金融庁 / 総合政策局 / 総務課

アジア諸国等との金融連携・協力事業

予算事業ID 442 前年度事業 開始 2011年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施、その他

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 9,774 万円 のうち 6,852 万円(70.1%)を執行。不用相当額 2,922 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 1.1 億円、FY2026 概算要求は 1.1 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 9,898 万円 → FY2025 当初 1.1 億円(+7.4%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

本事業は、新興国等の市場機能の向上に貢献し、ひいては我が国が新興国等とともに成長するために、研修実施等の各国支援や政策対話を通じて、アジアを中心とした新興国等の金融当局との連携強化を図るものである。

事業の概要

【事業①】アジア諸国を中心とした新興国等について情勢認識を構築したうえで、新興国等の金融当局に対し、担当者レベルでの意見交換やハイレベル面会、国際会議の開催等を通じた政策対話を実施し、金融当局間での連携を強化する。//【事業②】アジア諸国等の最新の情勢や支援ニーズを把握することを目的として、政策推進に資する適切なトピックを選定し調査を実施する。これらの調査を通じてアジア諸国等との連携強化、当庁の政策発信、またアジアに進出する日系企業の後押しを行うための地域の情勢の理解を深める。//【事業③】新興国等の金融当局職員を研究員としてグローバル金融連携センター(GLOPAC)に招へいし、日本の金融規制・監督に関する研修プログラムを提供する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 1.4 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 9,898 万円 要求の 68.9%現額 9,774 万円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 6,852 万円 執行率 70.1%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 2,922 万円 現額の 29.9%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 100〜166.7%(3 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 1.1 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算9,898 万円
補正予算123 万円
予備費等-247 万円
歳出予算現額9,774 万円

使い道

執行額6,852 万円
不用相当額2,922 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 131,877,000 円 131,877,000 円 33,000,000 円
2022 130,599,000 円 131,599,000 円 80,000,000 円
2023 111,291,000 円 122,151,118 円 72,732,818 円
2024 98,980,000 円 97,736,000 円 68,518,645 円
2025 106,351,000 円 106,351,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

