厚生労働省 / 労働基準局 / 賃金課

労働条件の確保・改善に必要な経費

予算事業ID 2397 前年度事業 開始 2009年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 10.1 億円 のうち 8.4 億円(82.8%)を執行。不用相当額 1.7 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「年度内に改善を検討」。

FY2025 当初予算は 9.9 億円、FY2026 概算要求は 10.1 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「年度内に改善を検討」に対し、FY2024 当初は 10.1 億円 → FY2025 当初 9.9 億円(−1.5%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

労働契約法・最低賃金法等の労働関係法令の周知・啓発、賃金や労働時間等の法定労働条件の履行確保のための事業場に対する監督指導等を行うことにより、労働条件の確保・改善を図る。

事業の概要

①最低賃金制度推進費(最低賃金制度及び改定された最低賃金額に係る周知啓発活動等)、/②最低賃金調査等経費(中小零細企業又は事業所の賃金実態等の把握のための最低賃金に関する実態調査(一般調査))、/③多様な正社員制度の導入を検討している企業への支援の実施、/④労働基準監督官が行う臨検監督等の業務や、労働基準行政の円滑・適正な運営と斉一性を確保するための監察事務等に要する経費等/⑤資金移動業者の口座への賃金支払制度の適切な運用に必要な経費

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 10.2 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 10.1 億円 要求の 99.3%現額 10.1 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 8.4 億円 執行率 82.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 1.7 億円 現額の 17.2%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 39〜113.6%(8 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 年度内に改善を検討 FY2026 要求 10.1 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算10.1 億円
補正予算-1.4 万円
歳出予算現額10.1 億円

使い道

執行額8.4 億円
不用相当額1.7 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 970,008,000 円 1,124,593,000 円 923,660,439 円
2022 973,867,000 円 966,904,000 円 785,528,795 円
2023 965,215,000 円 965,215,000 円 799,446,433 円
2024 1,010,076,000 円 1,010,062,000 円 835,952,214 円
2025 994,809,000 円 989,629,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021970,008,000 円1,124,593,000 円923,660,439 円82.1%200,932,561 円2025年度シート
2022984,147,000 円973,867,000 円966,904,000 円785,528,795 円81.2%181,375,205 円2025年度シート
2023977,660,000 円965,215,000 円965,215,000 円799,446,433 円82.8%165,768,567 円2025年度シート
20241,017,155,000 円1,010,076,000 円1,010,062,000 円835,952,214 円82.8%174,109,786 円2025年度シート
20251,014,280,000 円994,809,000 円989,629,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2024 当初 1,010,076,000 円 → FY2025 要求 1,014,280,000 円 → FY2025 当初 994,809,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 835,952,214 円(82.8%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2025 当初 994,809,000 円 → FY2026 要求 1,008,646,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
1,017,155,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
1,010,076,000 円
補正予算
-14,000 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
1,010,062,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 1,010,076,000 円(14件)、第1次補正予算 -14,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
835,952,214 円
執行率
82.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
174,109,786 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
・最低賃金制度関係は、アクティビティ101(ウェブサイト周知)は短期アウトカム(サイト利用者の満足度)が目標値をやや下回ったが令和4年度から目標値を上げているところ目標達成率としては98.2%であり、令和6年度から設定した長期アウトカムは目標達成した。アクティビティ102(広報誌での周知)についても短期(掲載割合)・長期(最賃制度の認知率)は目標を上回ることができている。・無期転換関係について、アウトプット目標についてはターゲットへの効果的な広告配信を行った結果、達成率は232.5%であり目標を達成した。また、短期アウトカムである企業における無期転換ルールの認知度についても、適切な広告先の設定等を行った結果、達成率は113.6%であり目標を達成した。本事業の内容等に大きな変化はなく、適切に事業を運営していることから、アクティビティ等の設定に問題は認められない。・令和6年に閣議決定された規制改革実施計画(令和6年6月21日閣議決定)においては、賃金のデジタル払い制度に関し、EBPMに基づき制度を検証するため、非制度利用者を含むモニタリングを毎年実施する旨が記載されており、労働者及び使用者における制度導入に係る課題や潜在的な制度利用意向を含めた国民のニーズ等を広く把握することが必要である。当該ニーズ等の把握のための調査は、職員による机上の調査では実施が困難であることから、「国費投入の必要性」は十分に確保されている。「事業の有効性」については、調査の実施状況について委託先事業者に対して随時確認を行い、特に労働者及び企業に回答を求める設問内容については、当省での今後の施策検討に資するものになっているか等、受託者との調整を綿密に行って調査の質の向上等に取り組むことで十分に確保されている。また、調査の成果物は周知方法等に係る検討を行うための資料として活用されている。
改善の方向性
・最低賃金制度関係は、令和6年度の地域別最低賃金額が過去最高の引き上げ額となり、政府としても一層の引き上げを目標としていることから、最低賃金額・最低賃金制度への注目度がより高まることに伴い、ウェブサイト等の利用者の様々なニーズに応じたわかりやすいコンテンツの提供ができるよう改善して参る。・無期転換関係については、施行(平成25年4月1日)から10年以上経過しているが、令和4年3月30日に公表された「多様化する労働契約のルールに関する検討会」の報告書において、無期転換ルールの認知度に課題があるため労使双方に更なる周知が必要とされている。現在の認知度を踏まえると、無期転換ルールの周知徹底の必要性は依然高く、また、令和6年4月から施行された無期転換ルールに係る労働条件明示に関する法令改正等を引き続き周知する必要があることから、適切な広告先の設定を行い、また、ポータルサイトの掲載内容についてサイト訪問者の無期転換ルールについての理解促進に資するものに改善することにより、更なる認知度の向上に努めてまいりたい。・賃金のデジタル払い制度に関する調査の実施状況について、ニーズ調査等に係る委託先事業者とのやりとりを綿密に行い、調査の質の向上等に取り組むこと等により効果的・効率的な予算執行に努める。また、ニーズ調査等の結果を活用し、制度の効果的な周知や課題の把握等につなげ、更なる認知度の向上を含めた制度の適切な運営に努めてまいりたい。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2021年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
一者応札となっている要因、活動実績が当初見込みを下回った要因及び成果実績が成果目標を下回った要因を分析し、事業内容の改善を図ること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット最低賃金特設サイトへのアクセス(セッション)数[件]1200000955370 79.61417
アウトプット地方公共団体のホームページや広報誌への最低賃金制度の掲載依頼件数(令和6年度から)[件]17881786 99.88814
アウトプットインターネット広告から無期転換ポータルサイトへの年間アクセス数[件]300000697627 232.54233
アウトプット委託調査の実施件数[件]11 100
アウトカム・短期最低賃金特設サイトの利用者において、目的を「(全て+一部)達成できた」と回答した割合[%]9088.4 98.22222
アウトカム・短期地方公共団体のホームページや広報誌への最低賃金制度の掲載割合(掲載確認件数/ホームページ開設または広報誌の発行数)[%]9297.7 106.19565
アウトカム・短期企業における無期転換ルールの認知度(公布から施行日前までの令和5年度)[%]5056.8 113.6
アウトカム・短期デジタル払い制度の周知等の施策検討において活用された調査の割合(=活用された調査の件数/調査の実施件数)[%]100100 100
アウトカム・長期最低賃金の履行確保を主眼とした監督指導を行った事業場において、「適用される最低賃金額を知っている。」と回答した割合[%]9091.2 101.33333
アウトカム・長期労働者における無期転換ルールの認知度(令和5年度から設定)[%]5031.9 63.8
アウトカム・長期賃金のデジタル払いについて、「具体的に知っている」と回答した使用者の割合[%]5019.5 39
アウトカム・長期賃金のデジタル払いについて、「制度名も知っており、制度内容も理解している」と回答した労働者の割合[%]5027.4 54.8

