国土交通省 / 総合政策局 / 公共事業企画調整課

地域におけるインフラメンテナンスの高度化・効率化

予算事業ID 4651 前年度事業 開始 2022年度 終了予定 2025年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 6,370 万円 のうち 4,606 万円(72.3%)を執行。翌年度繰越 1,678 万円、不用相当額 85.4 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「終了予定」。

FY2025 当初予算は 549 万円、FY2026 概算要求は 0 円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 384 万円 → FY2025 当初 549 万円(+42.9%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

我が国のインフラについては、高度経済成長期などに集中的に整備された経緯から、今後急速に老朽化対策が必要となる施設の増加が見込まれている。そのため、地域インフラ群再生戦略マネジメントをはじめとする、民間活力の活用や新技術の開発・導入、データ利活用等を通じて地方自治体におけるインフラメンテナンスの高度化・効率化を進めることで、施設に不具合が生じてから対策を行う「事後保全型」から、不具合の発生前に緊急度に応じて修繕・更新等の対策を講じる「予防保全型」のインフラメンテナンスへの本格転換を図る。

事業の概要

①技術系職員が限られる中でも、的確なインフラメンテナンスの確保を目指すため、広域・複数・多分野の地域のインフラ施設を「群」として捉え、効率的・効果的にマネジメントしていく「地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)」の検討を行う。/②特に社会資本の大部分を管理する地方自治体における技術系職員不足や老朽化施設の増加によるコスト増といった課題に対し、新技術や民間活力の利活用が効果的であるにもかかわらず、自治体への導入が進んでいない現状を改善するため、導入までの検討段階における支援を行う。/③メンテナンスの効率的・効果的な実施に向け、インフラメンテナンスデータの利活用を促進するため、インフラメンテナンスデータの利活用事例を収集し、事例集の策定等に向けた検討を行う。/④これまでに構築され、総会員数3,162者(うち、行政会員1,481者)(令和7年4月1日時点)となっているインフラメンテナンス国民会議の機能強化による官民連携の促進を図る。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 1,470 万円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 384 万円 要求の 26.1%現額 6,370 万円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 4,606 万円 執行率 72.3%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 85.4 万円 現額の 1.3%翌年度繰越 1,678 万円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果指標 4 件(達成率なし)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 終了予定 FY2026 要求 0 円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算384 万円
補正予算3,000 万円
前年度繰越2,985 万円
歳出予算現額6,370 万円

使い道

執行額4,606 万円
翌年度繰越1,678 万円
不用相当額85.4 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 0 円 0 円 0 円
2022 5,040,000 円 5,040,000 円 5,000,000 円
2023 5,351,000 円 35,259,000 円 5,118,372 円
2024 3,843,000 円 63,697,000 円 46,059,000 円
2025 5,491,000 円 22,275,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20210 円0 円0 円2025年度シート
202210,018,000 円5,040,000 円5,040,000 円5,000,000 円99.2%40,000 円2025年度シート
20238,000,000 円5,351,000 円35,259,000 円5,118,372 円14.5%286,628 円2025年度シート
202414,702,000 円3,843,000 円63,697,000 円46,059,000 円72.3%854,000 円2025年度シート
202519,218,000 円5,491,000 円22,275,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「現状通り」

FY2024 当初 3,843,000 円 → FY2025 要求 19,218,000 円 → FY2025 当初 5,491,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 46,059,000 円(72.3%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「終了予定」

FY2025 当初 5,491,000 円 → FY2026 要求 0 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
14,702,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
3,843,000 円
補正予算
30,000,000 円
前年度繰越
29,854,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
63,697,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 3,843,000 円(4件)、第1次補正予算 30,000,000 円(1件)、前年度から繰越し 29,854,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
46,059,000 円
執行率
72.3%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
16,784,000 円
不用相当額
854,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
・「経済財政運営と改革の基本方針2024」に「広域的・戦略的なインフラマネジメントの実施、AI等の新技術の活用、事業者間や官民の連携促進等により、予防保全型メンテナンスへの本格転換や維持管理の高度化・効率化、公的ストック適正化を推進する。既存の国有財産も有効に活用する。また、受益者負担や適切な維持管理の観点から、財源対策等について検討を行う」と位置づけられており、国民や社会のニーズを反映しているといえる。・令和5年8月に「地域インフラ群再生戦略マネジメント計画策定手法検討会・実施手法検討会」を設置し議論を進めるなど、包括的民間委託や新技術導入によるメンテナンス高度化・効率化に向けた検討を進めている。・支出先の選定にあたっては、企画競争による手続きを行い、外部の有識者からなる企画競争有識者委員会による審査等を行い、透明性・公平性の確保を図った。
改善の方向性
令和5年度に選定した地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)のモデル地域では、導入までの実施手順や調整方法の共通の悩みがある。全国展開に向けて、モデル地域で得られた知見等を踏まえた手引きを策定する。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 埼玉県八潮市の道路陥没事故に象徴されるように、高度経済成長期に整備されたインフラの老朽化は喫緊の課題である。市区町村の土木職員数が2005年度比13%減少し、技術系職員5人以下の自治体が全体の約半分を占める現状を踏まえると、本事業の社会的必要性は極めて高い。目標設定と実効性について 包括的民間委託導入の先進事例16件、新技術導入事例69件という2025年度目標は現実的な水準として評価できる。特に2030年度までに新技術導入施設管理者の割合100%を目指す長期目標もインフラメンテナンスの抜本的変革を志向している点で高く評価したい。ただし、目標達成に向けた具体的なロードマップや中間評価指標の設定が重要である。予算配分の妥当性 2024年度の63,697千円から2025年度22,275千円への予算減額は、事業の最終年度として検討の集約段階に入ることを考慮すれば理解できる。しかし、広域・複数・多分野の地域のインフラ施設を「群」として捉え、効率的・効果的にマネジメントしていく「地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)」の全国展開に向けては、引き続き積極的な予算措置が不可欠である。ご提言 地域インフラ群再生戦略マネジメントの概念は革新的だが、自治体間の連携体制構築や民間事業者の技術力向上支援など、実装段階での課題が山積している。特に小規模自治体への技術的支援体制の充実と、成功事例の横展開メカニズムの確立が急務である。なお、企業会計では、資産除却費用を予め見積もり計上することが求められるが、国・自治体のインフラ施設についても会計上 維持費用及び除却費用の引当計上を義務付けることもご検討頂きたい。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
外部有識者の所見を踏まえつつ、「群マネ」など重要な取り組みについて引き続き進めていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット社会資本整備審議会・交通政策審議会社会資本メンテナンス戦略小委員会等の開催回数[回]1010 100
アウトプット社会資本整備審議会・交通政策審議会社会資本メンテナンス戦略小委員会等の開催回数[回]1010 100
アウトカム・短期インフラメンテナンスにおける包括的民間委託導入の先進事例数[事例]
アウトカム・短期新技術導入の先進事例数[事例]66
アウトカム・長期インフラメンテナンスにおける包括的民間委託導入の累積自治体数[団体]
アウトカム・長期国内の重要インフラ・老朽化インフラの点検・診断などの業務において、一定の技術水準を満たしたロボットやセンサーなどの新技術等を導入している施設管理者の割合[%]

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
終了予定
外部有識者の所見を踏まえつつ、「地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)」の取組を引き続き進めるために、R8要求においては新規要求している。
FY2025 当初予算(参考)
5,491,000 円
FY2026 概算要求
0 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 1 / 1 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

Aパシフィックコンサルタンツ株式会社
地域インフラ群再生戦略マネジメントに関する調査検討
44,142,000 円