国土交通省 / 総合政策局 / 環境政策課

「グリーンインフラ」の取組推進による魅力ある地域の創出のための調査・検討経費

予算事業ID 4059 前年度事業 開始 2002年度 終了予定 2030年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 5,750 万円 のうち 4,146 万円(72.1%)を執行。翌年度繰越 1,488 万円、不用相当額 115 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 2,619 万円、FY2026 概算要求は 3,143 万円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「執行等改善」に対し、FY2024 当初は 2,688 万円 → FY2025 当初 2,619 万円(−2.6%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

社会資本整備やまちづくり等において多様な効果を発現する「グリーンインフラ」について、分野横断・官民連携での取組や自治体等における先導的な取組を促進すること等により、グリーンインフラの社会実装を進め、これにより、気候変動に伴うリスクや生物多様性損失のリスクを低減することに加え、健康増進、地域コミュニティ醸成、景観形成など国民の暮らしの向上や、地価上昇に代表される地域経済の活性化など、多様な効果の発現を図ることを目的とする。

事業の概要

本事業は、グリーンインフラを主流化するための環境整備として、産官学の多様な主体の参加する「グリーンインフラ官民連携プラットフォーム」(2020年3月設立)において、「企画・広報部会」、「技術部会」、「金融部会」を設置し、省内で開催する「グリーンインフラの市場における経済価値に関する研究会」と併せて、省内で開催する「グリーンインフラの市場における経済価値に関する研究会」と併せて、グリーンインフラの社会的な普及、活用技術やその効果評価等に関する調査・研究、資金調達手法等の検討を進めるとともに、官民連携によりグリーンインフラに取り組む地域を対象に専門家派遣等の支援を行い、民間投資を呼び込んだ先導的なモデルを形成する取組である。/実施内容は、①会員の優れた取り組み事例の表彰(グリーンインフラ大賞)、②「グリーンインフラ産業展」の開催、③会員向けオンラインセミナー等の開催、④有識者による会員とのパートナーシップ構築、⑤社会的普及に向けた各種資料集の作成、⑥民間資金の取り入れ等の先導的な取組を行う自治体に対する事業化支援、⑦グリーンインフラの効果の把握・整理及びその適切な評価のための仕組みの検討 等である。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 4,200 万円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 2,688 万円 要求の 64%現額 5,750 万円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 4,146 万円 執行率 72.1%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 115 万円 現額の 2%翌年度繰越 1,488 万円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 92.7〜103.1%(2 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 3,143 万円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算2,688 万円
補正予算1,500 万円
前年度繰越1,562 万円
歳出予算現額5,750 万円

使い道

執行額4,146 万円
翌年度繰越1,488 万円
不用相当額115 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 55,030,000 円 55,030,000 円 37,000,000 円
2022 36,800,000 円 36,800,000 円 36,000,000 円
2023 36,000,000 円 52,000,000 円 35,266,000 円
2024 26,881,000 円 57,496,000 円 41,460,000 円
2025 26,188,000 円 61,070,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

事業名の変遷: 2024年度〜「社会資本分野における環境対策の推進」 → 2025年度〜「「グリーンインフラ」の取組推進による魅力ある地域の創出のための調査・検討経費」

