文化庁 / 文化資源活用課

文化財の国際協力の推進

予算事業ID 1822 前年度事業 開始 1987年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 3.2 億円 のうち 3 億円(92.8%)を執行。不用相当額 2,309 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 3.1 億円、FY2026 概算要求は 3.1 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「執行等改善」に対し、FY2024 当初は 3.5 億円 → FY2025 当初 3.1 億円(−10.7%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

我が国がこれまで蓄積してきた文化遺産保存修復に係る高度な知識・技術・経験を活用し、海外の文化遺産保護の拠点となる機関との連携による保存修復事業を通じ、相手国の専門家の育成を図り、海外の文化遺産保護に対する国際協力を推進する。

事業の概要

①緊急的文化遺産保護国際貢献事業:自然災害や紛争等により被害を受けた海外の文化遺産で緊急に支援を必要とするものにつき、各国からの要請等に応じ、日本の専門家等の現地調査研究、保存修復事業のための派遣、海外の専門家や行政官等の保存修復研修のための招へい、それらの記録作成等を行う。/②文化遺産国際協力拠点交流事業:我が国にとって文化遺産保護の分野で関わりの深い地域や文化遺産を通じた協力が日本にとって重要である地域において、日本の文化遺産保護の専門家を活用した保存修復事業を通じ、相手国の専門家の人材養成を行う。/③文化遺産国際協力コンソーシアム事業:官民が連携し、効果的・効率的な文化遺産国際協力を推進するため、各国際機関間のネットワーク構築、情報の収集・提供、文化遺産国際協力に関する調査研究等を実施する「文化遺産国際協力コンソーシアム」の運営を行う。/④無形文化遺産保護パートナーシッププログラム:無形文化遺産保護の分野における国際協力を実施するため、無形文化遺産保護に係るネットワーク構築、海外の専門家や行政官等の招へい研修事業、アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する調査研究事業を行う。/ これらの他、アジア太平洋地域世界遺産等文化財保護協力推進事業、戦略的二国間文化遺産国際交流推進事業、アジア諸国文化財の保存修復等協力事業、ユネスコ無形文化遺産戦略的登録等推進事業を実施。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 3.5 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 3.2 億円 要求の 91.4%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 3 億円 執行率 92.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 2,309 万円 現額の 7.2%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 100〜125%(2 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 3.1 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算3.2 億円
歳出予算現額3.2 億円

使い道

執行額3 億円
不用相当額2,309 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 347,700,000 円 310,700,000 円 284,000,000 円
2022 351,000,000 円 351,000,000 円 281,000,000 円
2023 350,800,000 円 350,800,000 円 326,676,000 円
2024 320,739,000 円 320,739,000 円 297,646,000 円
2025 313,275,000 円 313,275,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021347,700,000 円310,700,000 円284,000,000 円91.4%26,700,000 円2025年度シート
2022347,700,000 円351,000,000 円351,000,000 円281,000,000 円80.1%70,000,000 円2025年度シート
2023351,000,000 円350,800,000 円350,800,000 円326,676,000 円93.1%24,124,000 円2025年度シート
2024350,800,000 円320,739,000 円320,739,000 円297,646,000 円92.8%23,093,000 円2025年度シート(改訂)
2025339,727,000 円313,275,000 円313,275,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2024 当初 350,800,000 円 → FY2025 要求 339,727,000 円 → FY2025 当初 313,275,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 297,646,000 円(92.8%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 313,275,000 円 → FY2026 要求 313,275,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(2)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
350,800,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
320,739,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
320,739,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 320,739,000 円(6件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
297,646,000 円
執行率
92.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
23,093,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
本事業は、対象国の文化遺産保護に係る専門家の人材育成等による国際協力を通じて、国際貢献を図るとともに、我が国の国際的地位の向上に資することを目的とするものであり、十分な成果をあげている。 対象国での現地研修を開催したことに加え、オンライン研修による座学、現地研修による実習を組み合わせて実施するハイブリッド研修を実施する等、より効果的かつ効率的な予算執行に努めた。 なお、その使途及び支出の把握については、成果報告書に加えて会計書類の写しなどを提出させて確認し、適正な執行管理を図るとともに、経費削減に努め、費用の効率化を図るように努めている。
改善の方向性
引き続き、契約の競争性・透明性を確保し、執行の更なる効率化に努めるとともに、緊急性の高い国・地域の文化遺産への効率的な国際協力が実施できるよう関係省庁との連携をはかる。また、企画競争を実施する際は、引き続き十分な公告期間、事業準備期間が設けられるよう留意する。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 事業目的は明確であり、施策目標の達成手段として適切なものとなっている。成果指標等は、事業目的の達成に向けた成果を測ることができる適切な指標等が設定されている。また、成果目標値の設定についても妥当なものと考えられる。引き続き、着実な事業運営を行うことが望まれる。(西野委員)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
この事業は、一者応札・企画競争の契約があることから、仕様書や競争参加条件等の見直しを図るなど検討を行い、引き続き契約の競争性、公平性、透明性の確保に務めること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット文化遺産の国際協力において実施した事業件数[件]1313 100
アウトカム・長期アンケート調査で研修が役立ったと回答した割合(平成28年より目標値を95%に変更)[%]9595 100
アウトカム・長期ワークショップ等への相手国要人の出席割合(要人出席のワークショップ等の回数/ワークショップ等の開催回数)[%]80100 125

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
所見を踏まえ、事業を効率的かつ効果的に実施するとともに、適切な予算執行に努める。
FY2025 当初予算(参考)
313,275,000 円
FY2026 概算要求
313,275,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 8 / 8 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A独立行政法人国立文化財機構ほか
文化遺産国際協力拠点交流事業:ウズベキスタン、トルコ、ジョージア等の専門家を対象にした、文化遺産保護等に関する人材育成を実施。
76,050,000 円
G文化財保存修復研究国際センター
我が国が加盟している国際機関に対する分担金。
47,232,000 円
E公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター
アジア太平洋地域世界遺産等文化財保護協力推進事業を実施。
46,935,000 円
B独立行政法人国立文化財機構
文化遺産国際協力コンソーシアム事業:文化遺産国際協力コンソーシアムの運営を実施
43,994,000 円
C独立行政法人国立文化財機構
無形文化遺産保護パートナーシッププログラム:無形文化遺産保護条約の締結国として、海外の無形文化遺産保護のための国際協力を実施。
43,367,000 円
F文化財保存修復研究国際センター
我が国が加盟している国際機関に対する拠出金。
10,000,000 円
H株式会社プレック研究所
無形文化遺産保護条約に係る国際動向調査事業:無形文化遺産保護条約に係る政府間委員会の審議及び関連する会議等の分析等を行う。
9,350,000 円
D独立行政法人国立文化財機構
緊急的文化遺産保護国際貢献事業:緊急度の高い海外の文化遺産の保存・修復等に関する国際協力として、専門家等による調査研究、情報収集及び情報分析、保存・修復のための研修を実施。
6,473,000 円