事業名の変遷: 2024年度〜「アジア諸国等との金融連携・協力に必要な経費」 → 2025年度〜「アジア諸国等との金融連携・協力事業」

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021131,877,000 円131,877,000 円33,000,000 円25.0%98,877,000 円2025年度シート
2022140,017,000 円130,599,000 円131,599,000 円80,000,000 円60.8%51,599,000 円2025年度シート
2023135,244,000 円111,291,000 円122,151,118 円72,732,818 円59.5%49,418,300 円2025年度シート
2024143,760,000 円98,980,000 円97,736,000 円68,518,645 円70.1%29,217,355 円2025年度シート(改訂)
2025147,369,000 円106,351,000 円106,351,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 98,980,000 円 → FY2025 要求 147,369,000 円 → FY2025 当初 106,351,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 68,518,645 円(70.1%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 106,351,000 円 → FY2026 要求 108,544,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
143,760,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
98,980,000 円
補正予算
1,230,000 円
前年度繰越
0 円
予備費等
-2,474,000 円
歳出予算現額
97,736,000 円
内訳(予算種別)
第1次補正予算 1,230,000 円(1件)、当初予算 98,980,000 円(5件)、予備費等1 -2,474,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
68,518,645 円
執行率
70.1%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
29,217,355 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
【事業①】・日本の金融制度や法整備に関する海外金融当局からの照会に対し、メール等を通じて都度対応したほか、意見交換・研修の対面開催を徐々に再開し、オンライン形式も併用し様々な形での技術支援を実施した。これらの取組を通じ、成果目標(ハイレベル面会件数)の実績値は連続で増加するなど、新興国等の当局との連携が強化されており、事業の効果は増加していると評価できる。【事業②】・当局間や金融機関と実効性のある政策対話を行うにあたり、前提となる相手国の金融分野における情勢調査を定期的に実施しており、令和6年度はASEAN主要4ヵ国(マレーシア・タイ・インドネシア・フィリピン)の銀行分野の調査を実施。各国の経済構造や国家戦略などを踏まえて、銀行貸出が適切に実体経済に関与できているかの示唆を得るべく、各国主要銀行の業績動向や成長戦略をアンケート調査や公開情報調査にて情報収集し、課題を分析した。成果物はウェブページに公表して事業者等が利用・参照可能な形としている他、調査過程で得られた情報や分析結果は国際室での情勢認識に有効に活用された。【事業③】令和6年度は、年間を通じて2回の研修を開催し、計25名の研修生を招聘した。GLOPACの創設10周年を契機に事業全体の見直しを進め、従来の新興国金融当局職員の能力構築に重点を置いたプログラムに加え、特にアジア地域における連携強化と政策推進力の向上に重点を置いた新たなプログラムを実施するなど、政策対話の活性化を意識した運営を行った。・卒業生のフォローアップとして、当庁職員の海外出張に併せて現地での面会を実施したほか、卒業生を日本に再招聘してホームカミングイベントを開催するなど、ネットワークの維持・強化に向けた取組を継続的に実施した。事後アンケートでは、研修生の満足度も高く、事業の有効性が確認されている。
改善の方向性
【事業①】・引き続き支援先当局や日系金融機関等の意見を幅広く聴取した上で、各国経済の成熟度にも留意しつつ、新興国当局の関心・ニーズに応じた金融技術支援を実施していく。また、多国間や地域枠組みにおける議論もフォローしつつ、二国間での支援・協力取組に活用する。・海外当局との意見交換・面会実施にかかる予算について、年度毎の往来の見通しに応じて適切な積算を行い、執行率を上げるよう努める。【事業②】・国内外での情勢変化が激しいなか、その時々で重要性の高い国・地域やテーマを適切に選定し、調査のスコープを設定することが肝要。多様な使い方が想定されるが、例えば金融庁主催で開催される国際会議での効果的な対話テーマを選定する事前調査にも有用。日系金融機関から聞かれる要望、各国当局の課題、国際的な金融規制動向などを踏まえ、限られた予算を最大限活用できるよう務める。【事業③】引き続き、分野別の研修に加えて政策対話の活性化を意識したプログラムを継続し、当庁が推進する政策との連携強化に努める。また、双方向型・参加型の講義を積極的に取り入れ、対話の質の向上を図る。・令和6年度は、運営方針の見直しに伴い、担当部局との調整やプログラム策定に時間を要した結果、研修の実施回数が2回にとどまり、執行率が低下したが、今後は担当部局との連携を一層強化するとともに、プログラム設計や教材の整理・蓄積を進めることで研修の提供回数を増やし、予算執行率の向上を図る。・卒業生との面会を通じてGLOPACの研修が各国での業務にどのように活用されているかを継続的に把握するとともに、過去の研修参加者とのつながりを維持・強化する。こうしたネットワークを当庁の政策サイクルにおいても積極的に活用していく。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: ○他のアジア諸国の取組と比べた日本の取組状況の特色や、各国の政策にどのように反映されたなどを公表することを検討してはどうか。○本事業の経費については、アジア諸国の中で日本がどう貢献できるかを大局的な視点で把握することが重要と考えるので、引き続き適切な施策を検討していただきたい。
推進チーム所見
現状通り
○引き続き競争性の確保に留意した調達を行い、適切な予算執行に努めること。○外部有識者の所見を踏まえ、事業の意義や効果について、公表や説明のあり方を検討すること。〇一者応札となった契約については、次回調達時においても競争性を確保するための方策を継続するなど、引き続き予算執行における経費削減に努めること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプットアジア諸国を中心とした新興国等の金融当局との担当者レベルで実施した意見交換の件数(オンライン実施含む)[件]1220 166.66667
アウトプットテーマに応じた委託調査の報告書の作成[件]
アウトプットグローバル金融連携センターにおける研修プログラムの提供回数(オンライン開催含む)[回]22 100
アウトカム・短期アジア諸国を中心とした新興国等の金融当局のハイレベルとの面会の件数(オンライン実施含む)及び政策対話に係る国際会議の開催回数[件]1220 166.66667
アウトカム・長期アジアのハイレベル当局者との面会、国際会議等を通じた政策対話等を実施し、またGLOPAC研修を通じたネットワーク構築を通じてアジアを中心とした新興国等の金融当局との間で政策対話の枠組みを構築するとともに、当庁施策の対外的な発信力向上につなげる。具体的には、日ASEAN、APECといった枠組みにおける日本の政策発信やアジアハイレベル規制当局者フォーラム/アジアデーにおける政策発信を実施予定。
アウトカム・短期アジア諸国を中心とした新興国等の金融当局のハイレベルとの面会の件数及び調査内容を踏まえ有識者との意見交換を行った回数[回]
アウトカム・短期研修生の招へい人数(オンライン開催含む)[人]2525 100
アウトカム・中期アンケートを実施し研修生の80%以上を成果指標とする[%]80100 125

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
〇事業①については、外交情勢の急変による方針転換を迫られる場面もある中で、海外当局との意見交換・面会実施にかかる予算について、年度毎の往来の見通しに応じて適切な積算を行い、適切な予算執行に努めていくこととする。〇事業②については、引き続き支援先機関や日系金融機関等の意見を幅広く聴取し、各国経済の成熟度や関心・ニーズに応じた効果的な金融技術支援の実施に努めていくこととする。令和8年度においては、引き続きアジア諸国の金融分野に関する調査を実施し、資産運用立国やアジアにおけるサステナブルファイナンスの推進など、当庁における優先政策分野の推進に資するテーマでの調査を実施する予定だが、アジア諸国の最新動向について調査を行うための制度・市場に関する公表情報が非常に少なく、優れた専門性や調査実績を持つ業者への委託を行うには相当の予算を要するため、当該調査費について増額要求を行う。なお、本調査結果は国内政策の担当部局だけでなく、過去の委託調査と同様に当庁ウェブサイトで公表し、必要に応じヒアリング機会等を通じて日本の金融機関等にも還元することで、海外進出を検討している日本企業のビジネス展開や金融機関の海外企業向け融資の支援にも活用することとしたい。〇事業③については、一者応札となった契約については、次回調達時においても競争性を確保するための方策を継続するなど、引き続き予算執行における経費削減に努めることとする。令和8年度においては、引き続き分野別の研修に加えて政策対話の活性化を意識したプログラムを継続し、当庁が推進する政策との連携強化に努める観点から、GLOPACの滞在サポート業務委託費について増額要求を行う。
FY2025 当初予算(参考)
106,351,000 円
FY2026 概算要求
108,544,000 円
主な増減理由
・内国旅費(学会等出席旅費)の要求減:1,356千円・雑役務費(翻訳料)の要求減:1,464千円・雑役務費(滞在サポート業務委託費)の要求増:3,898千円・雑役務費(国際会議等運営委託費)の要求減:2,698千円・雑役務費(調査委託費)の要求増:4,479千円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 2 / 2 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

B有限会社ビジョンブリッジほか
研究員の日本滞在サポート業務等委託
17,029,831 円
A株式会社三菱総合研究所ほか
委託費
8,204,403 円