農林水産省 / 農林水産技術会議事務局 / 研究推進課

「知」の集積と活用の場によるイノベーション創出推進事業

予算事業ID 3322 前年度事業 開始 2014年度 終了予定 2030年度 主要経費: 科学技術振興費 実施方法: 直接実施、交付

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 35 億円 のうち 35 億円(99.8%)を執行。不用相当額 558 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 34.4 億円、FY2026 概算要求は 43.7 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「執行等改善」に対し、FY2024 当初は 35 億円 → FY2025 当初 34.4 億円(−1.8%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

農林水産・食品分野に様々な分野の知識や革新的な技術を導入する新たな産学官連携研究の仕組みである「知」の集積と活用の場づくりを推進し、オープンイノベーションの環境を整備するとともに、事業化・商品化につながる革新的技術の創出を加速化する。

事業の概要

異分野の知識・技術等を導入した産学官連携研究を促進する「知」の集積と活用の場の各種取組への支援とともに、提案公募型の研究開発を実施。 /(1)「知」の集積による産学連携推進事業/①「知」の集積による産学連携推進事業において、協議会が行うセミナー等の運営、会員・研究開発プラットフォーム間のマッチングや成果発信、バイオエコノミーを推進するプロデューサー人材の活動等を支援。 /②農林水産・食品分野の高度な専門的知識を有するコーディネーターを全国に配置し、農林水産・食品分野の研究ニーズ・シーズ情報を収集するとともに、セミナーの開催や、様々な分野とのマッチング、研究資金の紹介、研究計画の作成支援等を実施。/③研究成果等の普及(技術交流展示会)等に関する取組により、新たな事業の創出を加速化。 /(2)オープンイノベーション研究・実用化推進事業/イノベーション創出強化研究推進事業において、基礎段階から実用化段階の提案公募型研究により、企業や大学等で構成される研究コンソーシアムによる研究開発等を支援。 /(3)スタートアップへの総合的支援/政策的・社会的課題の解決やサービス事業体等の新たなビジネス創出のため、SBIR制度のもと、革新的な研究開発とその事業化を目指して取り組むスタートアップ等を支援。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 44.4 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 35 億円 要求の 78.9%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 35 億円 執行率 99.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 558 万円 現額の 0.2%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 87.7〜135.7%(5 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 43.7 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算35 億円
歳出予算現額35 億円

使い道

執行額35 億円
不用相当額558 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 4,642,000,000 円 4,636,000,000 円 4,201,000,000 円
2022 4,533,000,000 円 4,533,000,000 円 4,523,000,000 円
2023 4,047,000,000 円 4,047,000,000 円 4,042,306,000 円
2024 3,500,677,000 円 3,500,677,000 円 3,495,100,000 円
2025 3,437,153,000 円 3,437,153,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20214,642,000,000 円4,636,000,000 円4,201,000,000 円90.6%435,000,000 円2025年度シート
20224,990,000,000 円4,533,000,000 円4,533,000,000 円4,523,000,000 円99.8%10,000,000 円2025年度シート
20235,798,000,000 円4,047,000,000 円4,047,000,000 円4,042,306,000 円99.9%4,694,000 円2025年度シート
20244,436,000,000 円3,500,677,000 円3,500,677,000 円3,495,100,000 円99.8%5,577,000 円2025年度シート
20253,900,192,000 円3,437,153,000 円3,437,153,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2024 当初 3,500,677,000 円 → FY2025 要求 3,900,192,000 円 → FY2025 当初 3,437,153,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 3,495,100,000 円(99.8%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 3,437,153,000 円 → FY2026 要求 4,365,148,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
4,436,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
3,500,677,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
3,500,677,000 円
その他特記事項
支出先上位者リストのB「イノベーション創出強化研究推進事業」、C「スタートアップへの総合的支援」,D「オープンイノベーション研究・実用化推進事業」については、暫定値である。
内訳(予算種別)
当初予算 3,500,677,000 円(3件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
3,495,100,000 円
執行率
99.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
5,577,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
「知」の集積と活用の場推進事業の実施に当たっては、産学官連携協議会の会員のニーズを捉えた運営活動や研究開発プラットフォームの活動支援が行えているか、外部委員による評価を実施しており、毎年度概ね高い評価を受けている。特に、会員のニーズを満たす対外的なイベントの開催や成果創出のための伴走支援を実施したことにより、社会実装数も着実に伸びていることから、取組の拡大が進んでいると言える。イノベーション創出強化研究推進事業については、提案公募型という仕組みによって研究成果を生み出すという点においては、一定の効果が得られている一方で、農林水産・食品分野の課題解決に資するよう、研究成果の産学官のイノベーションの創出が持続的に発展していけるよう効果的な仕組みを検討する必要がある。また、1者応札となった事業については、提出のあった企画提案書を審査し、本事業の目的に合致するものであると認められたため、契約を行ったところである。
改善の方向性
令和8年度における『「知」の集積と活用の場』の第3期開始に向けて、農林水産・食品産業の現場にインパクトのある研究成果の社会実装を加速させるため、3つの関連事業(①「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会の運営、②オープンイノベーション研究・実用化推進事業、③スタートアップ支援)を抜本的に見直すことで、産学官連携協議会の下で有望な研究課題を創出し、②③により研究開発を進め、産学連携協議会で成果を事業化するというイノベーションの好循環を生み出す仕組みを構築する。1者応札となった事業については、今後、HP等による周知を徹底し、提案者の獲得に努める。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 事業の概要が(1)と(2)に分かれているが、(1)にタイトルがなく、不明確。また、事業概要URL先のポンチ絵では、事業の内容が3つに分かれており、整合性に疑問がある。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
・引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。・外部有識者の指摘を踏まえた検討を行っていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット(1)①「知」の集積と活用の場推進事業において、開催された会議・セミナー等の開催件数[件]1617 106.25
アウトプット産学連携支援事業において、全国に配置したコーディネーターの人数[名]139136 97.84173
アウトプットアグリビジネス創出フェア(研究成果の展示会)で研究成果等の紹介を行った機関数[件]130136 104.61538
アウトプット実施課題数[課題数]9686 89.58333
アウトプット実施課題数[件]2326 113.04348
アウトカム・短期研究コンソーシアム数[件]650657 101.07692
アウトカム・短期産学連携コーディネーターによる訪問・面談等の支援活動、事業化可能性調査、マッチング、研究開発資金への申請支援の件数[件]12801122 87.65625
アウトカム・短期技術交流推進事業において、アグリビジネス創出フェアへの出展をきっかけに、マッチングが成立した件数[件]187214 114.4385
アウトカム・短期各事業において、終了時評価の評価結果が、A~Dの4段階評価で「B」以上となった研究課題の割合(%)[%]80
アウトカム・短期事業化が有望な課題数/対象課題数[%]50
アウトカム・長期商品化・マニュアルの作成等社会実装に至った事例数[件]36
アウトカム・長期産学連携コーディネーターの支援により、商品化・事業化に至った、あるいはそれに準ずる進展があった事例の件数(事業期間中の累積値)[件]70
アウトカム・長期技術交流推進事業において、アグリビジネス創出フェアへの出展をきっかけに、共同研究・共同事業・技術的な提携・支援に結びついた件数(~2023年)技術交流推進事業において、アグリビジネス創出フェアへの出展をきっかけに、共同研究契約を締結、共同事業契約を締結等の成果を創出した件数(2024年~)[件]1419 135.71429
アウトカム・長期各事業において、研究課題終了5年後の調査において、実用化又は次の発展的研究開発に繋がったと評価された研究成果の割合(%)[%]7094.1 134.42857
アウトカム・長期事業化・収益化に用いられた研究成果の数/終了課題の中で事業化が有望な課題数[%]

