環境省 / 地球環境局 / 地球温暖化対策課

CCUS早期社会実装のための環境調和の確保及び脱炭素・循環型社会モデル構築事業

予算事業ID 4696 前年度事業 開始 2014年度 終了予定 2025年度 主要経費: エネルギー対策費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 90 億円 のうち 54.8 億円(60.9%)を執行。翌年度繰越 31.6 億円、不用相当額 3.6 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「年度内に改善を検討」。

FY2025 当初予算は 35.1 億円、FY2026 概算要求は 0 円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「年度内に改善を検討」に対し、FY2024 当初は 55 億円 → FY2025 当初 35.1 億円(−36.3%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

2050年カーボンニュートラル、2030年度46%削減目標の実現には、抜本的な排出削減技術を普及させることが不可欠である。とりわけ、再エネ・省エネを最大限進めてもなお排出が避けられないCO2を回収して貯留・有効利用するCCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)は重要な技術の一つである。本事業では、我が国周辺水域におけるCO2貯留適地を精査するとともに、バイオマス発電所の排ガスからCO2の大半を分離回収する技術の実証等を推進し、環境の保全に配慮したCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)の円滑な導入手法をとりまとめることを目的とする。また、CCU(Carbon dioxide Capture and Utilization)の実証等を通じ、CCU技術を確立するとともに脱炭素・循環型社会モデルの構築を図る。加えて、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律及び二酸化炭素の貯留事業に関する法律(CCS事業法)に基づき、海底下CCS事業が海洋環境に悪影響を及ぼさないよう適正に実施されることを確保するため、審査当局としてモニタリング技術及び合理的な制度のあり方の確立を図る。

事業の概要

①CO2の海底下貯留のための地質解析や貯留可能量評価等を行う。 /②CO2の資源化を通じた脱炭素・循環型社会のモデル構築を通じた関連技術・ノウハウの涵養等を行う。/③CO2分離回収設備の実証等の運用・評価実績をもとに、CCSの実用展開のための一貫実証拠点・サプライチェーンの構築を検討する。/④海底下CCS事業に係る、海域先行利用者である漁協者団体や関係市町村、海洋生物への影響を十分考慮し利用可能な最新・最善の技術(BAT: Best Available Technology)・知見を活用した適正なモニタリングについて検討を行う。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 55 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 55 億円 要求の 100%現額 90 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 54.8 億円 執行率 60.9%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 3.6 億円 現額の 4%翌年度繰越 31.6 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 100〜227.9%(5 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 年度内に改善を検討 FY2026 要求 0 円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算55 億円
前年度繰越35 億円
歳出予算現額90 億円

使い道

執行額54.8 億円
翌年度繰越31.6 億円
不用相当額3.6 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 8,000,000,000 円 14,025,000,000 円 10,577,000,000 円
2022 8,000,000,000 円 11,070,000,000 円 8,224,812,000 円
2023 7,500,000,000 円 10,270,782,000 円 5,476,356,000 円
2024 5,500,000,000 円 9,001,702,000 円 5,481,863,740 円
2025 3,505,000,000 円 6,668,738,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

事業名の変遷: 2024年度〜「CCUS早期社会実装のための環境調和の確保及び脱炭素・循環型社会モデル構築事業(一部経済産業省連携事業)」 → 2025年度〜「CCUS早期社会実装のための環境調和の確保及び脱炭素・循環型社会モデル構築事業」

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20218,000,000,000 円14,025,000,000 円10,577,000,000 円75.4%378,000,000 円2025年度シート
20228,000,000,000 円8,000,000,000 円11,070,000,000 円8,224,812,000 円74.3%74,406,000 円2025年度シート
20238,000,000,000 円7,500,000,000 円10,270,782,000 円5,476,356,000 円53.3%1,292,724,000 円2025年度シート
20245,500,000,000 円5,500,000,000 円9,001,702,000 円5,481,863,740 円60.9%356,100,260 円2025年度シート(改訂)
20254,500,000,000 円3,505,000,000 円6,668,738,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2024 当初 5,500,000,000 円 → FY2025 要求 4,500,000,000 円 → FY2025 当初 3,505,000,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 5,481,863,740 円(60.9%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2025 当初 3,505,000,000 円 → FY2026 要求 0 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
5,500,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
5,500,000,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
3,501,702,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
9,001,702,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 5,500,000,000 円(1件)、前年度から繰越し 3,501,702,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
5,481,863,740 円
執行率
60.9%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
3,163,738,000 円
不用相当額
356,100,260 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
各業務では外部有識者からなる委員会での意見を踏まえて適切に業務を遂行している。複数年度で実施する実証を行う業務では、中間評価などで事業の進捗等を評価し、評価結果を事業に反映させることで、適切な遂行・成果創出を実施している。
改善の方向性
2025年度が事業の最終年度に当たることから、適切な最終成果の取りまとめに向けて効率的・効果的に執行できるように努める。また、事業者のフォロー等を適時行うことで業務の繰越し発生を防ぐ。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: ・ 2050年度カーボンニュートラル及び2030年度46%削減目標の実現のためには、排出されたCO2を回収・有効利用・貯蔵するCCS技術、CCU 技術及びCCUS技術の確立は大変重要である。・ しかし、「先進的CCS事業に係る設計作業等」に関する委託調査が9件採択されているものの、現時点ではどの調査においても洋上圧入方式によるCCS実施を検討する事業者は確認されていない。CCU技術の社会実装事業についても同様である。  当該事業は2025年度が最終年度であるため、次の事業に進む前に、まず2014年度から2025年度まで実施した調査結果を基に、実装化など次の段階に進めない課題・問題点など検証すべきである。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
令和7年度で終了の事業。外部有識者の所見を踏まえて、実装化などの次の段階へ進む上での課題・問題点を分析し、その結果を踏まえた改善策の検討を行うとともに、本事業で得られた知見を今後の関連する施策に有効に活用すること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット新規弾性波調査の実施または解析した地点数(2D・3D延べ)(単年度)(※本事業は令和5年度で事業終了である。)[地点]
アウトプット実証事業の件数(単年度)[件]22 100
アウトプット実証事業の件数(単年度)[件]33 100
アウトプット海洋環境保全上適正な海底下CCS実施確保のための検討実施数(単年度)[件]22 100
アウトカム・短期JOGMECより公開された貯留適地の地点詳細データの件数(令和4年度からの累積)[地点]2121 100
アウトカム・中期国内を貯留地とするCCS事業の検討件数(単年度)[件]55 100
アウトカム・長期貯留適地調査を実施した国内の地点におけるCCS事業によるCO2貯留量(単年度)[万t/CO2]
アウトカム・短期事業終了後に開発・実証を継続する事業件数(単年度)[件]44 100
アウトカム・中期採択事業者におけるCCU技術の商用化件数(単年度)[件]
アウトカム・長期CO2削減量(令和9年度からの累積)[万tCO2]
アウトカム・短期事業の検討状況や成果を踏まえ、CCS技術の商用化に向けて開発の継続を検討する/継続する事業件数(単年度)[件]33 100
アウトカム・中期採択事業者におけるCCS技術の商用化、技術確立の件数(単年度)[件]
アウトカム・長期洋上圧入方式を採用したCCSのために確保する年間貯留量(単年度)[万tCO2]
アウトカム・短期調査結果を公表しているホームページへのアクセス数(単年度)[件]42439669 227.88122
アウトカム・中期海底下CCSモニタリング調査結果を公表している海底下CCS事業数。[件]
アウトカム・長期国内のCCS実施によるCO2削減量(単年度)[万tCO2]

