厚生労働省 / 医政局 / 医療情報担当参事官室

医療情報セキュリティ等対策経費

予算事業ID 2059 前年度事業 開始 2010年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 50 億円 のうち 23 億円(46.0%)を執行。翌年度繰越 13 億円、不用相当額 14 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「縮減」。

FY2025 当初予算は 12 億円、FY2026 概算要求は 4 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 1 億円 → FY2025 当初 12 億円(+1097.1%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

地域の医療機関に対し、情報化に関する助言・指導・計画の策定と実施を行うための人材育成の実施等を通じて、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の強化を図る。

事業の概要

以下の事業を通じて、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の強化を図る。/①医療分野におけるサイバーセキュリティ対策調査事業 医療機関のセキュリティ対策は、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に基づき、各医療機関が自主的に取組を進めてきているところである。昨今、国内の医療機関を標的としたランサムウェアによるサイバー攻撃被害が増加(ランサムウエアにより、長期にわたり診療が停止した複数の事例が発生)したことから、医療機関のサイバーセキュリティ対策の徹底を図る。/②医療機関におけるサイバーセキュリティ確保事業/医療機関におけるサイバーセキュリティの更なる確保のため、外部ネットワークとの接続の安全性の検証・検査や、オフライン・バックアップ体制の整備等を実施する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 4.6 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 1 億円 要求の 21.8%現額 50 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 23 億円 執行率 46.0%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 14 億円 現額の 27.9%翌年度繰越 13 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果指標 4 件(達成率なし)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 縮減 FY2026 要求 4 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算1 億円
補正予算13 億円
前年度繰越36 億円
歳出予算現額50 億円

使い道

執行額23 億円
翌年度繰越13 億円
不用相当額14 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 71,972,000 円 71,972,000 円 51,363,872 円
2022 51,237,000 円 51,237,000 円 40,135,612 円
2023 101,880,000 円 3,698,880,000 円 96,169,000 円
2024 100,460,000 円 5,001,070,000 円 2,299,707,281 円
2025 1,202,619,000 円 3,981,029,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202171,972,000 円71,972,000 円51,363,872 円71.4%20,608,128 円2025年度シート
202271,972,000 円51,237,000 円51,237,000 円40,135,612 円78.3%11,101,388 円2025年度シート
2023101,880,000 円101,880,000 円3,698,880,000 円96,169,000 円2.6%5,711,000 円2025年度シート
2024460,240,000 円100,460,000 円5,001,070,000 円2,299,707,281 円46.0%1,397,752,719 円2025年度シート
2025461,814,000 円1,202,619,000 円3,981,029,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 100,460,000 円 → FY2025 要求 461,814,000 円 → FY2025 当初 1,202,619,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 2,299,707,281 円(46.0%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「縮減」 反映額 800,000,000 円

FY2025 当初 1,202,619,000 円 → FY2026 要求 402,619,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
460,240,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
100,460,000 円
補正予算
1,303,610,000 円
前年度繰越
3,597,000,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
5,001,070,000 円
内訳(予算種別)
第1次補正予算 1,303,610,000 円(1件)、当初予算 100,460,000 円(2件)、前年度から繰越し 3,597,000,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
2,299,707,281 円
執行率
46.0%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
1,303,610,000 円
不用相当額
1,397,752,719 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
医療分野におけるサイバーセキュリティ対策調査事業については、同事業の研修において想定を上回る受講者を得られた。医療機関におけるサイバーセキュリティ確保事業については、想定を上回る数の募集があり、選定して事業を開始したが、参加施設が事業中に辞退したことにより目標値を下回った。辞退理由として、事業内容が想像と違った、対応人員の不足などが挙げられた。
改善の方向性
医療分野におけるサイバーセキュリティ対策調査事業については、医療機関へのサイバー攻撃の実態を鑑み、研修を通じた平時における対策の徹底や有事の際の専門家派遣等、引き続き必要な予算執行に努めてまいりたい。医療機関におけるサイバーセキュリティ確保事業については、事業の説明会動画を参加募集前から提供し、事業内容の理解促進と準備の負担軽減に取り組んでいく。
外部有識者点検
公開プロセス(最終実施 2025年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
地域の医療機関に対し、情報化に関する助言・指導・計画の策定と実施を行うための人材育成を実施等を通じて、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の強化を図るための事業であり、引き続き、適正な執行に努めること。また、公開プロセスを踏まえて、より効果的な事業を行うため、事業内容の見直しを行うこと。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット研修受講者数[人]90059554 106.09661
アウトプット外部ネットワークとの接続の安全性の検証・検査を実施する医療機関数[件]20001363 68.15
アウトプット研修参加医療機関数[件]
アウトプット研修受講後にBCP策定を実施した施設数[件]
アウトカム・短期サイバー攻撃に備えたBCPの策定率[%]
アウトカム・短期オフラインバックアップ導入率[%]
アウトカム・短期システム・セキュリティ管理者向け研修受講者数[人]
アウトカム・中期外部接続点把握割合、オフラインバックアップ整備割合[%]
アウトカム・長期医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の充実

