国土交通省 / 総合政策局 / 地域交通課

地域公共交通確保維持改善事業

予算事業ID 4338 前年度事業 開始 2011年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 853 億円 のうち 508 億円(59.5%)を執行。翌年度繰越 284 億円、不用相当額 61.1 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 207 億円、FY2026 概算要求は 263 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「年度内に改善を検討」に対し、FY2024 当初は 208 億円 → FY2025 当初 207 億円(−0.3%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

本事業の実施により、生活交通の確保・維持・改善が図られ、高齢者や障害者などの交通弱者を含め、人々の社会参加の機会が確保されることを通じて、高齢化の急速な進展の中で、社会経済の活性化とともに国民の安全安心なくらしを守るとともに、新型コロナウイルス感染症の影響等により危機に瀕する地域の公共交通の持続可能な運行の確保に向けた取組や官民共創等による持続可能性と利便性の高い地域交通ネットワークへの再構築等に向けた取組を支援する。

事業の概要

生活交通の存続が危機に瀕している地域等において、地域の特性・実情に最適な移動手段が提供され、また、バリアフリー化やより制約の少ないシステムの導入等により移動に当たっての様々な障害(バリア)の解消等がされるよう、地域公共交通の確保・維持・改善を支援する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 264 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 208 億円 要求の 78.7%現額 853 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 508 億円 執行率 59.5%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 61.1 億円 現額の 7.2%翌年度繰越 284 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果指標 3 件(達成率なし)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 263 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算208 億円
補正予算323 億円
前年度繰越284 億円
予備費等37.9 億円
歳出予算現額853 億円

使い道

執行額508 億円
翌年度繰越284 億円
不用相当額61.1 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 20,587,000,000 円 59,526,000,000 円 36,611,000,000 円
2022 20,692,000,000 円 101,962,000,000 円 52,809,000,000 円
2023 20,747,140,000 円 98,937,541,000 円 45,483,239,000 円
2024 20,805,147,000 円 85,283,966,000 円 50,780,482,033 円
2025 20,739,147,000 円 85,873,060,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202120,587,000,000 円59,526,000,000 円36,611,000,000 円61.5%1,425,000,000 円2025年度シート
202225,656,000,000 円20,692,000,000 円101,962,000,000 円52,809,000,000 円51.8%2,845,000,000 円2025年度シート
202326,283,000,000 円20,747,140,000 円98,937,541,000 円45,483,239,000 円46.0%25,023,589,000 円2025年度シート
202426,419,489,000 円20,805,147,000 円85,283,966,000 円50,780,482,033 円59.5%6,113,093,967 円2025年度シート(改訂)
202526,798,589,000 円20,739,147,000 円85,873,060,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2024 当初 20,805,147,000 円 → FY2025 要求 26,798,589,000 円 → FY2025 当初 20,739,147,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 50,780,482,033 円(59.5%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 20,739,147,000 円 → FY2026 要求 26,304,924,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
26,419,489,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
20,805,147,000 円
補正予算
32,260,000,000 円
前年度繰越
28,430,713,000 円
予備費等
3,788,106,000 円
歳出予算現額
85,283,966,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 20,805,147,000 円(9件)、第1次補正予算 32,260,000,000 円(2件)、前年度から繰越し 28,430,713,000 円(1件)、予備費等1 3,788,106,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
50,780,482,033 円
執行率
59.5%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
28,390,390,000 円
不用相当額
6,113,093,967 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
本事業は、地域の多様な関係者による協議会が主体的に策定した計画に基づく取組みについて、効率的かつ効果的に必要最低限の支援を行うものであり、地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱に基づき適正に実施している。
改善の方向性
引き続き、地域の多様な関係者が主体的に策定した計画に基づく取組みについて、効率的かつ効果的に必要最低限の支援としつつ、予算の適正な執行に努める。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 地域福祉や地域経済、人口維持のためのインフラ政策であるが、補助制度による「守りの交通」から、住民ニーズと地域自立に基づく「攻めの移動サービス」への転換が中長期の課題。路線ごとの利用者数、移動需要、運行コスト等をリアルタイムで可視化できるプラットフォームの整備・展開するための共通ツールを国が開発・提供すれば、中小自治体でも実装可能になるのではないか。さらに、「交通まちづくり会社(例:公共交通+観光+福祉)」など複合経営の創設を支援するなどして、財政支援への依存からの脱却に向けた環境整備が肝要。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
外部有識者の所見を踏まえ、「交通空白」の課題解消に向けた方策を検討すべき。また、外部有識者の所見にもあるとおり、公共交通・観光・福祉などの他分野との連携も必要と考えられることから、財政支援に加え、制度面での方策も検討すべき。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット地域公共交通確保維持改善事業における事業を執行した延べ協議会数[件]12921196 92.56966
アウトカム・長期地方バス路線の維持率(年度末に引き続き運航されている地域間幹線系統数/前々年度に国土交通大臣が認定した地域間幹線系統数)[%]96.59
アウトカム・長期有人離島のうち航路が就航している離島の割合(旅客定期航路または不定期航路が確保されている離島数/架橋されていない及び海上公共交通に依存している有人離島)[%]100
アウトカム・長期生活交通手段として航空輸送が必要である離島のうち航空輸送が維持されている離島の割合(当該年度において航空輸送が確保されている離島数/平成24年度において航空輸送が確保されている空港を有し、かつ近隣都市へ代替交通手段で移動すると概ね2時間以上かかる有人離島数)[%]100

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
推進チームの所見を踏まえ、全国の「交通空白」について「取組方針2025」に基づき集中対策期間(令和7年度から令和9年度)で解消に向けた検討を行う。さらに複数の自治体や交通事業者等の共同化・協業化における体制強化を推進し、地域交通の「リ・デザイン」を全国に展開することで持続可能な地域交通の実現を図る。令和8年度における具体的な施策・事業については、今後の予算編成過程等において検討を行う。
FY2025 当初予算(参考)
20,739,147,000 円
FY2026 概算要求
26,304,924,000 円
うち要望額
5,849,455,000 円
主な増減理由
【重要政策推進枠】R8年度重要政策推進枠:5,849,455千円地方創生の基盤である地域交通の「リ・デザイン」を全国的に展開し、持続可能な地域交通を実現するため、「取組方針2025」に基づいた集中対策期間における「交通空白」の解消、共同化・協業化等の自治体・事業者の体制強化、MaaS等による交通サービスの高度化などの地域交通DXによる生産性等の向上や人材確保、自動運転の事業化促進、ローカル鉄道再構築の取組等に対して増額要求するもの。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 4 / 4 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

Aパシフィックコンサルタンツ株式会社ほか
生活交通の存続が危機に瀕している地域等において、地域の特性・実情に最適な移動手段が提供され、また、バリアフリー化やより制約の少ないシステムの導入等移動に当たっての様々な障害の解消等がされるよう、地域公共交通の確保・維持・改善を支援。また、地域交通事業者が十分な感染拡大防止対策を講じることができるよう、駅・車両等の衛生対策や、車内等の密度を上げないように配慮した運行等の実証事業を支援。
50,424,509,169 円
B復建調査設計株式会社ほか
本事業のフォローアップ等、地域公共交通に係る施策の検討に資するための調査を実施。
211,423,385 円
C九州運輸局ほか
本事業のフォローアップ等、地域公共交通に係る施策の検討に資するための調査を実施。諸謝金、委員等旅費、職員の出張費。
144,549,882 円
D株式会社三菱総合研究所ほか
本事業のフォローアップ等、地域公共交通に係る施策の検討に資するための調査を実施。
106,036,942 円