文部科学省 / 研究開発局 / 地震火山防災研究課

地震防災研究戦略プロジェクト

予算事業ID 1692 前年度事業 開始 2011年度 終了予定 2030年度 主要経費: 科学技術振興費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 4.2 億円 のうち 4.1 億円(99.6%)を執行。不用相当額 169 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 4.6 億円、FY2026 概算要求は 5.7 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 4.1 億円 → FY2025 当初 4.6 億円(+12.0%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

国及び地方自治体による防災計画や、個人の防災意識の向上に貢献し、安全・安心な社会の構築を目指すため、以下の地震調査研究重点プロジェクトを実施する。/①防災対策に資する南海トラフ地震調査研究プロジェクト ※令和6年度で終了/②南海トラフ地震等巨大地震災害の被害最小化及び迅速な復旧・復興に資する地震防災研究プロジェクト ※令和7年度より開始/③情報科学を活用した地震調査研究プロジェクト(STAR-E) ※令和3年度より開始/④情報科学を活用した地震活動・地震動評価技術の高度化(STAR-E NEXT) ※令和8年度より開始予定

事業の概要

①南海トラフ沿いの「異常な現象」(半割れ地震・スロースリップ等)発生後の推移について科学的・定量的評価を目指す理学研究と、社会の萎縮回避や事前対策として住民・企業等の防災対策・対応のあり方等を研究する工学・社会科学研究を連携して推進する。//②南海トラフ地震等巨大地震災害に関して、「南海トラフ地震の評価手法高度化と他地域への展開」及び「広域連鎖災害への事前対策の加速」を柱に、自然科学と人文・社会科学の知を結集した地震防災研究を推進する。//③これまで蓄積されてきた莫大な地震計データ等をもとに、AI、ビッグデータといった情報科学分野の科学技術を活用した調査研究等を行い、従来の地震調査研究に新たな視点を展開することを目指す。//④これまでの地震調査研究により収集された高信頼度の地震関連データ群を、最先端の情報科学を活用した効率的かつ融合的な解析を行うことで、地震調査研究推進本部等の地震活動・地震動評価の高精度化・迅速化に貢献するとともに、学際的・国際的な視点を持つ若手研究者の支援等を通して、「情報科学×地震学」分野全体の更なる発展を目指す。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 5.7 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 4.1 億円 要求の 73.3%現額 4.2 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 4.1 億円 執行率 99.6%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 169 万円 現額の 0.4%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 87.6〜210.4%(3 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 5.7 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算4.1 億円
予備費等13.1 万円
歳出予算現額4.2 億円

