国土交通省 / 鉄道局 / 施設課

鉄道施設総合安全対策事業

予算事業ID 4142 前年度事業 開始 2008年度 主要経費: 港湾空港鉄道等整備事業費 実施方法: 補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 198 億円 のうち 103 億円(52.1%)を執行。翌年度繰越 86.8 億円、不用相当額 8.2 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 45.3 億円、FY2026 概算要求は 137 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「執行等改善」に対し、FY2024 当初は 45.1 億円 → FY2025 当初 45.3 億円(+0.3%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

本事業は、「列車の安全運行並びに鉄道利用者の安全確保を図るとともに、発災時における緊急応急活動の機能を確保すること」を目標としている。/事業毎の目的は、下記の通りである。/○豪雨対策事業:激甚化・頻発化する豪雨災害を踏まえ、河川に架かる鉄道橋梁の流失等防止対策や、鉄道に隣接する斜面からの土砂流入防止対策を推進し、鉄道利用者の安全確保及び鉄道の安全・安定輸送の確保を図ること。/○浸水対策事業:河川の氾濫や津波等が発生した場合に、深刻な浸水被害が懸念される地下駅等の出入口やトンネルの坑口等の浸水対策を推進し、浸水被害の未然防止や拡大防止を図ること。/○老朽化対策事業:老朽化が進む鉄道の橋梁やトンネルの適切な維持管理・更新を推進し、鉄道利用者の安全確保及び鉄道の安全・安定輸送の確保を図ること。/○耐震対策事業:首都直下地震や南海トラフ地震等の大規模地震に備え、主要駅や高架橋等の耐震対策を推進し、鉄道利用者等の安全確保等を図ること。/○踏切保安設備整備事業:踏切道改良促進法に基づき、遮断機や警報機等の踏切保安設備の整備を推進し、踏切道における事故防止と交通の円滑化を図ること。/○鉄道軌道安全輸送設備等整備事業:地域鉄道事業者等が実施する安全性の向上に資する設備の整備を推進し、鉄道利用者の安全確保及び鉄道の安全・安定輸送の確保を図ること。/○ホームドア整備事業:ホームにおける鉄道利用者の転落・接触等を防止し、鉄道利用者の安全確保及び鉄道の安全・安定輸送の確保を図ること。/○第4種踏切道の緊急対策推進事業:遮断機・警報機のない第4種踏切道において、歩行者等の一旦停止、左右確認を促し直前横断を防ぐことで、第4種踏切道の安全対策を簡易かつ効果的に実施できる整備を推進し、第4種踏切道の安全性の向上を図ること。/○地域鉄道メンテナンス体制強化事業:持続的・効率的なインフラメンテナンスの実現に向けて、鉄道事業者の技術力向上、検査業務体制等の再構築を推進し、鉄道利用者の安全確保及び鉄道の安全・安定輸送の確保を図ること。

事業の概要

本事業は、鉄軌道事業者に対し、鉄道総合安全対策事業に要する経費の一部を国が補助するものである。各事業の概要は下記の通りである。/○豪雨対策事業:利用者が多い線区等を対象に、橋脚の洗掘防止対策や、橋梁の架替、鉄道に隣接する斜面の補強等の豪雨対策を支援する。/○浸水対策事業:地方公共団体が定めるハザードマップ等により浸水被害が想定される地下駅等を対象に、出入口、トンネル等への止水板や防水扉等の整備を支援する。/○老朽化対策事業:地域の人口減少が進み、経営環境が厳しさを増す地方の鉄道事業者を対象に、鉄道事業の継続性等を確認した上で将来的な維持管理費用を低減し、長寿命化に資する鉄道施設の改良・補修を支援する。/○耐震対策事業:首都直下地震・南海トラフ地震で震度6強が想定される地域等において、利用者が多い線区等を対象に、駅・高架橋等の耐震対策を支援する。/○踏切保安設備整備事業:踏切道改良促進法に基づき指定された踏切を対象に、遮断機・警報機、高齢者等の歩行者の踏切事故防止に資する設備及び災害時の稼働状況等の把握に資する設備等の整備を支援する。/○鉄道軌道安全輸送設備等整備事業:地域鉄道事業者等が行うレールやマクラギの更新、信号保安設備の整備など、安全性の向上に資する設備の整備を支援する。/○ホームドア整備事業:ホームにおける転落・接触等を防止するため、ホームドア整備を支援する。/○第4種踏切道の緊急対策推進事業:第4種踏切道において、歩行者等の直前横断等を抑止するため、踏切通行者の物理的な一旦停止を促すゲートや柵等の整備を支援する。/○地域鉄道メンテナンス体制強化事業:鉄道施設総合安全対策事業を実施するための保守実施計画策定、業務体制再構築について、広域的・戦略的なインフラマネジメントを実施することを念頭に、当該鉄道事業者以外の鉄道事業者や第三者と連携して行う場合に限り、その策定及び再構築に要する事業費を支援する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 98.8 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 45.1 億円 要求の 45.7%現額 198 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 103 億円 執行率 52.1%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 8.2 億円 現額の 4.1%翌年度繰越 86.8 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果指標 11 件(達成率なし)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 137 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算45.1 億円
補正予算68.6 億円
前年度繰越84.5 億円
歳出予算現額198 億円

