厚生労働省 / 労働基準局 / 労働条件政策課

労働時間等の設定改善の促進等を通じた仕事と生活の調和対策推進事業

予算事業ID 2505 前年度事業 開始 2006年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 96.3 億円 のうち 80.7 億円(83.8%)を執行。不用相当額 15.6 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 102 億円、FY2026 概算要求は 111 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「縮減」に対し、FY2024 当初は 81.5 億円 → FY2025 当初 102 億円(+24.9%)。判定は「反映要確認」。「縮減」だったのに翌年度の当初予算が増えています。事業の再編・移管などの可能性もあります。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

労働時間等設定改善法に基づき、企業等に対する支援事業を実施し、企業等における労使の自主的取組を推進することにより、長時間労働の抑制、勤務間インターバル制度の導入促進、年次有給休暇の取得促進、特に配慮を必要とする労働者に対する休暇の普及等、労働時間等の設定の改善の促進を図る。

事業の概要

長時間労働の抑制や年次有給休暇の取得促進など労働時間等の設定の改善を図るため、以下の取組を行う。/①長時間労働の抑制と年次有給休暇の取得促進に向けた労使の自主的取組への技術的支援として、働き方・休み方改善コンサルタントの設置や、働き方・休み方改善指標や企業の好事例を提供する「働き方・休み方改善ポータルサイト」の運営やシンポジウムを開催するとともに、時季を捉えた年次有給休暇取得促進、特に配慮を必要とする労働者に対する休暇制度の普及促進、勤務間インターバル制度の普及促進に向けた取組を行う。/②各コースに定められた労働時間等の設定改善のための目標達成に必要な取組を行った中小企業事業主等への助成(※)を行う。/ (※)働き方改革推進支援助成金の各コースの概要は以下の通り。/ ・業種別課題対応コース=令和6年4月から時間外労働の上限規制が適用されている業種等における時間外労働の削減、週休2日制の推進、勤務間インターバル制度の導入や医師の働き方改革推進に向けた環境整備に取り組む中小企業事業主に助成/ ・労働時間短縮・年休促進支援コース=労働時間の短縮や、年次有給休暇の取得促進に向けた環境整備に取り組む中小企業事業主に助成/ ・勤務間インターバル導入コース=勤務間インターバルを導入する中小企業事業主に助成/ ・団体推進コース=傘下企業の生産性の向上に向けた取組を行う事業主団体に助成/【EBPMアクションプラン関連事業】

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 81.5 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 81.5 億円 要求の 100%現額 96.3 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 80.7 億円 執行率 83.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 15.6 億円 現額の 16.2%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 101.6〜124.5%(10 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 111 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算81.5 億円
前年度繰越985 万円
予備費等14.8 億円
歳出予算現額96.3 億円

使い道

執行額80.7 億円
不用相当額15.6 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 7,763,654,000 円 8,190,045,000 円 7,008,306,417 円
2022 7,696,907,000 円 10,497,022,000 円 6,546,381,091 円
2023 7,799,307,000 円 10,993,578,972 円 6,281,774,032 円
2024 8,148,446,000 円 9,633,802,000 円 8,073,166,283 円
2025 10,180,316,000 円 10,180,316,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20217,763,654,000 円8,190,045,000 円7,008,306,417 円85.6%1,181,738,583 円2025年度シート
20227,712,221,000 円7,696,907,000 円10,497,022,000 円6,546,381,091 円62.4%756,368,937 円2025年度シート
20237,799,307,000 円7,799,307,000 円10,993,578,972 円6,281,774,032 円57.1%4,701,955,940 円2025年度シート
20248,148,446,000 円8,148,446,000 円9,633,802,000 円8,073,166,283 円83.8%1,560,635,717 円2025年度シート(改訂)
20257,976,317,000 円10,180,316,000 円10,180,316,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「縮減」

FY2024 当初 8,148,446,000 円 → FY2025 要求 7,976,317,000 円 → FY2025 当初 10,180,316,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 8,073,166,283 円(83.8%) 判定: 反映要確認