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
縮減
令和6、7年度においては、全国の電子カルテ導入病院に対し、外部ネットワークとの接続の安全性の検証・調査を実施したところ、令和8年度においては、対象医療機関を地域医療に大きな影響を及ぼす病院等に重点化し、サイバー攻撃に対する安全性をより一層強化するための支援を行う。 サイバー攻撃の現状をしっかりと把握することは、適切な対策を検討するために重要である。当室の所管する「医療情報の安全管理に関するガイドライン」においてインシデント発生時の厚生労働省への報告を求めている。インシデント発生時の報告について引き続き周知を図る。 各種の研修においては本年度より職種別受講者数を測定し集計する。特にシステム・セキュリティ管理者向け研修について把握する。ターゲット毎の受講者数は前年対比増加を目標と設定する。 研修の効果を広く浸透するように、研修内でのe-learningの院内周知の促進、研修ポータルサイトにて院内研修利用を促す予定である。 研修受講者の病院を特定可能としている。病院単位で広く受講されることが望ましく、病院数も目標指標として設定する。 最新のインシデント報告、一般社団法人ソフトウェア協会による初動対応先実態も踏まえた研修を実施している。仕様書においても、コンテンツの危殆化を防ぐため、過年度資料の更新を求めている。 研修の効果を測定するため、研修受講時のアンケートによってBCP策定施設を特定し、令和8年の病院における医療情報システムのサイバーセキュリティ対策に係る調査(G-MIS調査)や、研修半年後アンケートによって、研修受講者の所属する病院のうち新たにBCPを策定した施設数を指標とする。 外部ネットワークとの接続の管理状況やオフライン・バックアップ体制の整備の状況については、G-MIS調査を通じて既に把握しているところである。令和7年度の事業の対象となった病院を特定し、外部接続点把握割合、オフラインバックアップ整備割合を測定する。 令和8年度事業において参加施設を選定する場合は、例えば、地域医療支援病院を優先的に指定する等、地域医療に大きな影響を及ぼす病院に対しての選定方法を検討する。 安全性の検証・検査の事前準備については、その負担軽減のため簡易版と事務局による支援策を検討し本年度より開始した。令和8年度の事業においても施設の負担が軽減できる支援内容を検討する。 外部ネットワークとの接続の安全性検証・検査による調査結果を踏まえ、ネットワーク全体像の適切な把握方法を、研修内容に取り入れて促す予定である。 令和7年度の実施事業内で、セキュリティ対策の好事例を収集し、本事業のWEBページ等で公表をする予定である。 本事業について執行率が低い原因として令和7年度事業内で病院側の事務負担の大きさや周知不足が原因であると分析した。令和8年度概算要求は予算執行率を勘案した予算規模・内容とし、周知方法や病院側の事務負担軽減方法について検討する。
反映額(一般会計)
800,000,000 円
FY2025 当初予算(参考)
1,202,619,000 円
FY2026 概算要求
402,619,000 円
主な増減理由
既存事業の見直しと、対象を外部接続点が多数存在する病院に限定することによる減

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 9 / 9 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

B東日本電信電話株式会社
医療機関におけるサイバーセキュリティの更なる確保のため、外部ネットワークとの接続の安全性の検証・検査や、オフライン・バックアップ体制の整備等を実施する。
2,211,539,000 円
Fユニアデックス株式会社
現地作業支援・/病院向け調査レポート作成支援
302,612,000 円
A一般社団法人ソフトウェア協会
医療機関のサイバーセキュリティ対策の徹底を図るべく、医療情報セキュリティ研修の実施及び医療機関においてサイバーセキュリティインシデントが発生した際の初動対応支援を実施する。
88,168,281 円
E株式会社NTT Risk Manager
病院向け調査レポート//報告書作成支援
50,320,000 円
IBC Signpost株式会社ほか
サイバーセキュリティ対策にかかる医療機関等向け研修の実施とアンケート等を用いた調査
34,314,700 円
C株式会社エヌ・テ ィ・ティ エムイー
オフラインバックアップ/の現地作業(東エリア※)
14,217,826 円
Dエヌ・ティ・ティ・データ・カスタマサービス株式会社
オフラインバックアップ/の現地作業(西エリア)
12,825,560 円
H一般社団法人医療サイバーセキュリティ協議会
報告書監修/助言
1,200,000 円
G株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
報告書監修/助言
1,000,000 円