国土交通省 / 水管理・国土保全局 / 保全課

地すべり対策事業

予算事業ID 4123 前年度事業 開始 1952年度 主要経費: 治山治水対策事業費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 233 億円 のうち 138 億円(59.4%)を執行。翌年度繰越 93.2 億円、不用相当額 1.5 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 119 億円、FY2026 概算要求は 153 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 101 億円 → FY2025 当初 119 億円(+17.8%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

地すべりによる被害は融雪時期や梅雨時期、台風時期に多発しており、梅雨期の大雨による地附山地すべりや熊本地震、新潟県中越地震で発生した地すべりに代表されるように、一旦発生すると地域の資産や人命に壊滅的な被害をもたらす。このため、地すべり対策事業は、地すべりのおそれのある箇所・発生した箇所を調査・対策し、地すべりによる被害を防止・軽減することを目的とする。

事業の概要

地すべり災害は一旦発生すると緊急的かつ大規模な対策が必要となることが多いため、地すべりの兆候の早期発見が重要である。地すべり対策事業は、地すべりの原因やすべり面の位置を把握するために、地下水・地表面・地中の動きの観測や現地調査・地質調査等を実施し、その結果を基に対策工事の計画を立案するとともに、地すべりの原因となる地表水や地下水の排除、地すべり土塊の移動を抑止する工事を実施している。また、全国の災害発生状況等を見ながら機動的に事業を実施しているところである。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 130 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 101 億円 要求の 77.7%現額 233 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 138 億円 執行率 59.4%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 1.5 億円 現額の 0.6%翌年度繰越 93.2 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 25.5〜92%(6 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 153 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算101 億円
補正予算44.9 億円
前年度繰越86.9 億円
予備費等1,657 万円
歳出予算現額233 億円

使い道

執行額138 億円
翌年度繰越93.2 億円
不用相当額1.5 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 10,640,612,000 円 23,397,480,000 円 14,164,609,000 円
2022 10,463,329,000 円 24,282,565,000 円 14,859,261,000 円
2023 10,434,475,000 円 24,244,377,000 円 15,479,243,000 円
2024 10,115,444,000 円 23,307,293,000 円 13,837,800,000 円
2025 11,920,694,000 円 30,485,790,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202110,640,612,000 円23,397,480,000 円14,164,609,000 円60.5%122,747,000 円2025年度シート
202213,446,728,000 円10,463,329,000 円24,282,565,000 円14,859,261,000 円61.2%25,426,000 円2025年度シート
202312,181,960,000 円10,434,475,000 円24,244,377,000 円15,479,243,000 円63.8%76,110,000 円2025年度シート
202413,023,966,000 円10,115,444,000 円23,307,293,000 円13,837,800,000 円59.4%145,832,000 円2025年度シート(改訂)
202512,631,027,000 円11,920,694,000 円30,485,790,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「現状通り」

FY2024 当初 10,115,444,000 円 → FY2025 要求 12,631,027,000 円 → FY2025 当初 11,920,694,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 13,837,800,000 円(59.4%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「現状通り」

