農林水産省 / 消費・安全局 / 畜水産安全管理課

獣医療提供体制整備推進総合対策事業費

予算事業ID 3197 前年度事業 開始 2010年度 終了予定 2030年度 主要経費: 食料安定供給関係費 実施方法: 補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 3.3 億円 のうち 2.5 億円(77.8%)を執行。翌年度繰越 4,791 万円、不用相当額 2,450 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 2.7 億円、FY2026 概算要求は 3.3 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「執行等改善」に対し、FY2024 当初は 2.5 億円 → FY2025 当初 2.7 億円(+9.2%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

産業動物臨床及び家畜衛生行政に従事する産業動物獣医師は、地域において家畜の診療や飼養衛生管理の指導を担っており、家畜伝染病のまん延予防や食の安全の確保、畜産経営の競争力の向上による強い農林水産業の実現のために欠かせない存在である一方、地域によってはその確保が困難となっている。本事業は、修学資金の給付や臨床実習等の実施による獣医学生の就業誘導や、復職・転職支援などを通じて産業動物獣医師を確保するとともに、卒後研修やデジタル技術を活用した遠隔診療などにより獣医療提供体制を整備することを目的としている。

事業の概要

(1)獣医師養成確保修学資金給付事業/ 地域の産業動物獣医師を志す獣医学生や獣医系大学に入学する高校生等に対する修学資金の給付。/(2)臨床実習等支援事業/ 獣医学生を対象として、獣医系大学や都道府県の家畜衛生行政等と連携して産業動物に関する臨床実習や行政研修を実施。/(3)地域獣医療体制整備等支援事業/ 産業動物獣医師の確保に向けたセミナーや就業支援の実施、情報通信技術を活用した遠隔診療の推進、地域獣医療提供体制整備のための地域で必要な研修や情報収集等を支援。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 2.8 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 2.5 億円 要求の 90.8%現額 3.3 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 2.5 億円 執行率 77.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 2,450 万円 現額の 7.5%翌年度繰越 4,791 万円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 91.7〜116.9%(6 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 3.3 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算2.5 億円
補正予算4,791 万円
前年度繰越2,840 万円
歳出予算現額3.3 億円