「縮減」だったのに翌年度の当初予算が増えています。事業の再編・移管などの可能性もあります。

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 10,180,316,000 円 → FY2026 要求 11,117,855,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
8,148,446,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
8,148,446,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
9,849,000 円
予備費等
1,475,507,000 円
歳出予算現額
9,633,802,000 円
内訳(予算種別)
前年度から繰越し 9,849,000 円(1件)、当初予算 8,148,446,000 円(6件)、予備費等2 32,597,000 円(1件)、予備費等1 1,442,910,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
8,073,166,283 円
執行率
83.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
1,560,635,717 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
働き方改革推進支援助成金全体としては、当初見込みを超える交付申請が行われるなど、適正に事業が実施されたものと考えられるが、コース別にアウトプット目標の達成状況をみると、一部のコースでアウトプット目標が未達成となり、今後の事業実施に当たっては、アウトプット目標の達成に向けて改善策を講じることが必要である。働き方・休み方改革の推進について、企業事例の紹介や施策の周知等が重要となることから、達成確認のためのアウトプット・アウトカム目標を適切に設定できているが、仕事と生活の調和がとれた働き方普及のためのシンポジウムの開催に当たっては、長時間労働の抑制と年次有給休暇の取得促進に向けた労使の自主的取組を一層支援するため、学識者や企業労務担当者等にご議論をいただいた内容・広報方法等により開催した。
改善の方向性
実績が低調となっているコースの実績が改善されるよう、働き方改革推進支援助成金における成果目標やアウトプット目標の設定等について見直しを行うことを検討する。併せて、働き方改革推進支援センターの活用等により、引き続き、各種支援策の周知徹底を図っていくこととする。また、引き続き、シンポジウム開催後にアーカイブ配信を行い、働き方・休み方改革の推進につなげていくこととする。
外部有識者点検
公開プロセス(最終実施 2025年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
一者応札となっている要因及び活動実績が当初見込みを下回った要因を分析し、事業内容の改善を図ること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)の支給決定件数[件]5223027 579.88506
アウトプット働き方改革推進支援助成金(業種別課題対応コース)の支給決定件数[件]2754718 26.07117
アウトプット働き方改革推進支援助成金(団体推進コース)の支給決定件数[件]141367 260.28369
アウトプット働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース)の支給決定件数[件]923171 18.52654
アウトプット仕事と生活の調和がとれた働き方普及のためのシンポジウムに参加した人数[人]600355 59.16667
アウトカム・短期働き方改革推進支援助成金の支給対象事業主に対してアンケート調査を実施し、当該助成金制度を利用することによって、労働時間等の設定の改善等に「大変役に立った」「やや役に立った」との回答をした割合[%]9099.7 110.77778
アウトカム・短期働き方改革推進支援助成金の支給対象事業主に対してアンケート調査を実施し、当該助成金制度を利用することによって、労働時間等の設定の改善等に「大変役に立った」「やや役に立った」との回答をした割合[%]9099.5 110.55556
アウトカム・短期働き方改革推進支援助成金の支給対象の事業主団体等に対してアンケート調査を実施し、当該助成金制度を利用することによって、労働時間等の設定の改善等に「大変役に立った」「やや役に立った」との回答をした割合[%]90100 111.11111
アウトカム・短期働き方改革推進支援助成金の支給対象事業主に対してアンケート調査を実施し、当該助成金制度を利用することによって、労働時間等の設定の改善等に「大変役に立った」「やや役に立った」との回答をした割合[%]90100 111.11111
アウトカム・短期参加者へのアンケートにおいて「働き方・休み方改革への理解が深まったか」の問いに対して「大変深まった」「深まった」と回答を得た割合[%]8099.6 124.5
アウトカム・長期働き方改革推進支援助成金の支給対象事業主に対してアンケート調査を実施し、「労働時間等の設定の改善等に継続して取り組んでいる」との回答をした割合[%]9099.2 110.22222
アウトカム・長期働き方改革推進支援助成金の支給対象事業主に対してアンケート調査を実施し、「労働時間等の設定の改善等に継続して取り組んでいる」との回答をした割合[%]9099.4 110.44444
アウトカム・長期働き方改革推進支援助成金の支給対象の事業主団体等に対してアンケート調査を実施し、「構成事業主の労働者の時間外労働の削減等労働条件の改善のため、構成事業主の労働者の労働時間等の設定の改善等に継続して取り組んでいる」との回答をした割合[%]9098.4 109.33333
アウトカム・長期働き方改革推進支援助成金の支給対象事業主に対してアンケート調査を実施し、「労働時間等の設定の改善等に継続して取り組んでいる」との回答をした割合[%]9091.4 101.55556
アウトカム・長期シンポジウム参加者に対して調査を実施し、働き方・休み方に関して「具体的な取組をとった」との回答をした割合[%]8081.3 101.625

