農林水産省 / 大臣官房 / 外食・食文化課

農林水産分野における持続可能なプラスチック利用対策事業

予算事業ID 3123 前年度事業 開始 2020年度 終了予定 2026年度 主要経費: 食料安定供給関係費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 2,457 万円 のうち 2,202 万円(89.6%)を執行。不用相当額 255 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 2,210 万円、FY2026 概算要求は 6,336 万円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「年度内に改善を検討」に対し、FY2024 当初は 2,457 万円 → FY2025 当初 2,210 万円(−10.0%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

国際的な資源の獲得競争、資源消費・環境負荷を減らしつつ、経済安全保障・産業競争力の強化、地方創生・質の高い暮らし等への貢献を目的として、「第5次循環型社会形成推進基本計画」(令和6年8月閣議決定)において、資源や製品を循環的に利用し、付加価値を創出する循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行が国家戦略として位置付けたところ。/これまで、プラスチックについては、プラスチック資源循環戦略(令和元年5月関係省庁連名で決定)や、プラスチック資源循環促進法(令和4年4月施行)に基づき、廃プラスチックの発生抑制・再使用・分別回収の推進が進められてきたが、第5次循環型社会形成推進基本計画等に基づき、今後は特に、マテリアルリサイクル及び循環型ケミカルリサイクルでの素材循環重視のリサイクルの推進が課題とされている中で、改正資源有効利用促進法が成立し(令和8年4月施行予定)、脱炭素化を促進するため、再生材の利用義務を課す製品を政令で定め、一定規模以上の事業者に対して、再生材の利用に関する計画の提出及び定期報告を義務付けたところ。/また、国際的には、海洋プラスチックごみ問題等を背景として、国連において「プラスチック汚染に関する国際的に法的拘束力のある文書(条約)」を策定するための政府間交渉委員会(INC)を設立し、プラスチック素材・製品の生産・使用、排出・廃棄物管理、リサイクル等の措置を対象に交渉が継続されている。特にEUでは、全ての包装について、リサイクル可能であること、再生プラスチックの利用等を市場参画要件としたPPWR(包装及び包装廃棄物規則)が、令和7年2月に発効されるなど、廃プラスチックの削減・排出抑制、再生プラスチック利用の義務化の動きが進んでいる。/以上から、農林水産業・食品産業において使用されるプラスチック製品(飲食料品の容器包装、農業用被覆資材、サイレージ用ラップフィルム、漁業における漁具等)について、廃プラスチック抑制対策及び資源循環に向けた取組の促進が急務となっていることから、食品産業におけるプラスチック資源循環の促進、農畜産業における廃プラスチックの排出抑制と循環利用、漁業分野における海洋プラスチックごみの資源循環の推進に向けた取組等を促進する。

事業の概要

○食品産業プラスチック資源循環対策事業/ 食品産業における再生プラスチック利用拡大に向けた調査及び課題整理、環境配慮設計の標準化(製品設計ガイドライン策定等)に向けた取組等を支援//○農畜産業プラスチック対策強化事業/ ①廃プラスチックの排出抑制、資源循環利用の促進のための普及啓発、先進的事例調査、プラスチック条約の影響等の調査の取組、②プラスチックを使用した被覆肥料の代替技術や被膜殻の流出防止に向けた調査等の取組を支援//○漁業における海洋プラスチック資源循環推進事業【令和5年度~令和7年度事業】/ 海洋でプラスチック資材を使用する漁業分野における海洋プラスチックごみ対策として、漁業者、自治体、企業、地域住民等が連携した漁業系廃棄物を含む海洋プラスチックごみの資源循環の取組を支援/○漁業系プラスチック資材の資源循環等推進事業【新規要求(令和8年度から実施を想定)】/ 漁業分野における海洋プラスチックごみ対策として、全国的な漁具リサイクル体制作りを推進するため、使用済み漁具の処理にかかる地域計画づくり、リサイクルの体制構築の実証及びインセンティブにつながる取組、生分解性漁具の開発支援【新規要求(令和8年度から実施を想定)】

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 3,300 万円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 2,457 万円 要求の 74.4%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 2,202 万円 執行率 89.6%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 255 万円 現額の 10.4%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 53.3〜100%(2 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 6,336 万円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算2,457 万円
歳出予算現額2,457 万円