使い道

執行額2.5 億円
翌年度繰越4,791 万円
不用相当額2,450 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 261,330,000 円 261,330,000 円 226,227,000 円
2022 261,553,000 円 317,476,000 円 243,531,000 円
2023 240,398,000 円 324,717,000 円 266,212,000 円
2024 250,398,000 円 326,702,000 円 254,290,766 円
2025 273,427,000 円 349,435,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021261,330,000 円261,330,000 円226,227,000 円86.6%35,103,000 円2025年度シート
2022354,215,000 円261,553,000 円317,476,000 円243,531,000 円76.7%18,022,000 円2025年度シート
2023399,591,000 円240,398,000 円324,717,000 円266,212,000 円82.0%30,109,000 円2025年度シート
2024275,646,000 円250,398,000 円326,702,000 円254,290,766 円77.8%24,503,234 円2025年度シート
2025309,469,000 円273,427,000 円349,435,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2024 当初 250,398,000 円 → FY2025 要求 309,469,000 円 → FY2025 当初 273,427,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 254,290,766 円(77.8%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 273,427,000 円 → FY2026 要求 334,125,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
275,646,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
250,398,000 円
補正予算
47,908,000 円
前年度繰越
28,396,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
326,702,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 250,398,000 円(3件)、前年度から繰越し 28,396,000 円(1件)、第1次補正予算 47,908,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
254,290,766 円
執行率
77.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
47,908,000 円
不用相当額
24,503,234 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
・翌年度繰越し額を考慮した執行率について、2022年度は93%、2023年度は90%であったが、研修の計画的な実施や修学資金の年度途中における追加交付などの運営方法の工夫により、2024年度も91%と高水準を維持。・修学資金の給付を受けた学生の79%が産業動物分野に就業しており、効果が高いことから、都道府県からも事業の継続を望む声が強い。・産業動物に関する臨床実習や行政研修を受講した獣医学生の産業獣医分野への就業率について、研修内容の見直し等によって改善傾向にあるが、目標値には達していないためさらに効果を上げられるよう引き続き研修内容を見直していく必要。・獣医療提供体制整備は獣医師の数のみならず獣医師の質や業務の量・質・効率化の程度等によって決定されるものであり、定量的な評価を設定することは困難。
改善の方向性
・修学資金については、給付希望者が増加傾向にあり、事業実施主体の要望通りに給付できていない状況にあることから、効率的に給付を実施することで不要額が生じることのないよう、引き続き事業の着実な運営に努める。・各種研修については、産業動物分野への就業や産業動物獣医師の能力向上に資するものになるよう、引き続き受講者へのアンケ-トや受講後の調査などを実施し、内容の充実を図る。・デジタル技術を活用した遠隔診療について、場所を選ばない迅速な診療を可能とし、獣医療を受ける者のニーズに対応するとともに、獣医療提供の効率化に資するものとなるよう内容の検討を実施する。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2023年度)
推進チーム所見
現状通り
アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット修学資金の新規給付者数[人]4040 100
アウトプット臨床実習及び行政研修開催箇所数[箇所]6060 100
アウトプット研修開催箇所数[箇所]3034 113.33333
アウトプット優良な取組を実施する主体の数[件]911 122.22222
アウトプット情報収集件数[件]
アウトカム・短期獣医学生の臨床実習及び行政研修受講者数[人]260254 97.69231
アウトカム・短期研修参加人数[人]15001754 116.93333
アウトカム・短期取組の結果、業務効率が改善されたと報告した主体の割合計算式:取組の結果、業務効率が改善されたと報告した主体の数/当該年度に優良な取組を実施した主体の数×100[%]10091.7 91.7
アウトカム・短期-
アウトカム・中期計算式(%):産業動物獣医師・公務員獣医師への就業意欲が高まったまたは非常に高まったと回答した獣医学生÷臨床実習を受講した獣医学生×100[%]8087.9 109.875
アウトカム・中期研修後のアンケートにおいて「ほとんど理解できた」または「ある程度理解できた」と回答した割合計算式(%):研修後のアンケートにおいて「ほとんど理解できた」または「ある程度理解できた」と回答した研修生÷研修参加者×100[%]9098.8 109.77778
アウトカム・長期計算式(%):産業動物分野へ就業した者÷修学資金給付を受けながら当該年度に卒業した学生×100[%]8079 98.75
アウトカム・長期計算式(%):産業動物分野へ就業した受講獣医学生÷当該年度に卒業した受講獣医学生×100[%]50
アウトカム・長期社会のニーズの把握や飼育者の理解向上、遠隔診療等を活用した優良な取組の実施や地域ニーズに対応した研修の実施等により整備された適切な獣医療提供体制

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
FY2025 当初予算(参考)
273,427,000 円
FY2026 概算要求
334,125,000 円
主な増減理由
豚熱や鳥インフルエンザなど高まる家畜伝染病等のリスクに対応するため、産業動物獣医師数の確保を図るとともに、産業動物獣医師の業務効率改善等により獣医療提供体制を整備する必要がある。産業動物獣医師数の確保に向け、修学資金について必要な新規給付者を確保するための増額に加え、臨床実習等についても参加学生数の増加に対応するため増額。産業動物獣医師の業務効率改善等に向け、復職・転職者への就業支援や産業動物獣医師の魅力発信、デジタル技術を活用した遠隔診療の普及等を行うため増額。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 3 / 3 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A公益社団法人中央畜産会ほか
(1)獣医師養成確保修学資金給付事業/地域の産業動物獣医師を志す獣医学生や獣医系大学に入学する高校生等に対して修学資金を給付(国公立大学の場合月額10万円、私立大学の場合月額18万円を限度とする)。
173,114,000 円
C獣医療提供体制整備推進協議会
(3)地域獣医療体制整備等支援事業/獣医師の能力向上や就業支援などのための卒後研修や女性獣医師等の職場復帰・再就職を支援するための研修会等、デジタル技術を活用した遠隔診療の推進に資する取組への支援を実施。
46,803,000 円
B家畜衛生対策推進協議会
(2)臨床実習等支援事業/獣医学生を対象として、獣医系大学や都道府県の家畜衛生行政等と連携して産業動物に関する臨床実習や行政研修を実施。
34,373,000 円