者の契約監視委員会で契約の妥当性について検証する体制を整えている。御指摘を踏まえ、引き続き公告期間の長期化や公告手段の多様化等の取組みを行いつつ、補助事業者における一者応札・応募改善に係る取組みを実施する。
FY2025 当初予算(参考)
237,879,065,000 円
FY2026 概算要求
249,129,370,000 円
うち要望額
11,250,305,000 円
主な増減理由
本事業における挑戦的な研究への支援の強化等に必要な要求額を盛り込んだ結果、令和8年度要求額は令和7年度当初予算額より増額する見込みである。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 4 / 4 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

D学術研究助成基金補助金
文部科学省科学技術・学術審議会から示された科学研究費助成事業の審査の基本的考え方に従い、日本学術振興会科学技術委員会等で審査方針等を決定し、ピアレビューを経て採択された研究課題について、助成金を交付。基金事業に要する費用に対する保有基金額の割合は100%である。なお、過年度造成基金からも支出するため、予算額と執行額は異なる。/※基金設置法人からの資金の流れは、基金シート参照。
166,295,757,000 円
A科学研究費補助金
文部科学省科学技術・学術審議会から示された科学研究費助成事業の審査の基本的考え方に従い、日本学術振興会科学研究費委員会で審査方針等を決定し、ピアレビューを経て採択された研究課題について、補助金を交付。
81,009,221,690 円
C科学研究費補助金(研究者等)
人文学・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたる研究の実施。
79,739,978,773 円
B科学研究補助金(企業等)
審査に必要な物品の購入、審査委員会関連経費、電算関連経費等、審査・評価等の業務に係る経費。
1,269,242,847 円