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
働き方改革推進支援助成金の予算要求に当たっては、過去の助成金の支給状況等を参考に件数を想定し見込みを立てて要求を作成しているところであるが、コロナ禍の影響などを上手く見込めず、支給見込件数と実際の支給件数に乖離が生じてしまった年度があった。令和8年度要求においては、令和6年度の実績や直近の申請傾向等を踏まえ、見直しを行い要求を行った。成果目標や要件については、業界の実態を踏まえ、より使い勝手のよいものとなるよう、「業種別課題対応コース」の成果目標に「所定外労働時間の削減」の追加や「勤務間インターバル導入コース」の支給要件を「労働者の1/4以上に適用」に緩和するなど見直しを行った。また、助成額については、事業場からのアンケート等を踏まえると、助成額が不十分である等の実情は確認されておらず、現時点においては適正な設定であると考えられるが、今後とも、様々な設備の必要性を想定しつつ、適正な相場価格のもと弾力的な取組みが可能となるような上限額について、継続して検証を行う。また、これらの見直し等を踏まえた分かりやすいパンフレット等を作成し、相談窓口等において積極的な周知を行っていくこととする。なお、新たな長期アウトカム指標としては、「労働時間等の設定の改善等について成果を上げた事業場の割合を80%以上とする」を設定することとした。具体的には、事業実施の翌年度に働き方・休み方改善コンサルタントが事業場を訪問し、事業実施前後の状況を比較することにより確認することとする。最後に、一者応札については、その解消に向け、できる限り公告期間を長く確保すること、又応札要件を満たす業者に対して、声かけなどを検討することにより改善を図りたい。
FY2025 当初予算(参考)
10,180,316,000 円
FY2026 概算要求
11,117,855,000 円
主な増減理由
働き方改革推進支援助成金について、新コースの設置や既存の支援メニューの拡充、要件緩和により増額となった。また、委託事業について、事業内容の見直しにより約7,500千円減額しているものの、ポータルサイトのシステムアップデート費用10,000千円追加となったことにより、結果として昨年度より増額となった。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 9 / 9 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A都道府県労働局への示達
事業実施事業主の承認、支給審査等の事務、助成金の支給事務
7,568,490,931 円
B中小企業事業主及び事業主団体
労働時間の設定の改善に係る計画を作成し、この計画に基づく措置を効果的に実施
6,787,888,120 円
G株式会社讀賣連合広告社
時季を捉えた年次有給休暇取得促進等に係る広報事業の実施
110,981,000 円
F三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
特に配慮を必要とする労働者に対する休暇制度の普及等事業及び働き方・休み方改革推進に係る広報事業の実施
89,823,000 円
D株式会社イマージュ
労働時間制度等に関する実態調査事業の実施
76,989,000 円
H株式会社日本能率協会総合研究所
勤務間インターバル制度導入促進のための広報事業の実施
67,100,000 円
C株式会社読売エージェンシー
適切な労務管理のための労働契約等に関するルールの定着に向けた周知・啓発事業の実施
58,064,990 円
E日本コンピュータシステム株式会社
働き方・休み方改革推進に係るポータルサイト運営事業の実施
43,450,000 円
Iランゲート株式会社
令和6年度勤務間インターバル制度研修講師派遣事業の実施
18,150,000 円