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202155,030,000 円55,030,000 円37,000,000 円67.2%18,030,000 円2025年度シート
202238,000,000 円36,800,000 円36,800,000 円36,000,000 円97.8%800,000 円2025年度シート
202336,854,000 円36,000,000 円52,000,000 円35,266,000 円67.8%1,119,000 円2025年度シート
202442,000,000 円26,881,000 円57,496,000 円41,460,000 円72.1%1,154,000 円2025年度シート
202548,195,000 円26,188,000 円61,070,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2024 当初 26,881,000 円 → FY2025 要求 48,195,000 円 → FY2025 当初 26,188,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 41,460,000 円(72.1%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 26,188,000 円 → FY2026 要求 31,426,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
42,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
26,881,000 円
補正予算
15,000,000 円
前年度繰越
15,615,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
57,496,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 26,881,000 円(4件)、前年度から繰越し 15,615,000 円(1件)、第1次補正予算 15,000,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
41,460,000 円
執行率
72.1%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
14,882,000 円
不用相当額
1,154,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
気候変動に伴い激甚・頻発化する災害への対応、経済状況への対応、人口減少・少子高齢化等の中長期的な課題への対応が急務となる中、自然環境の持つ多様な機能を利用するグリーンインフラの取組は、複数の地域課題の同時解決にアプローチする手段として有効である。 事業は目的に即したものに限定されている他、価格も加点対象とした企画競争を実施している。企画競争の実施に際しては複数社が参加した。グリーンインフラ官民連携プラットフォームに会員登録した自治体数は目標を達成している他、そのうちグリーンインフラを事業化した自治体数について、低いアンケート回収率を踏まえれば概ね目標達成に向けた実績推移となっている。グリーンインフラの推進を検討する他の自治体等において、本事業の成果が活用され、グリーンインフラの社会実装がさらに進むよう工夫する必要がある。
改善の方向性
グリーンインフラ官民連携プラットフォームにおける専門部会の活動(事例収集、アドバイザー制度の構築、グリーンインフラに係る調査・研究、民間資金を活用した取組事例の紹介等)を通じて情報提供や支援の充実を図るとともに、グリーンインフラの取組主体等に向けたガイダンス作成を進めることにより、プラットフォームに参加する自治体数の拡大及びグリーンインフラの社会実装を進めていく。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 本事業は、気候変動対応と地域課題の同時解決を図るグリーンインフラの社会実装を目指す重要な取り組みである。特に、2020年に設立されたグリーンインフラ官民連携プラットフォームを中核とした産官学連携のアプローチは、持続可能な社会基盤整備において先進的な枠組みと評価できる。成果目標の達成状況と課題定量的成果について プラットフォーム会員登録自治体数は、2023年度121件(目標110件)、2024年度134件(目標130件)と目標を上回り、着実な拡大を示しているが、事業化自治体数は2022年度24件(目標35件、達成率68.6%)とやや課題が残る結果となっている。このことが、認知度向上(会員登録)から実装(事業化)への転換率の低さを意味しないでしょうか。つまり、単なる情報提供では限界があり、自治体の実行能力向上と具体的な事業化支援の強化を図ることも必要ではないかと思料します。ご提案1. 事業化支援の質的向上現在のセミナー開催(年3回目標に対し2024年度9回実施)は量的には充実しているが、個別自治体のニーズに対応したテーラーメイド支援の導入もご検討頂きたい。2. 成果指標の再検討アンケート回収率の低さが指摘されているが、これは評価システム自体の問題を示唆している。事業化の定義明確化と、より客観的な測定手法の導入を検討してはいかがでしょうか。3. 民間投資促進メカニズムの強化金融部会の活動成果が見えにくい。民間資金調達の具体的成功事例の創出と横展開が、2025年度最終目標(事業化70自治体)達成の鍵となるように思います。総合所見 事業の方向性は適切であり、プラットフォーム構築による基盤整備は評価できる。2025年度の最終年度においては、「認知から実装」への橋渡し機能の強化及び量的拡大から質的転換への政策重点の移行を目指して頂きたい。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
外部有識者の所見も踏まえつつ、認知度の向上も含めた事業化自治体数の向上等に向けて引き続き取り組んでいただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット環境政策課開催のグリーンインフラに関する対自治体セミナー開催回数[回]39 300
アウトカム・短期グリーンインフラ官民連携プラットフォームに会員登録した自治体の数(累計)[自治体]130134 103.07692
アウトカム・長期グリーンインフラ官民連携プラットフォーム登録自治体のうち、グリーンインフラの取組を事業化した自治体の数[自治体]5551 92.72727

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
認知度向上から実装への転換に向け、次年度以降は、地域ニーズをふまえた自治体支援の取組(令和2年度より実施)を一層充実させていくとともに、民間資金を活用したモデル事例の創出及び横展開を重点的に実施していく。その際、多様な主体を巻き込んだ先進的な事例構築等の、頂を高める取組だけでなく、市民活動の後押し等、裾野を広げる活動の双方を実施する。また、今後より適切な指標設定・測定を行うために、グリーンインフラに関する様々なデータ・研究の収集・分析や多様な効果の見える化を図っていくとともに、グリーンインフラそのものの定義の明確化・周知等も実施していく。
FY2025 当初予算(参考)
26,188,000 円
FY2026 概算要求
31,426,000 円
うち要望額
7,856,000 円
主な増減理由
昨今中間支援組織が有効に機能している取組が見られてきていることから、グリーンインフラに係る中間支援組織が有効に機能した事例の全国展開や、中間支援組織への支援策の導入など、活動しやすい環境整備を図っていく。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 2 / 2 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

B令和6年度グリーンインフラ官民連携プラットフォーム企画運営他業務 創建・パシフィックコンサルタンツ共同提案体
R6年度グリーンンンフラ官民連携プラットフォームの運営、R6年度先導的グリーンインフラモデル形成支援
25,850,000 円
Aデロイトトーマツフィナンシャルアドバイザリー合同会社
グリーンインフラの市場における経済価値に関する研究会の運営支援
15,610,000 円