経済産業省 / 資源エネルギー庁 / 新エネルギーシステム課

再生可能エネルギーの大量導入に向けた次世代型の電力制御技術開発事業

予算事業ID 3795 前年度事業 開始 2015年度 終了予定 2030年度 主要経費: エネルギー対策費 実施方法: 交付

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 64.3 億円 のうち 64.3 億円(100.0%)を執行。不用相当額は算出不能(要確認)。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「終了予定」。

FY2025 当初予算は 72 億円、FY2026 概算要求は 60 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 72.3 億円 → FY2025 当初 72 億円(−0.4%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

●第6次エネルギー基本計画で⽰された2030年再生可能エネルギー(再エネ)再エネ⽐率36〜38%程度の達成に向けて、さらには2050年カーボンニュートラルに向けて、S+3Eのバランスを取りながら再エネの導⼊促進を加速する必要がある。/●再エネの大量導入を進めることで、電力網(系統)の空き容量がなくなり、また、系統が不安定となる可能性があり、これらに適切に対処するための対策が不可欠である。/●これまで、ノンファーム型接続の導入や、マスタープランの策定等、系統課題に対応するための制度整備・技術開発を進め、再エネの早期導入を進めてきた。/●本事業においては、さらに再生可能エネルギー(再エネ)の導入を進めつつ、第7次エネルギー基本計画で示された、局地的な大規模需要の立地を見据えた電力供給の対応や、分散型エネルギーリソース(DER)の系統混雑やディマンドリスポンス(DR)への活用も含め、電力システム全体の最適化を図る上で必要な技術開発を行う。

事業の概要

再⽣可能エネルギーの更なる導⼊拡⼤を図り、電力システム全体の最適化を図りながら主⼒電源化を進めていくため、本事業では電力システムの効率的な整備・利用に資する以下の取組を行う。/(1)市場主導型制御システムの技術検討: 市場主導型の混雑管理手法への移行を念頭に、市場主導型の出力制御システムの技術的な検討を行う。/(2)分散型エネルギーリソース等を活用したフレキシビリティ技術開発(送電): 送電網での混雑解消等のためにDERを柔軟に指令・制御する技術(フレキシビリティ技術)の開発及び実証を行う。/(3)分散型エネルギーリソースを活用したフレキシビリティ技術開発(配電): 配電網での混雑解消のためにDERを柔軟に指令・制御する技術(フレキシビリティ技術)の開発及び実証を行う。また、系統制約に加え需給制約を考慮して、DERを確実かつ経済的に確保するため、DERの市場集約・最適化を行う機能(DER集約機能)の基礎的な検討も行う。/(4)再エネの系統影響緩和のための技術開発: 再エネ電源自体の調整機能向上(出力変化速度の向上や最低出力の引き下げ等)のための技術開発を実施する。/(5)多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発: 長距離海底直流送電の整備に必要な直流送電システムの基盤技術及び海底直流ケーブルの敷設に関する技術開発を行う。/(6)保守・運用も見据えた長距離海底送電ケーブルの施工・管理に係る統合的基盤技術検討: ケーブル損傷リスクに対する原因・損傷箇所の早期特定、早期故障点修理、監視状況のアラートを通じた損傷リスク自体の抑止等に向けたフィージビリティスタディを実施する。/(7)次世代系統安定化技術に向けた研究開発: 電力の安定供給を維持するための装置の開発や、インバータそのものに安定化機能を持たせるための技術を開発する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 80 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 72.3 億円 要求の 90.4%現額 64.3 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 64.3 億円 執行率 100.0%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 要確認 差額 -1000 円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 100〜600%(4 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 終了予定 FY2026 要求 60 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算72.3 億円
予備費等-8 億円
歳出予算現額64.3 億円

使い道

執行額64.3 億円

執行額+翌年度繰越が歳出予算現額を 1000 円 上回るため、不用相当額は算出していません(要確認)。

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 4,187,000,000 円 5,167,000,000 円 5,167,000,000 円
2022 5,500,000,000 円 7,073,000,000 円 7,073,000,000 円
2023 6,300,000,000 円 6,071,917,000 円 6,071,917,000 円
2024 7,230,000,000 円 6,425,675,000 円 6,425,676,000 円
2025 7,200,000,000 円 7,200,000,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20214,187,000,000 円5,167,000,000 円5,167,000,000 円100.0%0 円2025年度シート
20226,000,000,000 円5,500,000,000 円7,073,000,000 円7,073,000,000 円100.0%0 円2025年度シート
20236,500,000,000 円6,300,000,000 円6,071,917,000 円6,071,917,000 円100.0%0 円2025年度シート
20248,000,000,000 円7,230,000,000 円6,425,675,000 円6,425,676,000 円100.0%要確認2025年度シート(改訂)
20257,200,000,000 円7,200,000,000 円7,200,000,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 7,230,000,000 円 → FY2025 要求 7,200,000,000 円 → FY2025 当初 7,200,000,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 6,425,676,000 円(100.0%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「終了予定」

