農林水産省 / 畜産局 / 畜産振興課

畜産生産力・生産体制強化対策事業のうち家畜能力等向上強化推進

予算事業ID 3288 前年度事業 開始 2019年度 終了予定 2026年度 主要経費: 食料安定供給関係費 実施方法: 補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 3.5 億円 のうち 3.3 億円(93.4%)を執行。不用相当額 2,300 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 3.5 億円、FY2026 概算要求は 3.9 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「終了予定」に対し、FY2024 当初は 3.5 億円 → FY2025 当初 3.5 億円(増減なし)。判定は「整合」。

事業の目的

我が国の畜産物の需給は、需要量が堅調に推移している中、国内生産だけで賄えない部分は輸入に依存しており、世界の食糧事情等の変化の影響を受けやすい構造となっている。食料の過度な輸入依存を低減し、国民への食料の安定供給を図るため、高能力な家畜を生産するための家畜改良により畜産物の生産性向上を推進する取組や遺伝的多様性の確保に資する取組等を支援し、畜産の生産基盤の強化と持続的な生産の推進を図る。

事業の概要

実施内容は、①乳用牛の改良の推進のため、遺伝子解析情報を活用した改良手法の活用により長命連産性等に優れた乳用牛を作出するための乳用牛改良の推進に必要なデータ収集の取組への支援、②肉用牛の改良の推進のため、遺伝的能力評価のためのデータ収集・活用等の取組への支援、③豚の改良の推進のため、遺伝的能力評価の基礎となる種豚等の導入とデータを分析する取組への支援、④地鶏等の安定的かつ持続的な生産を振興するため、民間団体や都道府県を対象に、始原生殖細胞(PGCs)の保存・復元技術習得のための研修会や、その技術を広く普及するための講習会の開催、関連する必要な機器を導入する取組への支援 の4つである。/このうち、①~③は、令和元年度から実施、④は、令和2年度から実施した。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 3.6 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 3.5 億円 要求の 97.2%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 3.3 億円 執行率 93.4%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 2,300 万円 現額の 6.6%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 97.7〜144.4%(10 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 3.9 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算3.5 億円
歳出予算現額3.5 億円

使い道

執行額3.3 億円
不用相当額2,300 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 334,000,000 円 334,000,000 円 314,000,000 円
2022 334,000,000 円 334,000,000 円 291,000,000 円
2023 329,000,000 円 329,000,000 円 302,292,000 円
2024 350,786,000 円 350,786,000 円 327,784,000 円
2025 350,786,000 円 350,786,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021334,000,000 円334,000,000 円314,000,000 円94.0%20,000,000 円2025年度シート
2022334,000,000 円334,000,000 円334,000,000 円291,000,000 円87.1%43,000,000 円2025年度シート
2023455,000,000 円329,000,000 円329,000,000 円302,292,000 円91.9%26,708,000 円2025年度シート
2024361,000,000 円350,786,000 円350,786,000 円327,784,000 円93.4%23,002,000 円2025年度シート
2025419,008,000 円350,786,000 円350,786,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「終了予定」 反映「終了予定」

FY2024 当初 350,786,000 円 → FY2025 要求 419,008,000 円 → FY2025 当初 350,786,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 327,784,000 円(93.4%) 判定: 整合