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
年度内に改善を検討
委託事業者へヒアリングを行う等により課題を確認し、分析するとともに、本事業で得られた知見も踏まえて、効果的にCCUSの社会実装につながる事業や施策の設計、実施に努める。
FY2025 当初予算(参考)
3,505,000,000 円
FY2026 概算要求
0 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 20 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

M一般財団法人カーボンフロンティア機構
・業務とりまとめ/・二酸化炭素の輸送・貯留等の実現性検討/・回収した二酸化炭素の輸送に関する検討/・海底下への二酸化炭素の貯留及びモニタリングに関する検討/・CCUSの円滑な導入手法の検討/・検討会の開催等
1,344,353,000 円
N上野トランステック株式会社ほか
・二酸化炭素の輸送・貯留等の実現性検討/・回収した二酸化炭素の輸送に関する検討/・海底下への二酸化炭素の貯留及びモニタリングに関する検討/・CCUSの円滑な導入手法の検討
1,055,988,000 円
J東芝エネルギーシステムズ株式会社
・大規模二酸化炭素分離・回収技術の実証/・液化圧縮設備(輸送設備)と二酸化炭素分離回収設備とのインテグレーションに係る連携・協力/・検討会の設置・運営
999,967,000 円
H一般財団法人カーボンフロンティア機構
・固体吸収剤による二酸化炭素分離回収技術実証の計画・実施/・固体吸収剤による二酸化炭素分離回収技術実証試験設備の設計・/建設・運転/・環境影響評価試験の計画・実施/・ワイオミング州政府及びITCとの実証試験の計画・実施に係る調/整及び協働/・検討会の開催等
899,338,000 円
Q一般財団法人カーボンフロンティア機構
・業務とりまとめ/・二酸化炭素の輸送・貯留等の実現性検討/・回収した二酸化炭素の輸送に関する検討/・海底下への二酸化炭素の貯留及びモニタリングに関する検討/・CCUSの円滑な導入手法の検討/・検討会の開催等
800,000,000 円
O東芝エネルギーシステムズ株式会社
・業務とりまとめ/・地域での炭素循環社会モデルの提案及びそれに基づいたビジネスモデルの構想/・提案するモデルに関する実現性の検討/・二酸化炭素削減効果等の検証・評価/・技術熟度の評価/・検討会の開催等
760,249,000 円
R上野トランステック株式会社ほか
・二酸化炭素の輸送・貯留等の実現性検討/・回収した二酸化炭素の輸送に関する検討/・海底下への二酸化炭素の貯留及びモニタリングに関する検討/・CCUSの円滑な導入手法の検討
603,231,000 円
P株式会社東芝ほか
・CO2電解装置試験、設計支援/・CO2実証地運用、管理/・SAF化工程検討/・規制・需要動向等調査 等
492,874,000 円
S株式会社KANSOテクノス
・海底下CCSに適用可能な海底下モニタリング技術に関する情報収集 /・海底下モニタリング技術の検証のための調査の実施 /・新たなモニタリング技術及びその適用方法の検討 /・検討会の開催
300,845,000 円
F積水化学工業株式会社
・酸素キャリアー量産技術/・二酸化炭素から一酸化炭素製造/・一酸化炭素からエタノール製造/・二酸化炭素から一貫生産した際のプロセスフロー検討/・炭素循環社会モデルの提案/・二酸化炭素削減効果等の検証・評価
152,355,000 円