農林水産省 / 輸出・国際局 / 知的財産課

植物品種等海外流出防止総合対策・推進事業

予算事業ID 3130 前年度事業 開始 2017年度 終了予定 2026年度 主要経費: 食料安定供給関係費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 1.6 億円 のうち 1.4 億円(90.7%)を執行。不用相当額 1,461 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 1.5 億円、FY2026 概算要求は 3 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 1.6 億円 → FY2025 当初 1.5 億円(−2.9%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

農産物の輸出拡大に向けては、海外で高い評価が期待される我が国の優良品種について、海外への流出を防止し、我が国からの輸出の妨げとならないよう対策を講じることが不可欠である。このためには、我が国で開発された優良品種について、主な輸出先国等で品種登録を行う必要があるが、海外当局に品種登録出願を行うためには専門的な知見や多額の費用が生じること、東アジアにはそもそも十分な植物新品種保護制度がない国があること等から海外出願登録が進まない実態にある。/ このため、海外における育成者権保護のための制度的・技術的な解決に向けた対策を行うとともに、海外における育成者権取得に対する支援を行う等の総合的な対策を実施し、これら知的財産を保護することにより輸出拡大に寄与する。

事業の概要

①海外における育成者権取得に係る経費等を支援するとともに、国内外における育成者権の侵害等に関して、侵害の立証や栽培差し止め等に係る経費を支援する。また、我が国で古くから栽培されてきた伝統野菜等の種苗資源保存の取組に係る経費を支援する。/②東アジア植物品種保護フォーラムを推進する。/③品種保護制度における特性調査・品種識別技術の高度化を図っていく。/※R8は、優良品種の海外への流出を防止しつつ海外からの稼ぎにつなげていくため、海外での品種登録や国内外の育成者権侵害対策、戦略的な海外ライセンス推進のための環境整備等を総合的に支援するとともに、品種保護のための品種識別技術の開発、高度化等の取組を拡充予定。//①②は平成29年度から実施。③は令和4年度から実施。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 2 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 1.6 億円 要求の 77.3%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 1.4 億円 執行率 90.7%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 1,461 万円 現額の 9.3%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 80〜148.6%(5 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 3 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算1.6 億円
歳出予算現額1.6 億円

使い道

執行額1.4 億円
不用相当額1,461 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 176,000,000 円 176,000,000 円 125,000,000 円
2022 177,000,000 円 177,000,000 円 165,000,000 円
2023 168,000,000 円 168,000,000 円 153,381,000 円
2024 156,951,000 円 156,951,000 円 142,344,000 円
2025 152,456,000 円 152,456,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021176,000,000 円176,000,000 円125,000,000 円71.0%51,000,000 円2025年度シート
2022441,000,000 円177,000,000 円177,000,000 円165,000,000 円93.2%12,000,000 円2025年度シート
2023183,000,000 円168,000,000 円168,000,000 円153,381,000 円91.3%14,619,000 円2025年度シート
2024203,000,000 円156,951,000 円156,951,000 円142,344,000 円90.7%14,607,000 円2025年度シート
2025184,706,000 円152,456,000 円152,456,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 156,951,000 円 → FY2025 要求 184,706,000 円 → FY2025 当初 152,456,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 142,344,000 円(90.7%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 152,456,000 円 → FY2026 要求 296,942,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
203,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
156,951,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
156,951,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 156,951,000 円(2件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
142,344,000 円
執行率
90.7%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
14,607,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
我が国の優良品種の海外流出防止に向けて、海外への品種登録出願は確実に取り組まれている。輸出重点品目の1品種あたりの平均登録国は1.7国と年度計画を上回っている。また228品種(延べ418件)は、出願先国において出願公表(仮保護)されており、海外で仮に侵害が見つかったとしても、現地法令に則り、品種登録後に栽培差し止めや損害賠償請求が可能となっている。
改善の方向性
我が国優良品種の海外流出・無断栽培を防止するため、海外での品種登録、国内外での育成者権侵害対策等への支援を引き続き行うとともに、東アジア地域における品種保護の環境整備の取組を進めていく。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 本事業はまさに国益に資するものであり、また国際間の問題でもあり国の支援が不可欠な分野と思われる。その意味ではこの事業規模で十分かを検討する必要があるのではないか。
推進チーム所見
現状通り
・予算の執行状況、アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット海外への品種登録出願を支援した件数[件]47242 514.89362
アウトプット東アジア植物品種保護フォーラムの開催数[回]11 100
アウトプット品種識別技術が開発された品種数[数]78 114.28571
アウトカム・短期海外での品種登録件数(事業開始年平成29年度からの累計)[件]458468 102.18341
アウトカム・短期東アジア植物品種保護フォーラムの下の会合(セミナー、研修等)開催を5回以上実施(ASEAN10カ国の過半)[回]54 80
アウトカム・短期海外への品種登録出願等に係る相談窓口への相談件数[件]70104 148.57143
アウトカム・中期海外での品種登録件数(事業開始平成29年度からの累計)[件]458468 102.18341
アウトカム・長期輸出重点品目の海外での1品種あたりの平均品種登録国数[カ国]1.61.7 106.25
アウトカム・長期令和9年までに東アジア諸国での品種登録件数を200件に増加(事業開始平成29年度からの累計)[件]240
アウトカム・長期海外における権利行使件数[件]37

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
指摘を踏まえ、優良品種の海外への流出を防止しつつ海外からの稼ぎにつなげていくにあたり、現場の支援需要に適切に応じられるよう、引き続き必要な予算を要求してまいりたい。
FY2025 当初予算(参考)
152,456,000 円
FY2026 概算要求
296,942,000 円
主な増減理由
近年、オンライン取引の増加など、種苗の流出ルートが多様化し、新たな流出リスクが顕在化している。優良品種の海外への流出を防止しつつ、海外からの稼ぎにつなげていくため、海外での品種登録、国内外での育成者権侵害対策等への支援を引き続き行うとともに、戦略的な海外ライセンス推進のための環境整備、優良品種の国内管理の強化、品種保護のための品種識別技術の開発・高度化等の取組を新規又は拡充により実施。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 5 / 5 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A植物品種等海外流出防止対策コンソーシアム
海外出願促進対策/海外育成者権侵害対策/種苗資源の保護/植物品種保護制度の運用改善/東アジア地域における植物品種保護の推進/品種識別技術の高度化
108,494,000 円
E国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構ほか
海外品種登録出願/海外育成者権侵害対策/種苗資源の保護の取組/特性調査・品種識別技術の高度化
72,384,000 円
B植物品種等海外流出防止対策コンソーシアム
植物品種保護に関する総合的な環境整備
24,262,000 円
D国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構ほか
品種登録の迅速化
12,072,000 円
C公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会
東アジア植物品種保護フォーラムの運営
9,588,505 円