農林水産省 / 農村振興局 / 鳥獣対策・農村環境課

鳥獣被害防止総合対策交付金

予算事業ID 3337 前年度事業 開始 2008年度 主要経費: 食料安定供給関係費 実施方法: 補助、交付

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 198 億円 のうち 142 億円(71.9%)を執行。翌年度繰越 48.6 億円、不用相当額 7 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 99 億円、FY2026 概算要求は 116 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 99 億円 → FY2025 当初 99 億円(−0.0%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

本交付金は、鳥獣被害防止特措法が平成20年に施行されたことを受け、本法律に基づき市町村が作成する「被害防止計画」に係る取組等への支援を通して、依然として高い水準にある鳥獣による農作物被害の低減や、捕獲鳥獣のジビエ利活用の推進を図り、他事業の効果も合わせ、農林水産業の発展及び農山漁村地域の振興に寄与することを目的とする。

事業の概要

・市町村レベルの地域協議会等が実施する野生鳥獣による被害防止のための取組を総合的に支援。具体的には、鳥獣被害対策実施隊等が実施する生息状況調査、捕獲機材の導入、追払い、緩衝帯の設置等の地域ぐるみの取組や捕獲活動経費及びジビエ利活用拡大に向けた取組を支援するとともに、侵入防止柵、捕獲した鳥獣を食肉として利用するための処理加工施設、捕獲技術高度化施設(射撃場)等の整備を支援。(補助率:定額、1/2)/・都道府県が行う広域捕獲に係る取組等を支援(都道府県広域捕獲活動支援事業)。(補助率:定額)/・全国の鳥獣被害対策の指導者等を対象とした捕獲技術・利活用技術の研修、ジビエ等の全国的な需要拡大に向けた取組等を支援。(補助率:定額)/・令和6年度予算においては、広域柵の再編整備計画の策定支援、ジビエ処理加工施設への搬入拡大に向けた支援(補助率:定額、1/2)等を支援。/・令和7年度予算においては、ICT等を活用したスマート鳥獣害対策のモデル地区の整備と横展開(補助率:定額)等を支援。/・令和7年度補正予算においては、クマやシカ、イノシシに対する緊急的な捕獲強化、生息域の拡大等に対応した侵入防止柵等の整備を支援。(補助率:定額、1/2)/・令和8年度予算においては、被害防止効果の高い農地周辺での捕獲強化、侵入防止柵の整備及び省力的管理に向けた対策等を要求。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 121 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 99 億円 要求の 82%現額 198 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 142 億円 執行率 71.9%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 7 億円 現額の 3.5%翌年度繰越 48.6 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 73〜162.9%(3 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 116 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算99 億円
補正予算53 億円
前年度繰越45.2 億円
予備費等3,938 万円
歳出予算現額198 億円

