文部科学省 / 研究開発局 / 原子力課

国際原子力人材育成イニシアティブ

予算事業ID 1710 前年度事業 開始 2010年度 終了予定 2026年度 主要経費: エネルギー対策費、科学技術振興費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 2.5 億円 のうち 2.4 億円(98.0%)を執行。不用相当額 507 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「年度内に改善を検討」。

FY2025 当初予算は 2.4 億円、FY2026 概算要求は 2.6 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 2.5 億円 → FY2025 当初 2.4 億円(−3.0%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

本事業のうち令和2~8年度の7年間(令和2年度はフィージビリティスタディ期間)においては、原子力分野の人材育成のため、全国大で関係機関の教育基盤、施設・装置、技術等の資源を結集し、共通基盤的な教育機能を補い合うことで、拠点として一体的に人材を育成する体制を構築。複数の機関が中長期的な視点で我が国の原子力分野の人材育成機能の維持・強化を図る。

事業の概要

我が国の原子力研究開発・人材育成基盤の維持・強化のために、全国大で複数機関が連携したコンソーシアム(ANEC、令和3年度に形成)の下に設けた4分野の教育プログラムを推進する。具体的には、①機関の相互補完による体系的な専門教育カリキュラムの共用、②大型実験施設・原子力施設等における実験・実習の実施、③国際機関や海外大学との組織的連携による国際研鑽、④産業界との連携 を設け、原子力施設を保有する大学等の研究開発機関を対象に、その基盤を維持・発展しつつ、人材育成・研究開発活動の活性化を目的にした取組を重点的に補助する。このため、公募により採択した機関に対して、事業実施に必要な人件費や事業費を支援する。(補助率:定額)

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 9 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 2.5 億円 要求の 27.7%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 2.4 億円 執行率 98.0%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 507 万円 現額の 2%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 90.9〜171.3%(5 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 年度内に改善を検討 FY2026 要求 2.6 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算2.5 億円
歳出予算現額2.5 億円