使い道

執行額2,202 万円
不用相当額255 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 27,000,000 円 27,000,000 円 25,000,000 円
2022 39,000,000 円 39,000,000 円 17,000,000 円
2023 33,000,000 円 33,000,000 円 26,599,000 円
2024 24,565,000 円 24,565,000 円 22,015,000 円
2025 22,099,000 円 22,099,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202127,000,000 円27,000,000 円25,000,000 円92.6%2,000,000 円2025年度シート
202253,000,000 円39,000,000 円39,000,000 円17,000,000 円43.6%22,000,000 円2025年度シート
202348,000,000 円33,000,000 円33,000,000 円26,599,000 円80.6%6,401,000 円2025年度シート
202433,000,000 円24,565,000 円24,565,000 円22,015,000 円89.6%2,550,000 円2025年度シート
202531,393,000 円22,099,000 円22,099,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2024 当初 24,565,000 円 → FY2025 要求 31,393,000 円 → FY2025 当初 22,099,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 22,015,000 円(89.6%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 22,099,000 円 → FY2026 要求 63,360,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
33,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
24,565,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
24,565,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 24,565,000 円(2件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
22,015,000 円
執行率
89.6%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
2,550,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
・第5次循環型社会形成推進基本計画において、プラスチックを含む循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行を国家戦略として位置付けたところ。改正資源有効利用促進法においては、再生材の利用義務を課す製品を政令で定め、一定規模以上の事業者に対して、再生材の利用に関する計画の提出及び定期報告が義務付けられた。また、海洋プラスチックごみ問題等を背景として、国連においてプラスチック汚染に関する条約交渉が継続されるなど、国内外のプラスチック製品に関する情勢は大きな変動が見込まれる。我が国の農林水産・食品産業においては、多岐にわたるプラスチック製品を使用しており、上記計画・法令や、プラスチック資源循環戦略、海洋プラスチックごみ対策アクションプラン等に基づき、廃プラスチック排出抑制、資源循環の取組の推進等について、農林水産省を挙げて積極的かつ迅速に対応していく必要があることから、政策の優先度が高く、国費投入の必要性は高いものである。・事業費の費目・使途は交付申請の段階で積算書を精査する等、必要なものに限定している。・また、中間段階での支出の合理性は食品産業プラスチック資源循環対策事業で再委託があるが、webサイトの構築等についての委託であり、合理性のあるものである。・支出先の選定は、公募に当たり、広く募集を行ったが、事業内容の専門性が高く、一者応札となった。・食品産業プラスチック資源循環対策事業において作成した環境配慮設計の事例は、事業実施主体のHPに掲載されたほか、食品製造事業者、消費者等を巻き込んだ普及・啓発活動を実施しており、広く波及することから、事業の有効性は高い。・農畜産業プラスチック対策強化事業は、今後もプラスチック資源循環促進委員会、全国セミナーなどで実証結果の報告や、パンフレット等を活用した普及に取り組む必要があり、当該取組を推進する本事業の有効性は高い。・漁業における海洋プラスチック資源循環推進事業は、漁業分野における海洋プラスチックごみの削減に最善の手法であり、得られた知見は漁業現場に適用できるものであることから、事業の有効性は高い。また、本事業で支援し、漁網リサイクルに取り組むチームRe:ismの参加企業も47団体まで増えており、漁網リサイクルが推進している。
改善の方向性
一者応札の解消に向け、新規参入者が十分に検討できるよう、仕様書の記載をわかりやすくする、公示期間や提案書の提出期限を従来より長く設定する等の検討を行う。また、全てのアクティビティについて、目標年度に向け引き続き取り組む。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2022年度)
推進チーム所見
現状通り
予算執行の改善が見られた。引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット食品産業における3R+Renewableの取組推進を目的とした提案数[件]11 100
アウトプット本事業を活用して、農畜産業における廃プラスチック対策推進に資する取組(普及啓発・事例調査等)を行った事業者数[件]11 100
アウトプット資源循環の取組に必要な意見交換会等を実施した漁業種類や地域の数【令和5年度~令和7年度事業】使用済み漁具の処理にかかる地域計画づくりやリサイクルのモデル実証の取組を実施した地域の数【新規要求(令和8年度から実施を想定)】[件]33 100
アウトカム・短期プラスチック製容器包装のリデュース率[%]22
アウトカム・短期事業の活用を行った調査先の割合(本事業の調査結果を今後の取組等に活用した事業者数/本事業の調査対象事業者数)[%]100
アウトカム・短期ヒアリングや現地調査を行った件数に対する課題等の洗い出しが行われた件数の割合【令和5年度~令和7年度事業】リサイクル体制構築のための課題等の洗い出しが行われた件数の割合【新規要求(令和8年度から実施を想定)】[%]100100 100
アウトカム・中期業界ごとの設計ガイドラインを策定した団体数[件]00
アウトカム・中期作成されたマニュアル及び優良事例の数[件]20
アウトカム・長期プラスチック製容器包装のリサイクル率[%]46
アウトカム・長期農畜産業におけるプラスチック排出量に対する再生処理量(熱回収を含む)[%]79
アウトカム・長期ナイロン漁網のリサイクル率【令和5年度~令和7年度事業】プラスチック製漁具のリサイクル率【新規要求(令和8年度から実施を想定)】[トン]750400 53.33333

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
引き続き事業の効果的・効率的な実施に努める。
FY2025 当初予算(参考)
22,099,000 円
FY2026 概算要求
63,360,000 円
主な増減理由
我が国では、資源や製品を循環的に利用し、付加価値を創出する循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行を国家戦略として位置付けたところ。また、現在国連において交渉中の「プラスチック汚染に関する条約」や、欧州をはじめ、廃プラスチックの削減・排出抑制、プラスチック資源循環におけるルール化の動きが進んでいる。我が国の農林水産業・食品産業におけるプラスチック資源循環については、多種多様なプラスチック製品(飲食料品の容器包装、農業用被覆資材、サイレージ用ラップフィルム、漁具等)を利用し、産業ごとの利用・排出特性に応じた課題があることから、廃プラスチック削減・排出抑制、プラスチック資源循環の取組をより一層強化する必要がある。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 6 / 6 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

D公益財団法人海と渚環境美化・油濁対策機構
漁業分野における資源循環の取組に関する意見交換会の開催や展示会等での情報発信等
8,471,000 円
Aプラスチック容器包装リサイクル推進協議会
環境配慮設計等に関する情報収集や周知活動等の取組
5,734,000 円
C株式会社 矢野経済研究所
プラスチックを使用した被覆肥料に関する調査
4,624,000 円
B一般社団法人日本施設園芸協会
都道府県協議会等の活動調査、民間企業の先進事例調査
3,186,000 円
E(有)循環資源・環境ビジョン研究所
全体報告書作成
770,000 円
Fクレシード(株)
webシステム強化
286,000 円