使い道

執行額142 億円
翌年度繰越48.6 億円
不用相当額7 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 11,005,000,000 円 19,025,000,000 円 12,849,000,000 円
2022 10,003,000,000 円 19,011,000,000 円 13,557,000,000 円
2023 9,603,000,000 円 19,381,371,000 円 13,888,590,000 円
2024 9,900,272,000 円 19,764,045,000 円 14,204,120,797 円
2025 9,900,000,000 円 21,561,471,231 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202111,005,000,000 円19,025,000,000 円12,849,000,000 円67.5%1,888,000,000 円2025年度シート
202213,900,000,000 円10,003,000,000 円19,011,000,000 円13,557,000,000 円71.3%946,000,000 円2025年度シート
202312,516,000,000 円9,603,000,000 円19,381,371,000 円13,888,590,000 円71.7%968,389,000 円2025年度シート
202412,070,000,000 円9,900,272,000 円19,764,045,000 円14,204,120,797 円71.9%698,452,972 円2025年度シート(改訂)
202512,185,313,000 円9,900,000,000 円21,561,471,231 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 9,900,272,000 円 → FY2025 要求 12,185,313,000 円 → FY2025 当初 9,900,000,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 14,204,120,797 円(71.9%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 9,900,000,000 円 → FY2026 要求 11,627,000,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
12,070,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
9,900,272,000 円
補正予算
5,300,000,000 円
前年度繰越
4,524,392,000 円
予備費等
39,381,000 円
歳出予算現額
19,764,045,000 円
内訳(予算種別)
第1次補正予算 5,300,000,000 円(1件)、当初予算 9,900,272,000 円(2件)、予備費等1 39,381,000 円(1件)、前年度から繰越し 4,524,392,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
14,204,120,797 円
執行率
71.9%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
4,861,471,231 円
不用相当額
698,452,972 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
・アクティビティ①について、アウトプット(柵の整備距離)は順調に増加。・アクティビティ②については新規に設定した指標のため、来年度以降評価。・アクティビティ③については短期アウトカム未確定。・アクティビティ④について、短期アウトカム(ICTを活用したデータに基づく対策を行う市町村数)は年度目標の160%を達成。・アクティビティ⑤について、短期アウトカム(実施隊の隊員数)は年度目標の9割以上を達成。・アクティビティ⑥、⑦について、短期アウトカムは設定できないが、アウトプット(全国ジビエフェアの参加店舗数、処理施設の新規整備数)は順調に増加。長期アウトカム(ジビエ利用量)の達成度は7割程度で推移。
改善の方向性
・アクティビティ①~⑤について、他省庁との連携も含め、生息頭数の減少につながる更なる捕獲強化や、被害額の低減を図るための効果的な柵の整備に向けた施策を検討する。・アクティビティ⑥、⑦について、処理加工施設への搬入を増加するための方策や、更なる需要を喚起する施策を検討する。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2022年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
・引き続き、令和6年度の財務省予算執行調査結果の指摘を踏まえた改善策の実施に努めていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット鳥獣の侵入を防止するための柵の整備距離[km]42004823 114.83333
アウトプット有害捕獲(シカ・イノシシ)を実施した協議会等数[実施主体]01167
アウトプット都道府県広域捕獲活動支援事業を実施した都道府県数[都道府県]2322 95.65217
アウトプットスマート捕獲等普及加速化事業実施主体数[実施主体]
アウトプット鳥獣被害防止総合支援事業のうち専門的人材育成・確保を活用した実施主体数[実施主体]0
アウトプット全国ジビエフェアの参加店舗数[店]15002120 141.33333
アウトプットジビエ処理施設数の新規整備数[施設]65 83.33333
アウトプット野生鳥獣の捕獲頭数(シカ・イノシシ)[万頭]6687 131.81818
アウトプット鳥獣被害防止対策に係る取組活動を実施した地域協議会等の数[地区]882900 102.04082
アウトプット鳥獣被害防止対策に係る取組活動を実施した市町村の耕地面積[千ha]36003661 101.69444
アウトカム・短期捕獲実績の地図上への集約・可視化を実施している市町村数[市町村]
アウトカム・短期ニホンジカ・イノシシの推定個体数[万頭]
アウトカム・短期ICT機器及びデジタルデータを活用した対策を実施している市町村数[市町村]
アウトカム・短期専門員を配置している市町村数[市町村]
アウトカム・短期モデル事例をはじめとする、ICTを活用したデータに基づく対策を行う市町村数[市町村]3557 162.85714
アウトカム・短期鳥獣被害対策実施隊の隊員数[人]4290042172 98.30303
アウトカム・長期野生鳥獣による農作物の被害率(被害額/産出額)[%]0.27
アウトカム・長期捕獲鳥獣のジビエ利用量[t]36682678 73.00981
アウトカム・長期野生鳥獣による農作物被害額[億円]128

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
既に効果的な執行に向けた仕組みを実施要領等に反映した上で、令和7年度予算を措置しており、引き続き事業を効果的・効率的に実施していく。
FY2025 当初予算(参考)
9,900,000,000 円
FY2026 概算要求
11,627,000,000 円
うち要望額
16,700,000,000 円
主な増減理由
【予備費等】令和6年度 39百万円(目内流用)

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 5 / 5 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

D協議会
野生鳥獣による農作物被害を防止するための ①有害捕獲(捕獲活動経費の直接支援、生息状況調査、捕獲機材の導入、処理加工施設の整備等) ②被害防除(侵入防止柵の整備、追い払い対策等) ③生息環境管理(藪の刈り払い等里山整備等) を行うとともに、ジビエ利活用を推進するための取組を行う。
14,579,480,395 円
B道府県
道府県下の市町村、事業実施主体への交付金の交付事務、指導監督、広域捕獲活動等を行う。
13,277,748,071 円
A農政局等
管内の府県、事業実施主体に対する交付金の交付事務、指導監督等を行う。
11,753,627,853 円
C市町村
事業実施主体への交付金の交付事務、指導監督等及び野生鳥獣による農作物被害を防止するための施設の整備や捕獲活動経費の直接支援を行う。
5,346,943,437 円
E民間団体
野生鳥獣の被害対策や捕獲鳥獣の利活用を指導する人材を育成する研修、被害対策に係る先進技術の調査・検証、ジビエ利用拡大に向けた全国プロモーション等を行う。
326,616,872 円