文部科学省 / 研究開発局 / 研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)

先進的核融合研究開発

予算事業ID 1686 前年度事業 開始 2013年度 主要経費: 科学技術振興費 実施方法: 補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 151 億円 のうち 44.3 億円(29.3%)を執行。翌年度繰越 107 億円、不用相当額 116 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 51.7 億円、FY2026 概算要求は 60.3 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「執行等改善」に対し、FY2024 当初は 43.2 億円 → FY2025 当初 51.7 億円(+19.8%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

エネルギー問題と環境問題を根本的に解決するものと期待されるフュージョンエネルギーについて、発電実証に必要な技術基盤の構築等を図るため、日欧の協力により幅広いアプローチ(Broader Approach : BA)活動を推進する。

事業の概要

日欧が協力して青森県及び茨城県に世界最先端の核融合研究開発拠点を形成し、ITER計画を補完・支援するとともに、先進的な材料研究、プラズマ物理実験、計算科学研究など、原型炉での発電実証に必要な先進的核融合研究開発を実施し、原型炉の実現に向けて世界をリードする。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 45.8 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 43.2 億円 要求の 94.2%現額 151 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 44.3 億円 執行率 29.3%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 116 万円 現額の 0%翌年度繰越 107 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 94.2〜95.2%(2 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 60.3 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算43.2 億円
補正予算105 億円
前年度繰越2.7 億円
歳出予算現額151 億円

使い道

執行額44.3 億円
翌年度繰越107 億円
不用相当額116 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 4,070,000,000 円 4,247,000,000 円 3,928,000,000 円
2022 3,725,000,000 円 4,043,000,000 円 3,801,000,000 円
2023 3,651,231,000 円 3,883,595,000 円 3,611,481,000 円
2024 4,315,983,000 円 15,114,098,000 円 4,433,490,000 円
2025 5,172,177,000 円 48,432,987,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

事業名の変遷: 2024年度〜「幅広いアプローチ(BA)活動の推進に必要な経費」 → 2025年度〜「先進的核融合研究開発」

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20214,070,000,000 円4,247,000,000 円3,928,000,000 円92.5%1,000,000 円2025年度シート
20223,726,000,000 円3,725,000,000 円4,043,000,000 円3,801,000,000 円94.0%9,636,000 円2025年度シート
20233,769,000,000 円3,651,231,000 円3,883,595,000 円3,611,481,000 円93.0%1,000 円2025年度シート
20244,583,983,000 円4,315,983,000 円15,114,098,000 円4,433,490,000 円29.3%1,156,000 円2025年度シート(改訂)
20255,768,452,000 円5,172,177,000 円48,432,987,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2024 当初 4,315,983,000 円 → FY2025 要求 5,768,452,000 円 → FY2025 当初 5,172,177,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 4,433,490,000 円(29.3%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 5,172,177,000 円 → FY2026 要求 6,030,819,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
4,583,983,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
4,315,983,000 円
補正予算
10,526,002,000 円
前年度繰越
272,113,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
15,114,098,000 円
内訳(予算種別)
—(1件)、第1次補正予算 10,526,002,000 円(1件)、当初予算 4,315,983,000 円(1件)、前年度から繰越し 272,113,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
4,433,490,000 円
執行率
29.3%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
10,679,452,000 円
不用相当額
1,156,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
我が国は、ITER 計画を補完・支援し、原型炉に必要な技術基盤を確立するための日欧協力による先進的研究開発である「幅広いアプローチ(BA)」活動を推進している。BA活動では、日欧共同で建設した、茨城県那珂市にあるトカマク型超伝導プラズマ実験装置「JT-60SA」が、2024年9月に世界で「最大のトカマク型装置」としてギネス世界記録に認定された。原型炉実現に向けた基盤整備としては、QST等の体制を強化し、他の国研等とも連携しつつ、アカデミアや民間企業を結集して技術開発を実施する体制やスタートアップ等への供用も可能とする実規模技術開発のための試験施設・設備群の整備を進めるほか、 大学間連携・国際連携による体系的な人材育成システムを構築するとともに、国民理解の醸成等の環境整備を一体的に推進するための取組を加速した。その他、スタートアップ等への供用も可能とする、実規模技術開発のために必要となる試験設備群の整備に係る経費として2024年度補正予算に100億円を計上した。また、フュージョンエネルギーの実現に向けて、原型炉実現に向けた基盤整備に加え、核融合科学研究所における大型ヘリカル装置(LHD)、レーザー方式(大阪大学レーザー科学研究所)などを活用した多様な学術研究や、ムーンショット型研究開発制度等を活用した独創的な新興技術の支援を推進している。また、補助金を交付するQSTにおいては、競争性、公平性及び透明性を確保するため、郵便による入札の導入、入札情報等のホームページ掲載による調達情報の配信等の取組を行っている。
改善の方向性
入札の競争性、公平性及び透明性の確保について、これまでもホームページを活用した入札情報の配信をはじめとする改善策を重ねてきたところであり、引き続き競争性、公平性及び透明性を確保しつつ着実に事業を実施する。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2024年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
この事業は、入札情報の配信など、契約の競争性、公正性、透明性の向上に資する取組を実施していることは評価できる。しかしながら、一者応札や随意契約があったことから、競争参加条件等のより一層の見直しを図るなど、契約の競争性、公平性、透明性を確保すべきである。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット先進的核融合研究開発費補助金の交付実績[千円]45880974433490 96.63026
アウトカム・短期量子エネルギー研究開発評価委員会の業務実績評価結果をもとに算出[点]9085.7 95.22222
アウトカム・長期量子エネルギー研究開発評価委員会の業務実績評価結果をもとに算出[点]9084.8 94.22222

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
更なる競争性の確保に向けて、競争参加者を増やすため、公募期間を十分に確保することや、公募情報の周知、仕様書における事業内容の明確化などの取組を量子科学技術研究開発機構において実施している。引き続き、契約の競争性、公平性、透明性の確保等に努め、より効率的に事業を推進してまいりたい。
FY2025 当初予算(参考)
5,172,177,000 円
FY2026 概算要求
6,030,819,000 円
うち要望額
1,034,263,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 3 / 3 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
我が国の存在基礎となるエネルギーの安定供給と地球環境問題の根本的な解決を目指した核融合システムの研究開発
4,351,994,000 円
C株式会社NATほか(全217機関)
JT-60SA本体設備の運転保守点検等
4,351,994,000 円
B大学共同利用機関法人自然科学研究機構核融合科学研究所
我が国の核融合研究開発の発展に寄与することを目的とした、大学等を対象とする先進的核融合研究開発への参画促進
81,496,000 円