農林水産省 / 消費・安全局 / 畜水産安全管理課

動物用医薬品対策事業

予算事業ID 3180 前年度事業 開始 1963年度 主要経費: 食料安定供給関係費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 2.1 億円 のうち 1.8 億円(85.7%)を執行。翌年度繰越 601 万円、不用相当額 2,362 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 8,579 万円、FY2026 概算要求は 1 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「執行等改善」に対し、FY2024 当初は 5,783 万円 → FY2025 当初 8,579 万円(+48.3%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

本事業は、動物用医薬品の承認審査に係る基準の国際的調和の推進等への支援や民間だけの力では実用化が進みにくい動物用医薬品等の開発費等の支援を通じて動物用医薬品等の実用化を促進することにより、畜水産物の生産現場で必要とされている動物用医薬品等を迅速かつ安定に供給するとともに、動物用医薬品の検定等を適正に実施し、動物用医薬品の品質、有効性及び安全性を確保することにより、持続的な畜水産物生産体制の確保に貢献することを目的とする。

事業の概要

①動物用医薬品等の承認•審査の迅速化や安全性の向上を目的とした承認審査資料に関する国際的ガイドライン及び新技術を活用した動物用医薬品の開発試験等のガイドラインの策定を推進する。/②家畜防疫上重要な疾病であるが国内で発生がない疾病や市場規模の小さい動物等の疾病に対する動物用医薬品、新技術を活用した動物用医薬品及び抗菌剤の使用機会の低減に資するワクチンや代替薬等の承認申請等に必要な試験等の実施を支援し、実用化を促進する。/③経済損失の大きい慢性疾病など、農場の飼養形態にあった使いやすい産業動物用ワクチンの実用化を目指した開発費を支援する。/④ワクチン原液保管のための機器導入を支援し、ワクチン必要量の変動に迅速かつ安定的に対応可能な体制を整備する。/⑤動物用医薬品の承認制度や規格•基準の見直しに向けた検討及び使用に係る実態把握のための調査を行う。/⑥法定受託事務である都道府県が実施する検定等の事務にかかる経費を負担する。/⑦いのしし用国産豚熱経口ワクチンの早期現場実装に向け、大量かつ迅速に製造するためのさらなる試験•開発、機器導入を支援する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 6,540 万円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 5,783 万円 要求の 88.4%現額 2.1 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 1.8 億円 執行率 85.7%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 2,362 万円 現額の 11.4%翌年度繰越 601 万円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 49.2〜211.1%(6 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 1 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算5,783 万円
前年度繰越1.5 億円
歳出予算現額2.1 億円