FY2025 当初 7,200,000,000 円 → FY2026 要求 6,000,000,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
8,000,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
7,230,000,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
-804,325,000 円
歳出予算現額
6,425,675,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 7,230,000,000 円(1件)、予備費等1 -804,325,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
6,425,676,000 円
執行率
100.0%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
算出不能/差額 -1,000 円(要確認)

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
各アクティビティにおいて委員会・WGを設置し、事業の実施計画の策定や進捗状況の管理を行った。また、各アクティビティの中間成果については、令和7年度7月の成果報告会にて、対外的に報告した。アクティビティ①の前身事業にあたる日本版コネクト&マネージについては、令和6年度10月に外部有識者による中間評価を実施し、高い評価を得たとともに、アクティビティ①の市場主導型の研究開発にて更なる成果が期待できるとされた。アクティビティ⑤の多端子直流送電システムの基盤技術については、令和6年度12月に外部有識者による中間評価を実施し、比較的高い評価を得た。アクティビティ⑦の次世代系統安定化技術に向けた研究開発についても、令和6年度6月に外部有識者による中間評価を実施し、肯定的な評価を得た。
改善の方向性
中間評価にて得られた意見等を踏まえて、今後の事業の適切な予算執行を図っていく予定。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2024年度)
推進チーム所見
現状通り
効率的かつ適正に執行されていると考えられるため、引き続き取り組むこと

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット制御方式ごとの課題抽出数[件]22 100
アウトプットシステムの要求仕様の策定[件]11 100
アウトプットDERフレキシビリティシステムの構築に向けて確立した要件・仕様等の件数[件]33 100
アウトプット電源種ごとの課題抽出件数[件]33 100
アウトプット特許出願等件数[件]610 166.66667
アウトプット保守運用・施工技術及び監視技術に係る調査等の実施件数[件]
アウトプット調整力を備えた制御装置の開発件数[件]35 166.66667
アウトカム・短期必要な技術開発項目の抽出数[件]00
アウトカム・長期新たな混雑管理方式に関する制度設計議論(審議会)に詳細FS成果が反映された件数[件]
アウトカム・短期整理されたDER等の活用手法・ユースケース数[件]11 100
アウトカム・長期開発した系統混雑緩和対策等を2030年までに実系統で実装する件数(2028年度時点での見通し)[件]
アウトカム・短期DERフレキシビリティシステムの構築に向けて抽出した技術課題項目[件]16 600
アウトカム・長期DERフレキシビリティを活用する新たなシステムが実系統向けに実装される計画件数(2030年度までの2026年度時点での見通し)[件]
アウトカム・短期技術仕様の特定[件]00
アウトカム・長期実系統向けに実装した技術仕様の件数[件]
アウトカム・短期開発した技術の数(試作、技術確立)[件]7
アウトカム・長期公開した要求仕様[件]11 100
アウトカム・短期必要な技術開発項目の抽出数[件]
アウトカム・長期立案したプロジェクト件数[件]
アウトカム・短期制御装置の要求仕様の策定件数[件]11 100
アウトカム・長期想定される再エネの出力抑制量削減効果[GWh/年]

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
終了予定
各アクティビティにおいて委員会・WGを通じて、事業の実施計画の策定や進捗状況の管理を引き続き実施する。
FY2025 当初予算(参考)
7,200,000,000 円
FY2026 概算要求
6,000,000,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 8 / 8 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
プロジェクト管理
6,425,676,000 円
G一般財団法人電力中央研究所ほか
次世代系統安定化技術に向けた研究開発
3,546,289,000 円
F日本郵船株式会社ほか
多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発
865,762,000 円
D東京電力パワーグリッド株式会社ほか
分散型エネルギーリソースを活用したフレキシビリティ技術開発(配電)
784,243,000 円
B株式会社三菱総合研究所ほか
市場主導型制御システムの技術検討
242,977,000 円
C株式会社三菱総合研究所ほか
分散型エネルギーリソース等を活用したフレキシビリティ技術開発(送電)
99,834,000 円
E一般財団法人電力中央研究所
再エネの系統影響緩和のための技術検討
46,141,000 円
H学校法人早稲田大学ほか
高圧連系用慣性低下対策PCSの実用化開発に係るシミュレーション等
40,799,000 円