文部科学省 / 研究開発局 / 地震火山防災研究課

海底地震・津波・火山観測網の構築・運用

予算事業ID 1679 前年度事業 開始 2006年度 主要経費: 科学技術振興費 実施方法: 補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 98 億円 のうち 64.5 億円(65.9%)を執行。翌年度繰越 33.4 億円、不用相当額 4.1 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「年度内に改善を検討」。

FY2025 当初予算は 16.5 億円、FY2026 概算要求は 17.2 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 16.4 億円 → FY2025 当初 16.5 億円(+0.7%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

海底地震・津波観測網の構築・運用により、海域で発生する地震や津波を早期かつ精度よく検知し、緊急地震速報及び津波即時予測技術の精度向上、地震・津波の発生メカニズムの解明に貢献する。また、関係省庁・研究機関・地方公共団体・民間企業に観測データを提供し、より適切な地震・津波に関する情報提供や防災対応に貢献する。/また、活動火山対策特別措置法を踏まえ、火山に関する総合的な調査観測を推進する上での基盤的な観測体制としての火山観測網の整備・運用を行い、情報提供や防災対応に貢献する。

事業の概要

巨大地震発生のおそれがある南海トラフ沿いに整備した地震・津波観測監視システム(DONET)及び今後も東日本大震災から引き続き大きな余震・誘発地震発生のおそれがある日本海溝沿い(東北地方太平洋沖)に整備した日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の運用・管理を行うものである。併せて、南海トラフ地震の想定震源域のうち、まだ観測網を設置していない海域(高知県沖~日向灘)に、南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)を構築し、運用する。/また、活動火山対策特別措置法を踏まえ、火山に関する総合的な調査観測を推進する上での基盤的な観測体制としての火山観測網を整備・運用するとともに、火山観測データの収集システムの運用により観測データの収集・共有等を実施する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 53.7 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 16.4 億円 要求の 30.5%現額 98 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 64.5 億円 執行率 65.9%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 4.1 万円 現額の 0%翌年度繰越 33.4 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 93.5〜109.2%(2 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 年度内に改善を検討 FY2026 要求 17.2 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算16.4 億円
補正予算4.8 億円
前年度繰越76.8 億円
歳出予算現額98 億円

使い道

執行額64.5 億円
翌年度繰越33.4 億円
不用相当額4.1 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 1,073,047,000 円 8,336,975,000 円 5,473,582,000 円
2022 1,228,004,000 円 8,586,963,000 円 4,865,173,000 円
2023 1,212,727,000 円 11,618,157,000 円 3,940,751,000 円
2024 1,638,307,000 円 9,795,747,000 円 6,452,636,396 円
2025 1,649,254,000 円 8,792,324,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20211,073,047,000 円8,336,975,000 円5,473,582,000 円65.7%226,000 円2025年度シート
20223,176,424,000 円1,228,004,000 円8,586,963,000 円4,865,173,000 円56.7%要確認2025年度シート
20234,746,519,000 円1,212,727,000 円11,618,157,000 円3,940,751,000 円33.9%要確認2025年度シート
20245,368,227,000 円1,638,307,000 円9,795,747,000 円6,452,636,396 円65.9%40,604 円2025年度シート
20252,039,305,000 円1,649,254,000 円8,792,324,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「現状通り」

FY2024 当初 1,638,307,000 円 → FY2025 要求 2,039,305,000 円 → FY2025 当初 1,649,254,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 6,452,636,396 円(65.9%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2025 当初 1,649,254,000 円 → FY2026 要求 1,722,314,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
5,368,227,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
1,638,307,000 円
補正予算
480,000,000 円
前年度繰越
7,677,440,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
9,795,747,000 円
内訳(予算種別)
前年度から繰越し 7,677,440,000 円(1件)、当初予算 1,638,307,000 円(5件)、第1次補正予算 480,000,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
6,452,636,396 円
執行率
65.9%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
3,343,070,000 円
不用相当額
40,604 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
海底地震・津波観測網を安定的かつ継続的に運用することで、地震・津波の発生メカニズムの解明に加え、緊急地震速報や津波警報等の防災情報の発表に貢献している。令和6年に沖合システムの運用を開始した南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)の構築・運用や、活動火山対策特別措置法を踏まえ、火山に関する総合的な調査観測を推進する上での基盤的な火山観測網の整備・運用を行うことにより、更なる情報提供や防災対応への貢献が期待される。
改善の方向性
令和7年度から本格運用を開始するN-netを含め、引き続き海底地震・津波・火山観測網の整備、安定的・継続的な運用を行うことにより、更なる情報提供や防災対応に貢献する。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 成果目標および成果指標は設定されているが、事業目的の達成に向け一層の工夫・改善が必要である。成果目標値の妥当性について直ちに判断できないが、検証する必要がある。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
本事業は外部有識者の指摘を踏まえ、事業の成果を適切に測るため一層の工夫・改善が必要である。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット観測網の稼働率[%]9598.3 103.47368
アウトカム・短期観測データ提供機関数[機関]3129 93.54839
アウトカム・長期論文、学会発表、講演会、イベント、テレビ番組で取り上げられた回数(執筆数、発表数等)[回]240262 109.16667

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
年度内に改善を検討
事業目的の達成に向け、安定的なデータ提供がより効果的なものとなるよう工夫・改善に努めるとともに、成果目標値の妥当性について根拠の再確認・検証を行い、必要に応じて目標値の見直しを検討する。
FY2025 当初予算(参考)
1,649,254,000 円
FY2026 概算要求
1,722,314,000 円
うち要望額
73,072,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 7 / 7 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A国立研究開発法人防災科学技術研究所
地震・津波観測監視システム(DONET)及び日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の運用、南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)、陸域における火山観測網の構築等を行う。
4,952,347,000 円
ENECネッツエスアイ株式会社ほか
地震・津波観測監視システム(DONET)及び日本海溝海底地震津波観測網(S-net)並びに首都圏地震観測網(MeSO-net)の運用等を行うため、観測システムの各種設置運用機器の保守等を行う。また、南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)の構築・運用等を行うため、システムの更新や観測データの管理等を行う。
1,526,252,000 円
F国立研究開発法人海洋研究開発機構
高感度海底地震計および広帯域海底地震計による海域火山観測体制の構築を行う。
1,500,000,000 円
G株式会社勝島製作所ほか
高感度海底地震計および広帯域海底地震計による海域火山観測体制の構築を行う。
1,500,000,000 円
C日本電気株式会社ほか
南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)を構築するため、開発・製作・敷設・データ受信システムの整備等を行う。
1,412,379,000 円
B日本電気株式会社ほか
DONET観測点のデータ伝送の不具合を復旧させるため、不良部分の入れ替え、再接続を実施してデータ伝送を復旧する。
993,794,000 円
Dアディコ株式会社ほか
火山観測網を整備・運用するとともに、火山観測データの収集システムの開発・運用等を行う。
968,344,000 円