使い道

執行額1.8 億円
翌年度繰越601 万円
不用相当額2,362 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 67,000,000 円 97,000,000 円 58,000,000 円
2022 77,000,000 円 125,000,000 円 76,000,000 円
2023 65,300,000 円 246,977,000 円 85,721,863 円
2024 57,830,000 円 207,875,000 円 178,246,040 円
2025 85,789,000 円 91,799,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202167,000,000 円97,000,000 円58,000,000 円59.8%9,000,000 円2025年度シート
2022147,000,000 円77,000,000 円125,000,000 円76,000,000 円60.8%17,368,000 円2025年度シート
202383,000,000 円65,300,000 円246,977,000 円85,721,863 円34.7%11,210,137 円2025年度シート
202465,400,000 円57,830,000 円207,875,000 円178,246,040 円85.7%23,618,960 円2025年度シート
202591,789,000 円85,789,000 円91,799,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2024 当初 57,830,000 円 → FY2025 要求 91,789,000 円 → FY2025 当初 85,789,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 178,246,040 円(85.7%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 85,789,000 円 → FY2026 要求 104,299,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
65,400,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
57,830,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
150,045,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
207,875,000 円
内訳(予算種別)
前年度から繰越し 150,045,000 円(1件)、当初予算 57,830,000 円(3件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
178,246,040 円
執行率
85.7%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
6,010,000 円
不用相当額
23,618,960 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
・安全な動物用医薬品の迅速かつ安定に供給することにより、畜水産物の生産現場で必要とされている動物用医薬品等を迅速に供給し、持続的な畜水産物生産体制の確保に貢献することを目的とする事業であり、国民のニーズ・優先度とも高い。・試験ガイドライン等は着実に作成・改正されている。・新技術を活用したワクチンや希少疾病等用医薬品、抗菌剤の使用機会の低減に資するワクチン等について多くの製剤の開発を支援し、実用化に至った製剤も複数ある。・R6年度予算の執行率は、85.7%であった。これは令和5年度補正繰り越し分である「いのしし用国産豚熱経口ワクチンの早期現場実装に向け、大量かつ迅速に製造するためのさらなる試験•開発、機器導入支援」において、R7年度への繰り越しが生じたことによる。R6年度当初予算に基づく執行率は97.3%であり効率的に執行されている。
改善の方向性
・R7年度事業実施にあたり、さらなる円滑な事業執行に向けて、計画的に手続きを進めると共に運用通知等の見直しを行い、効率的な予算執行に努める。・制度見直しの提案については、効果測定に関する評価を踏まえ、活動指標を制度見直しの提案や調査等に係る検討会議開催件数に変更した。・ワクチン原液保管のための機器導入支援については、効果測定に関する評価を踏まえ、目標としている重要な家畜疾病を予防するワクチンの安定供給は達成できていることから、R8年度は事業メニューを廃止する。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 個々の事業メニューについて、詳細な検討を行い、公開されていることに敬意を表します。そのうえで、以下にいくつかコメントいたします。・後続アウトカムへのつながり(アウトカム302から502へのつながり)に記載されている新技術を利用した医薬品開発と、抗菌剤の使用機会の低減に資するワクチン等の実用化は、目的や効果がやや異なるため、可能であれば別々に件数を把握・開示すると、より効果が見えやすくなるのではないでしょうか。・細かな点として、主な増減理由の部分の増減が、具体的にどこの増減を指すかについて記載していただけるとわかりやすいと思います。また、101についてはアウトプットの当初見込みが常に高い水準で掲げられ、実績と乖離がある状態が継続しているのに対し、102の短期アウトカム・長期アウトカムの達成率は常に170~200%となっています。目標の掲げ方は事業メニューの性質や目的によるものだと思いますが、もし当初見込みの設定について、基本的な考え方に改善が必要であれば、ご検討いただけるとよいかもしれないと思います。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
・アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。・外部有識者の指摘を踏まえた検討を行っていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプットガイドライン案の累積作成数(平成22年度以降)[数]5444 81.48148
アウトプット開発に着手した動物用医薬品等数(事業実施数)[件]12 200
アウトプット機器を導入した事業者数[数]51 20
アウトプット制度見直しの提案や調査等に係る検討会議開催件数[件]
アウトプット検定対象となる動物用医薬品の製造ロット数[数]264193 73.10606
アウトプット試験、機器導入の事業数[件]13 300
アウトカム・短期前年度の承認審査期間の80パーセンタイル値[月]125.9 49.16667
アウトカム・短期承認申請等された製剤数等(平成26年度からの累積数)[数]1120 181.81818
アウトカム・短期承認申請等された製剤等数(平成26年度からの累積数)[数]1920 105.26316
アウトカム・短期導入した機器でワクチン原液の保管を開始した事業者数[数]
アウトカム・短期改正件数[件]
アウトカム・短期検定不合格品への適切な対応実施割合[%]100100 100
アウトカム・短期製造開始メーカー数[社]20
アウトカム・長期承認された動物用医薬品の数(直近5か年の平均値)[数]60
アウトカム・長期承認に至った製剤等数(平成28年度からの累積数)[数]919 211.11111
アウトカム・長期承認に至った製剤等数(平成28年度からの累積数)[数]1919 100
アウトカム・長期豚熱ワクチンの供給が不足した事例の発生件数[件]
アウトカム・長期産業動物用ワクチンの承認数[数]
アウトカム・長期畜水産安全管理課への報告件数[件]00
アウトカム・長期供給個数に占める国産ワクチンの割合[%]

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
コメントありがとうございます。以下の通り回答いたします。・開発費の支援を受けて承認された製品には、例えば1つの製品で新技術の利用と抗菌剤の使用機会の低減の2つの目的が達成されることが起こりうるため、まとめた数字を開示しております。・主な増減理由の部分の増減と予算内訳表の歳出予算項目との関係がわかるよう記載を整備しました。・頂いたコメントを踏まえ、各設定を再考し、302及び502の成果目標を具体的数値を削除した目標に変更し、当初見込みを前年度の活動実績を踏まえた設定値に変更しました。
FY2025 当初予算(参考)
85,789,000 円
FY2026 概算要求
104,299,000 円
主な増減理由
【食品の安全・消費者の信頼確保対策事業費補助金】・畜水産物の生産現場で必要とされている動物用ワクチンの実用化を目指すための開発支援事業を追加(5,500千円)。・ワクチンの安定供給に資するワクチン原液保管のための機器整備が終了したため導入支援事業を廃止(▲4,000千円)【分析技術活用食品の安全・消費者の信頼確保対策事業委託費】・動物用ワクチン戦略の取組みを効果的に進めるため動物用医薬品の使用に係る実態を把握するための調査事業を追加(17,010千円)

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 5 / 5 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

E株式会社 津田ほか
いのしし用国産豚熱経口ワクチンの早期現場実装に向け、大量かつ迅速に製造するためのさらなる試験・開発、機器導入を支援。
121,866,000 円
A公益社団法人日本動物用医薬品協会ほか
動物用医薬品の承認申請資料に関する国際基準作成の推進/新技術を活用した動物用医薬品等の開発や基準等の作成の推進
31,135,577 円
B国立大学法人東北大学ほか
薬剤耐性菌リスク低減のための動物用ワクチン等の実用化の促進
21,340,000 円
C日生研株式会社
動物用医薬品等の安定供給のための機器導入の支援
2,000,000 円
D都府県
薬事監視員による検定品の採取、製造所への立入検査等
1,903,791 円