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
事業概要URLのポンチ絵と整合性がとれるよう、事業の内容を3つに分けて記載を修正しております。
FY2025 当初予算(参考)
3,437,153,000 円
FY2026 概算要求
4,365,148,000 円
うち要望額
1,000,000,000 円
主な増減理由
【令和8年度の増加理由】農林水産・食品産業の現場にインパクトのある研究成果の社会実装を促進するため、協議会活動を見える化、知財・事業化等の支援を強化し、起業や新事業開拓意識を持った人材の参画するプラットフォームの形成を促すことで同産業の活性化に繋げる。そのため、「知」の集積による産学連携推進事業について、①協議会情報のデータベース化、②目利き人材による伴走支援策の強化、③マッチング機会創出の促進に関して要求した。オープンイノベーション研究・実用化推進事業について、これまで以上にインパクトのある研究成果の創出や研究の成功率を上げ、迅速な社会実装を促進するため、我が国の国際競争力が高い分野に重点化した研究枠や「知」の集積と活用の場の産学連携協議会から生まれた有望な研究開発プラットフォームに対する優先枠の新設に必要な予算を要求した。スタートアップへの総合的支援について、支援スタートアップの事業化の確度を上げるため、フェーズ1の支援期間を延長するとともに、新たな市場の獲得や地域産業の活性化を目指すスタートアップ等による海外展開や地域発の取組を促進するため、伴走支援を拡充。また、技術開発に長期を要する一方で製品・サービスのコスト要件が厳しい農林水産・食品分野においてスタートアップの技術成果の社会実装を促進するため、商業化を目指すスタートアップの大規模技術実証を支援するための予算を要求した。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 8 / 8 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
○開発・実証委託費/○事業の管理運営等に関する経費
3,262,854,000 円
Dオープンイノベーション研究・創出強化研究推進事業
研究委託
1,145,627,000 円
Bイノベーション創出強化研究推進事業
研究委託
1,121,227,000 円
Cスタートアップへの総合的支援事業費
研究委託
233,298,000 円
G産学連携支援事業
農林水産・食品分野に関する産学連携支援業務
116,980,000 円
E産学官連携協議会運営等委託事業
協議会の事務運営及びセミナー、ポスターセッション等の開催
58,548,000 円
H技術交流推進事業
技術交流展示会の運営業務
48,182,000 円
Fバイオエコノミー推進人材活動支援事業
-
6,852,000 円