使い道

執行額2.4 億円
不用相当額507 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 358,600,000 円 358,600,000 円 311,000,000 円
2022 623,205,000 円 623,205,000 円 491,600,000 円
2023 723,205,000 円 850,005,000 円 633,445,000 円
2024 248,933,000 円 248,933,000 円 243,866,000 円
2025 241,361,000 円 241,361,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021358,600,000 円358,600,000 円311,000,000 円86.7%47,600,000 円2025年度シート
2022649,000,000 円623,205,000 円623,205,000 円491,600,000 円78.9%4,805,000 円2025年度シート
2023773,000,000 円723,205,000 円850,005,000 円633,445,000 円74.5%216,560,000 円2025年度シート
2024900,000,000 円248,933,000 円248,933,000 円243,866,000 円98.0%5,067,000 円2025年度シート
2025271,361,000 円241,361,000 円241,361,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 248,933,000 円 → FY2025 要求 271,361,000 円 → FY2025 当初 241,361,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 243,866,000 円(98.0%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2025 当初 241,361,000 円 → FY2026 要求 261,361,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
900,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
248,933,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
248,933,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 248,933,000 円(2件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
243,866,000 円
執行率
98.0%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
5,067,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
(国費投入の必要性について)本事業はエネルギー基本計画を踏まえた事業であり、社会のニーズを的確に反映していると考える。第6次エネルギー基本計画においては、高いレベルの原子力人材を維持・強化する必要性が明記され、また、第7次エネルギー基本計画においては、原子力人材育成の拡充について明記された。これらのことから、国として責任をもって効果的・効率的・戦略的に原子力人材育成を行う必要があり、地方自治体、民間等に委ねることができない事業であり、政策体系の中で優先度の高い事業である。(事業の効率性、有効性について)エネルギー基本計画を踏まえて効果的・効率的・戦略的に原子力人材育成を行うことを目的に、国として実施する事業であり、負担関係(国側の負担)は妥当。原子力・放射線教育を実施している大学や原子力関連施設を有する民間企業等を主な対象とした事業であるため、実効性の高い事業である。一般公募の後、外部有識者で構成される審査評価会にて実施課題を審査・評価することにより、計画段階から単位当たりコスト等の水準の妥当性を確認しており、かつ額の確定を実施して費目・使途の把握等を行うことで、コスト削減や効率化に向けた工夫を行っている。(総評)令和6年度は、新規3事業及び継続7事業への補助支援を行った。従来同様、担当するPOによる進捗管理を実施することで、事業の効率性・有効性の確保を図っている。本事業では、実施機関が、「未来社会に向けた先進的原子力教育コンソーシアム(ANEC, Advanced Nuclear Education Consortium for the Future Society)」を構築し、個別の大学では十分にカバーしきれない人材育成機能を全国大でカリキュラムや実習等の供用や連携を進める運営体制を構築し、原子力の基礎基盤の維持・拡充に寄与しており、引き続き支援を行う。
改善の方向性
本事業を担う産学官が連携した人材育成コンソーシアム(ANEC)の活動は2026年度で終了する予定であるが、原子力の推進は、エネルギー安全保障(エネルギー安定供給、脱炭素)の観点から重要であり、原子力人材の育成はその実現に向け必要不可欠であることから、2027年度以降の事業の在り方も含め、人材育成機能の一層の強化策について、引き続き検討していく。
外部有識者点検
公開プロセス(最終実施 2025年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
この事業は、公開プロセスにおける外部有識者からのコメントを踏まえ、事業成果・課題等の検証を行って、事業の改善に向けた取り組みを行う必要がある。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット・採択課題件数・教材・カリキュラムのオンライン化・オープン化・社会人向けリカレント教育・高校生向けアピール・専門教育カリキュラムの実施[件]1010 100
アウトプット・採択課題件数・大型実験施設等を用いた実験・実習の共用[件]77 100
アウトプット・採択課題件数・ブートキャンプや留学による国際リーダー育成[件]22 100
アウトプット・採択課題件数・産業界との連携による原子力人材の育成[件]33 100
アウトカム・短期専門教育カリキュラムのうち、原子力業界への輩出を指標に設定できる取組の延べ参加者数[人]402624 155.22388
アウトカム・短期専門教育カリキュラムのうち、原子力を学ぶ学生のすそ野拡大・社会人リカレントを目的とした講義・セミナー・実習等の参加者数以下、その他指標・ANEC活動期間の効率的教材公開の実現。 2013-2020.9 収録数:101 公開数:58 2020.10-2025 収録数:191 公開数:147・大規模オンライン講座(MOOC) 10~70代の幅広い年齢層から4,432名登録。(令和3~6年度)・令和6年度高校生向けイベント(於:東工大)には約170名が参加。(うち1/3は女性、1/3は遠方参加者。)[人]13782361 171.33527
アウトカム・短期実験・実習延べ参加者数(定量的な成果実績を示せる指標)以下、その他指標・13の参加大学内で単位化が進展[人]333389 116.81682
アウトカム・短期研修の参加者実数以下、その他指標・一部事業では国際共同研究へ発展[人]1110 90.90909
アウトカム・短期研修の延べ参加者数[人]147203 138.09524
アウトカム・中期各活動に参加した学生の就職者・進学者のうち、原子力関連へ就職・進学をした学生の累積人数及び割合(R3~R6年度のうち、確認できるものを対象に集計)(参考)対象機関:R3~R6年度就職者総数:725名原子力業界就職者数:436名(60%)進学者総数:649名原子力関連進学者数:446名(69%)

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
年度内に改善を検討
目標値やアウトカム指標は、人数以外の指標を含めR8年度以降の見直しを検討する。就職後定着率、レベル別評価、原子力関連企業等を巻き込んだ即戦力の人材育成の仕組づくりは、令和9年度以降の次期事業の在り方を関係機関と議論し検討する。参加学生の意識変化(関心度・理解度)の捕捉は、令和7年度事業から各機関にて実施予定。
FY2025 当初予算(参考)
241,361,000 円
FY2026 概算要求
261,361,000 円
うち要望額
20,000,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 2 / 2 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A国立大学法人北海道大学ほか
原子力人材育成に係る事業の実施
219,770,450 円
B公益財団法人原子力安全研究協会
原子力人材育成事業に関する課題管理業務
24,095,214 円