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
年度内に改善を検討
・一者応札となっている要因として、事業の実施内容が多い中、事業者での事業内容の確認や応札の検討を行う期間がやや短かったことが考えられる。次年度以降については、公告期間の延長や事業者が事業の実施内容を正確に把握出来るよう仕様書の記載を分かりやすいものとする等、事業者が応札に向けた検討がきちんと行えるような取組をおこない、一者応札の解消に努めることとしたい。・最低賃金制度関係について、サイト利用者の満足度が目標値をやや下回った要因は、満足度アンケートを踏まえサイト掲載コンテンツのわかりやすさにあると判明した。サイトの初見利用者向けにはコンテンツをよりわかりやすく、また複数回利用者向けには過去サイトを閲覧した時点から新しく掲載されたコンテンツがわかるようにするなどサイト利用者のニーズに即したわかりやすいコンテンツ掲載をすることで、利用者満足度の改善を図る。・無期転換関係について、労働者における無期転換ルールの認知度が目標未達成となった要因として、ポータルサイトへ誘導するための広告が無期転換ルールを認知していない者へ確実に配信できなかったこと等が考えられるため、目標達成のために、インターネット広告等による適切な広告配信先の設定を行うとともに、インターネット広告以外の方法による周知広報を検討する等して労働者の認知度向上に努めてまいりたい。・賃金のデジタル払い制度関係について、労働者及び使用者における賃金のデジタル払いの認知度が目標未達となった要因としては、本制度の施行(令和5年4月)後、賃金のデジタル払いが可能な資金移動業者を最初に指定したのが令和6年8月となり、利用開始までに一定の期間を要したことから、認知度が労使いずれも低いものとなったと考えられる。今年度実施する賃金のデジタル払いに関するニーズ調査においては、制度利用開始後の状況も踏まえながら、課題をより的確に把握できるよう調査内容を一部見直すなど調査の質向上を図った上で、特に制度の利用意向割合が高い若年層も含めて制度の正しい理解促進に資するよう、ホームページ等で分かりやすい周知方法を検討するなど適切な運営に努めてまいりたい。
FY2025 当初予算(参考)
994,809,000 円
FY2026 概算要求
1,008,646,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 13 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

M都道府県労働局
相談員への謝金の支払い、地方最低賃金審議会に係る事務の実施等
614,717,000 円
D株式会社サーベイリサーチセンター
令和6年最低賃金に関する基礎調査の実施
39,927,000 円
KPwCコンサルティング合同会社
民間企業の職務給等に関する調査研究事業
27,280,000 円
G株式会社讀賣連合広告社
無期転換ルール等の周知広報一式
23,810,000 円
Lランゲート株式会社
配偶者手当の見直し、職務給の導入を始めとする民間企業の賃金制度見直し促進のための広報事業
18,728,000 円
B株式会社讀賣連合広告社
令和6年度最低賃金額等に係る周知広報一式(ポスター掲示、CM制作及び放送等による周知広報)
14,069,000 円
C株式会社エイジェック
令和6年賃金改定状況調査の実施
11,550,000 円
H株式会社讀賣連合広告社
労働基準監督官採用試験の広報の実施
9,404,000 円
A株式会社日本廣告社
令和6年度最低賃金額等に係る周知広報一式(インターネットウェブサイトによる周知広報)
8,539,000 円
I株式会社サーベイリサーチセンター
令和6年度賃金のデジタル払いに関するニーズ調査事業
8,360,000 円