FY2025 当初 11,920,694,000 円 → FY2026 要求 15,287,484,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
13,023,966,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
10,115,444,000 円
補正予算
4,486,252,000 円
前年度繰越
8,689,024,000 円
予備費等
16,573,000 円
歳出予算現額
23,307,293,000 円
内訳(予算種別)
第1次補正予算 4,486,252,000 円(3件)、前年度から繰越し 8,689,024,000 円(1件)、当初予算 10,115,444,000 円(8件)、予備費等1 16,573,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
13,837,800,000 円
執行率
59.4%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
9,323,661,000 円
不用相当額
145,832,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
・直轄事業については、予算の執行状況等について、各地方整備局等を通じて確認し、事業の効果的・効率的な実施に努めている。また、資金の流れの検証ができるよう、全ての工事・業務等について契約額・支出先及び契約方式等を把握している。・補助事業については、完了実績報告書等を提出してもらうほか、地方整備局等の職員による完了検査を現地で実施し、把握に努めている。・アクティビティ①②の短期アウトカム指標については、着実に進捗している。・各アクティビティの長期アウトカム指標については、一定程度の進捗が見られるものの、さらなる進捗が必要。
改善の方向性
・各アクティビティの短期アウトカム指標について、引き続き目標年度に向け、PDCAサイクルの構築、効率的な維持管理、DXによる省人化・効率化を図る。・各アクティビティの長期アウトカム指標について、事業内容や経費の審査を確実に実施して、効率的な予算執行・管理、そしてDX等の新技術を最大限活することで、地すべり対策事業の効果発現を加速化し、着実な事業進捗を図る。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2023年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
激甚化・頻発化する水災害の発生により、地域における人命・資産の被害防止を図るためには、地すべりの原因となる地下水・地表面・地中の動きの観測や当該観測結果等を基にした対策工事等は必要不可欠であり、監視・観測等に係る最新技術も活用しながら、効果的・効率的な事業実施に努めるべき。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット直轄・補助事業実施箇所[箇所]110110 100
アウトプット直轄・補助事業実施箇所[箇所]110110 100
アウトプット直轄・補助事業実施箇所[箇所]110110 100
アウトカム・短期PDCAサイクルの構築及び運用状況にかかる点検体制の整備を実施した都道府県数[都道府県]2523 92
アウトカム・中期PDCAサイクルの効果分析、および必要に応じて見直しを図った都道府県数[都道府県]250
アウトカム・長期重要なライフライン施設、重要交通網、市町村役場等が保全対象に含まれている要対策箇所における対策実施率[%]5029.1 58.2
アウトカム・短期砂防関係施設の長寿命化計画に新技術等の活用による短期的な数値目標を設定した都道府県数[都道府県]4712 25.53191
アウトカム・中期長寿命化計画における短期のメンテナンス計画に基づいた対策実施状況の点検を行った都道府県数[都道府県]470
アウトカム・長期重要なライフライン施設、重要交通網、市町村役場等が保全対象に含まれている要対策箇所における対策実施率[%]5029.1 58.2
アウトカム・短期DX好事例集を活用した講習会を受講した都道府県数[都道府県]250
アウトカム・中期地すべり対策事業を継続的に実施中・完了の都道府県のうち、DXを調査から工事施工・監理の過程で導入した都道府県数[都道府県]2518 72
アウトカム・長期重要なライフライン施設、重要交通網、市町村役場等が保全対象に含まれている要対策箇所における対策実施率[%]5029.1 58.2

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
現状においても、地すべりの監視・観測に新技術を積極的に活用するとともに、観測結果を踏まえ、PDCAサイクルを用いた事業の見直しを適宜実施している。これらを通じて、事業内容や経費等の審査を確実に実施し、効率的な予算執行・管理、そしてDX等の新技術を最大限活することで、地すべり対策事業の効果発現を加速化し、着実な事業進捗を図る。
FY2025 当初予算(参考)
11,920,694,000 円
FY2026 概算要求
15,287,484,000 円
うち要望額
5,628,554,000 円
主な増減理由
当該事業にかかる所要額を要求するため。・要望額:5,628,554千円「第1次国土強靱化実施中期計画に基づく取組の推進に必要な経費」、「労務費確保の必要性や近年の資材価格の高騰の影響等を考慮した公共事業等の実施に必要な経費」については、予算編成過程で検討する。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 9 / 9 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A地方整備局(中部地方整備局ほか)
工事の実施及び工事に係る/調査・設計・用地取得
7,526,319,000 円
B民間企業等((株)白鳥建設ほか)
調査・測量・設計業務・工事
7,494,144,000 円
I地方公共団体【補助】(長野県ほか)
工事の実施及び工事にかかる調査・設計・用地
5,321,996,000 円
F個人(個人Aほか)
用地・移転補償 等
17,004,000 円
C公益法人(国立大学法人 東海国立大学機構)
埋蔵文化財調査、調査・検討等
14,074,000 円
G国土交通省
地すべり事業に係る検討・研究 等
4,801,000 円
H民間企業等(スカパーJSAT(株)ほか)
調査検討、システム関連業務 等
4,801,000 円
E地方公共団体等(静岡市ほか)
協定、用地・移転補償 等
1,008,000 円
D独立行政法人(水資源機構ほか)
通信設備賃借 等
89,000 円