使い道

執行額4.1 億円
不用相当額169 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 536,455,000 円 536,425,000 円 530,666,000 円
2022 565,754,000 円 565,754,000 円 561,908,000 円
2023 565,754,000 円 565,754,000 円 559,804,000 円
2024 414,961,000 円 415,092,368 円 413,403,353 円
2025 464,730,000 円 464,730,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021536,455,000 円536,425,000 円530,666,000 円98.9%5,759,000 円2025年度シート
2022774,726,000 円565,754,000 円565,754,000 円561,908,000 円99.3%3,846,000 円2025年度シート
2023565,754,000 円565,754,000 円565,754,000 円559,804,000 円98.9%5,950,000 円2025年度シート
2024565,754,000 円414,961,000 円415,092,368 円413,403,353 円99.6%1,689,015 円2025年度シート(改訂)
2025704,892,000 円464,730,000 円464,730,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 414,961,000 円 → FY2025 要求 704,892,000 円 → FY2025 当初 464,730,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 413,403,353 円(99.6%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 464,730,000 円 → FY2026 要求 570,412,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
565,754,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
414,961,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
131,368 円
歳出予算現額
415,092,368 円
内訳(予算種別)
当初予算 414,961,000 円(6件)、予備費等1 131,368 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
413,403,353 円
執行率
99.6%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
1,689,015 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
【防災対策に資する南海トラフ地震調査研究プロジェクト】・本事業は、アウトプット・アウトカムともに、目標値以上の成果を創出しており、南海トラフ地震の活動を把握・予測し、社会を守る仕組みを作り、地域に対して情報発信をするという目的の下、着実な事業運営を行ったと言える。・外部評価委員会において、プロジェクトの総括的・効率的な推進に関し評価及び助言を行っており、合理的な事業運営を行った。【情報科学を活用した地震調査研究プロジェクト】・事業は遅滞なく順調に進捗しており、アクティビティ③についても、短期・長期の測定指標は順調に推移している。・本プロジェクトは、複数年にわたる研究プロジェクトであり、初年度に公募を実施し、外部有識者による審査委員会での選定を受けて各課題が採択されており、次年度以降の契約にあたっては、毎年度の各課題の事業評価において一定の評価が得られた場合に、会計法第29条の3第4項に基づく随意契約を締結している。
改善の方向性
【防災対策に資する南海トラフ地震調査研究プロジェクト】・本事業における研究成果等を踏まえ、後継事業である「南海トラフ地震等巨大地震災害の被害最小化及び迅速な復旧・復興に資する地震防災研究プロジェクト」では、「南海トラフ地震の評価手法高度化と他地域への展開」及び「広域連鎖災害への事前対策の加速」を柱に、南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)のデータも活用した効果的・合理的な事業運営を行うことにより、自然科学と人文・社会科学の知を結集した地震防災研究を推進する。また、外部有識者等による助言や評価により適切な事業実施を促進する。【情報科学を活用した地震調査研究プロジェクト】・アクティビティ③について、目標年度に向け引き続き取り組む。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 成果目標および成果指標は設定されているが、事業目的の達成に向け一層の工夫・改善が必要である。成果目標値の妥当性について直ちに判断できないが、検証する必要がある。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
本事業は外部有識者の指摘を踏まえ、事業の成果を適切に測るため一層の工夫・改善が必要である。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット地域研究会等の開催回数[回]3641 113.88889
アウトプット対外発表数(学会発表、講演会、シンポジウム)[件]
アウトプット令和3年度以降の情報科学を活用した地震調査研究プロジェクトによる論文数、学会発表数(累計)[件]600775 129.16667
アウトプット情報科学を活用した地震活動・地震動評価技術の高度化プロジェクトによる論文発表数、学会発表数(累計)[件]
アウトカム・短期自治体や地域との協議・意見交換会の開催数[回]
アウトカム・短期情報科学を活用した地震調査研究プロジェクトに参加したことのある研究者等の人数(累計)[人]5556 101.81818
アウトカム・短期情報科学を活用した地震活動・地震動評価技術の高度化プロジェクトに参加したことのある研究者等の人数(累計)[人]
アウトカム・長期令和2年度以降の論文数、学会発表数(累積数)[回]154324 210.38961
アウトカム・長期研究成果を共有するプラットフォームのユーザー数[件]
アウトカム・長期研究フォーラム、研究者・学生向けイベント等の参加人数(累計)[人]900788 87.55556
アウトカム・長期広報活動への参加人数(累計)[人]

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
本事業において実施する3つのプロジェクトはそれぞれで開始年度等が異なり、進捗や成果の検証を通じて防災対策の強化を図っている。終了済みの事業は事後評価において目標達成と評価されており、進行中の事業は成果を踏まえて必要に応じて、より効果的なものとなるよう工夫・改善に努める。
FY2025 当初予算(参考)
464,730,000 円
FY2026 概算要求
570,412,000 円
うち要望額
188,028,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 12 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A海洋研究開発機構
南海トラフ地震発生帯の現実的なモデルと海陸統合地震・地殻変動データを最大活用した地震活動・プレート固着滑りモニタリングシステムの構築を目指す。
228,000,000 円
B国立研究開発法人防災科学技術研究所ほか
共同研究機関としての担当部分の共同研究の実施
161,845,000 円
C国立大学法人東京大学
深層学習と経験者の目による地震・微動検出手法の深化、および人工知能と自然知能による地震モデリング手法の共進化を目指した研究開発を行う。
45,200,000 円
G大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構統計数理研究所
連発大地震発生や群発地震の可能性を考慮した短期確率予測および即時把握をするため、地殻変動や地震動モニタリングを含む有益なモデルの開発・展開・実装を目指した研究開発を行う。
39,644,000 円
HEY新日本有限責任監査法人
地震データの利活用・整備に関する調査・検討等を実施し、プロジェクトをより効果的・効率的・経済的に実施するための方策や在り方の検討に資する調査分析を行う。
31,460,000 円
D国立研究開発法人産業技術総合研究所
強震動予測のための断層モデルの構築やテクトニクスの理解に資するため、地震波形データに基づいて地下断層を検出し、その形状を客観的に推定することを目指した研究開発を行う。
28,453,885 円
F国立研究開発法人防災科学技術研究所
地震データの不完全性を打破する形での要素技術の研究開発を行い、それらを組み合わせて、大地震直後の地震活動およびそれに伴う揺れの準リアルタイム時空間予測の実現を目指す。
24,023,903 円
E国立大学法人東北大学
プレート沈み込み帯の断層すべりの現状把握と短期推移予測を実現し、将来の巨大地震の発生に与える影響を評価する、断層すべりモニタリングシステムの構築を目指した研究開発を行う。
12,700,000 円
K国立大学法人山梨大学
共同研究機関としての担当部分の共同研究の実施
5,559,499 円
I国立大学法人大阪大学
共同研究機関としての担当部分の共同研究の実施
4,941,251 円