使い道

執行額103 億円
翌年度繰越86.8 億円
不用相当額8.2 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 3,129,000,000 円 12,097,000,000 円 5,783,000,000 円
2022 3,407,000,000 円 14,072,000,000 円 9,088,000,000 円
2023 5,035,000,000 円 19,294,000,000 円 11,778,795,000 円
2024 4,514,000,000 円 19,827,359,000 円 10,327,730,780 円
2025 4,529,000,000 円 18,254,131,642 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20213,129,000,000 円12,097,000,000 円5,783,000,000 円47.8%968,000,000 円2025年度シート
202210,505,000,000 円3,407,000,000 円14,072,000,000 円9,088,000,000 円64.6%要確認2025年度シート
20239,981,000,000 円5,035,000,000 円19,294,000,000 円11,778,795,000 円61.0%要確認2025年度シート
20249,882,000,000 円4,514,000,000 円19,827,359,000 円10,327,730,780 円52.1%818,496,578 円2025年度シート
202510,073,000,000 円4,529,000,000 円18,254,131,642 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2024 当初 4,514,000,000 円 → FY2025 要求 10,073,000,000 円 → FY2025 当初 4,529,000,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 10,327,730,780 円(52.1%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 4,529,000,000 円 → FY2026 要求 13,719,000,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
9,882,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
4,514,000,000 円
補正予算
6,863,000,000 円
前年度繰越
8,450,359,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
19,827,359,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 4,514,000,000 円(1件)、前年度から繰越し 8,450,359,000 円(1件)、第1次補正予算 6,863,000,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
10,327,730,780 円
執行率
52.1%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
8,681,131,642 円
不用相当額
818,496,578 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
アクティビティ102、103、104、105、106、107について、測定指標は順調に推移している。アクティビティ107について、設計時の想定を超える降雨によりのり面の一部が崩壊する被害が令和5年度1件発生したが、当該事業を予め実施していたことで、被害の拡大を防ぎ最小限に抑えたことで、早期に運転再開をすることができた。令和6年度は0件とすることができている。
改善の方向性
アクティビティ101、102、103、104、105、106、107について、目標に向け引き続き取り組む。また、新たに実施するアクティビティ108、109についても、目標に向け取り組む。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2023年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
自然災害の激甚化・頻発化に適確に対応できるよう、引き続き効果的な事業の執行に努めるべきである。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット当該補助金を活用し豪雨対策事業を実施した箇所数[箇所]3031 103.33333
アウトプット当該補助金を活用し浸水対策事業を実施した箇所数[箇所]11 100
アウトプット当該補助金を活用し老朽化対策事業を実施した箇所数[箇所]4436 81.81818
アウトプット当該補助金を活用し耐震対策事業を実施した箇所数[箇所]3436 105.88235
アウトプット当該補助金を活用し踏切保安設備整備事業を実施した箇所数[箇所]5957 96.61017
アウトプット鉄道軌道安全輸送設備等整備事業の事業者数[者]5492 170.37037
アウトプットホームドア整備事業を活用し、ホームドアを設置した番線数[番線]618 300
アウトプット当該補助金を活用し第4種踏切道の緊急対策推進事業を実施した箇所数[箇所]
アウトプット当該補助金を活用し地域鉄道メンテナンス体制強化事業を実施した事業者数[者]111 9.09091
アウトカム・短期保安監査での鉄道施設の保守に関する行政指導件数[件]02
アウトカム・短期保安監査での鉄道施設の保守に関する行政指導件数[件]02
アウトカム・短期保安監査での鉄道施設の保守に関する行政指導件数[件]02
アウトカム・長期豪雨対策を実施した箇所に起因する鉄道施設の豪雨被害件数[件]00
アウトカム・長期浸水対策を実施した箇所に起因する鉄道施設の浸水被害件数[件]00
アウトカム・長期地域鉄道等における、橋りょう、トンネル等の施設の老朽化に起因する輸送障害及び鉄道運転事故件数。[件]00
アウトカム・長期首都直下地震又は南海トラフ地震で震度6強以上が想定される地域等における、在来線の片道断面輸送量1日1万人以上の路線に存する、桁が大きく沈下、傾斜するような損傷が生じるおそれのあるプレストレストコンクリート桁を支えるラーメン橋台の耐震化率(令和5年度当初に未補強であるものに限る)[%]100
アウトカム・長期踏切事故件数[%]149
アウトカム・長期地域鉄道における線路設備や信号保安設備等の鉄道施設を原因とした鉄道運転事故件数[件]0
アウトカム・長期ホームドアの整備番線数[番線]3000
アウトカム・長期第4種踏切道における緊急対策に係る設備の設置数[箇所]
アウトカム・長期地域鉄道における持続的・効率的なインフラメンテナンスの実現

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
自然災害の激甚化・頻発化に適確に対応できるよう、引き続き事業者へのヒアリングにより事業内容の把握に努めるなどして必要な対策内容や対策箇所の把握に取り組み、効果的な事業の執行に努める。
FY2025 当初予算(参考)
4,529,000,000 円
FY2026 概算要求
13,719,000,000 円
主な増減理由
令和8年度の実施内容を踏まえた増額第1次国土強靱化実施中期計画に基づく取組の推進に必要な経費については、予算編成過程で検討する。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 3 / 3 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

B近畿日本鉄道株式会社ほか
地方公共団体と国からの補助金及び自己資金を財源に、地下駅等の浸水対策事業等を実施する。
10,145,766,719 円
A独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
保安施設整備事業に関する補助についてとりまとめ(事業内容の精査、事業の審査等)を行うとともに、国に対して補助金の交付を一括して申請し、国からの交付された補助金を事業主体である鉄道事業者に対して交付する。
181,964,061 円
C近畿日本鉄道株式会社ほか
地方公共団体と国からの補助金及び自己資金を財源に、保安設備整備事業を実施する。
181,964,061 円