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「現状通り」

FY2025 当初 350,786,000 円 → FY2026 要求 394,119,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
361,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
350,786,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
350,786,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 350,786,000 円(2件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
327,784,000 円
執行率
93.4%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
23,002,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
乳用牛改良のためのデータを25,075頭分収集(2024年度)、肉用牛改良のためのデータを30.2万頭分収集(2024年度)、豚改良のためのデータを1,762頭収集(2024年度)、鶏改良及び遺伝資源のリスク管理のための始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等技術を養鶏関係業者45名(累計)に普及するなど、家畜改良増殖目標等を達成するための基礎データの収集を積み重ねており、全てのアクティビティにおいて、95%以上のアウトカム目標の達成を維持できていることから、適切に執行できている。
改善の方向性
本事業は、平成31年度から、繁殖肥育一貫経営等育成支援事業や飼料増産総合対策事業と統合。これにより、メニュー間での機動的な事業量の配分等が可能となり、現場のニーズに的確に応えることが可能な体系としており、引き続き、適正な執行に努め、家畜改良増殖目標の達成に向けた取組を引き続き推進する。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 本事業の目的の一つが、生産性の向上であることを踏まえると、長期アウトカムである「生乳生産量」のアウトカムとしての妥当性に疑問を感じた。なぜなら、生乳生産量は、需要サイドの影響も受ける指標であり、生産性が向上したからといって生産量が必ずしも向上するとはいえないためである。これは、豚肉についても同様である。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
アウトプット、短期アウトカムともに継続して良好であり、引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。外部有識者の指摘を踏まえた検討を行っていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット乳用牛改良の推進を図るためのデータの収集対象頭数[頭]2500025075 100.3
アウトプット肉用牛改良の推進を図るためのデータの収集対象頭数[万頭]2930.2 104.13793
アウトプット豚改良の推進を図るための種豚の導入頭数[頭]
アウトプット種豚改良を行うためのデータの収集対象頭数[頭数]16781762 105.00596
アウトプット始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等技術セミナー受講者数[人]108 80
アウトカム・短期乳用牛の1頭当たりの年間の生乳生産量[kg]88928957 100.73099
アウトカム・短期乳用牛1頭当たりの年間生乳生産量[kg]89158957 100.47112
アウトカム・短期肉用牛の1頭当たりの枝肉重量[kg]523.5
アウトカム・短期肉用牛(黒毛和種)1頭当たりの枝肉重量[kg]523
アウトカム・短期豚の1回の分娩で生まれる子豚の離乳頭数[頭]10.710.6 99.06542
アウトカム・短期豚の1回の分娩で生まれる子豚の離乳頭数[頭]10.710.6 99.06542
アウトカム・短期始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等に関連する必要な機器の導入の取組を支援した、都道府県等において、PGcsを凍結保存等を実施した地鶏・銘柄鶏の品種及び系統数[種]11 100
アウトカム・長期生乳生産量[万トン]754737 97.74536
アウトカム・長期生乳生産量[万トン]732737 100.68306
アウトカム・長期国産牛肉の生産量(部分肉ベース)[万トン]36.5
アウトカム・長期国産牛肉の生産量(部分肉ベース)[万トン]35.2
アウトカム・長期国産豚肉の生産量(部分肉ベース)[万トン]9189.5 98.35165
アウトカム・長期国産豚肉の生産量(部分肉ベース)[万トン]91.189.5 98.24369
アウトカム・長期鶏の始原生殖細胞(PGCs)の凍結保存等を実施した地域数[箇所]1826 144.44444

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
本事業では、食料の過度な輸入依存を低減し、食料の安定供給を図るために、高能力な家畜を生産するための家畜改良(短期アウトカム)により畜産物の生産性向上(長期アウトカム)を目指しており、これは食料・農業・農村基本法の理念に沿ったものである。同法基本計画の生産目標に基づき長期アウトカムを設定していることをご理解いただきたい。
FY2025 当初予算(参考)
350,786,000 円
FY2026 概算要求
394,119,000 円
主な増減理由
乳用牛に関して、飼料利用性に係るデータ収集体制の構築に向け、2026年度は増額して要求。肉用牛に関して、ゲノミック評価を活用した新たな改良形質による繁殖雌牛の選抜を推進して和牛の改良を図る取組を拡充するため、2026年度は増額して要求。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 5 / 5 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A乳用牛群検定全国協議会ほか
改良推進のための補助金等交付
319,244,000 円
B地方農政局
管内の事業実施主体に対する補助金の交付事務
8,540,000 円
D全国農業協同組合連合会広島県本部ほか
補助金等交付
8,540,000 円
F農家Aほか
補助金等交付
8,540,000 円
C道東あさひ農業協同組合ほか
補助金等交付
2,825,000 円