環境省 / 地球環境局 / 総務課

温室効果ガス観測技術衛星等による排出量検証に向けた技術高度化事業

予算事業ID 4746 前年度事業 開始 2014年度 主要経費: エネルギー対策費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 34.4 億円 のうち 14 億円(40.8%)を執行。翌年度繰越 17.5 億円、不用相当額 2.8 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 21.8 億円、FY2026 概算要求は 23 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 24.2 億円 → FY2025 当初 21.8 億円(−10.1%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

2050年カーボンニュートラル、2030年度46%削減目標の実現に向けて、世界各国が排出インベントリの報告とは異なる手法による客観性の高い独立した温室効果ガス(GHG)排出量の推計を実現できるよう、温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)シリーズによる地球全体(全球)におけるGHGの観測体制の維持を行うとともに、GOSATシリーズのGHG排出量推計技術の精度向上と国際展開を図る。

事業の概要

以下の事業を実施する。/1.GOSAT-2衛星観測システムの運用/2.GHG濃度算出と人為起源排出量の推計と検証/ (1)濃度算出アルゴリズムの高度化/ (2)高次プロダクトの検証/ (3)全球及び国別の人為起源GHG排出量推計と検証/3.GOSAT-GW衛星観測システムの運用

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 33.6 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 24.2 億円 要求の 72%現額 34.4 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 14 億円 執行率 40.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 2.8 億円 現額の 8.3%翌年度繰越 17.5 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 50〜140%(3 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 23 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算24.2 億円
前年度繰越10.1 億円
歳出予算現額34.4 億円

使い道

執行額14 億円
翌年度繰越17.5 億円
不用相当額2.8 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 2,940,000,000 円 10,202,900,000 円 3,383,970,000 円
2022 2,500,000,000 円 11,192,087,000 円 8,906,170,000 円
2023 2,800,000,000 円 5,857,000,000 円 4,230,277,000 円
2024 2,423,000,000 円 3,435,000,000 円 1,402,019,273 円
2025 2,178,000,000 円 3,927,376,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20212,940,000,000 円10,202,900,000 円3,383,970,000 円33.2%143,843,000 円2025年度シート
20225,526,000,000 円2,500,000,000 円11,192,087,000 円8,906,170,000 円79.6%168,917,000 円2025年度シート
20234,817,000,000 円2,800,000,000 円5,857,000,000 円4,230,277,000 円72.2%614,723,000 円2025年度シート
20243,363,000,000 円2,423,000,000 円3,435,000,000 円1,402,019,273 円40.8%283,604,727 円2025年度シート
20252,178,000,000 円2,178,000,000 円3,927,376,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 2,423,000,000 円 → FY2025 要求 2,178,000,000 円 → FY2025 当初 2,178,000,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 1,402,019,273 円(40.8%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 2,178,000,000 円 → FY2026 要求 2,301,000,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
3,363,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
2,423,000,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
1,012,000,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
3,435,000,000 円
内訳(予算種別)
前年度から繰越し 1,012,000,000 円(1件)、当初予算 2,423,000,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
1,402,019,273 円
執行率
40.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
1,749,376,000 円
不用相当額
283,604,727 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
GOSATは16年以上にわたる観測の継続により、海外のGHG観測衛星の追随を許さない数の論文数が発表されており、観測データの利活用という面での成果目標を十分に達成できているといえる。このGOSATの成果を引き継ぐため、GOSAT-2は平成31年2月より定常運用を開始し、令和元年8月以降から品質確認を終えたプロダクトを順次一般配布する等、順調に観測運用を継続している他、3号機であるGOSAT-GWも2025年6月に打ち上げた。またモンゴル国でのGOSATシリーズを用いた温室効果ガス排出量推計事業での成果を、新たに協定を締結した中央アジア4か国に展開している。なお、IPCCのインベントリガイドライン(2009年)には、各国排出量の精度向上に、GOSAT、GOSAT-2等の衛星データを活用することが記載された他、IPCC AR6 WG1報告書(2021年)にはGOSATシリーズの観測データを用いた24本の論文が引用されるなど、世界的に高い評価を得ている。GOSATの16年以上にわたる観測成果を引き継ぎ、GOSATシリーズの温室効果ガス観測データにより2024年から途上国を含むすべてのIPCC締約国に求められるGHG排出量報告の透明性確保に貢献するために本事業は必須である。
改善の方向性
GOSATで挙げた成果目標達成を、GOSAT-2及びGOSAT-GWにおいても継続出来るよう引き続き努力すると共に、モンゴルでの実証成果を他国に展開するための取組を強化する。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2021年度)
推進チーム所見
現状通り
引き続き、客観性の高い独立した温室効果ガス(GHG)排出量の推計を実現できるよう効果的かつ効率的な事業実施に努めること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプットGOSAT-2(2018年打ち上げ)及びGOSAT-GW(2025年6月打ち上げ)が宇宙から観測した温室効果ガス観測データを、地上の受信局にて受信した回数(単年度)[回]27392736 99.89047
アウトカム・短期ユーザ(気候変動科学に関わる各国の大学、研究機関の研究者)にダウンロードされたGOSATシリーズの高次プロダクト(主に全球CO2/CH4濃度、全球CO2/CH4吸収排出量)数(単年度)[プロダクト数]500000296506 59.3012
アウトカム・中期GOSATシリーズの観測成果に関して発表される論文数(単年度)[本]4056 140
アウトカム・長期GOSATシリーズの観測データから推計したGHG排出量と、排出インベントリ報告とを比較評価した国数(2020年度(令和2年度)からの累計)[国]21 50

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
所見を踏まえて、客観性の高い独立した温室効果ガス(GHG)排出量の推計を実現できるよう効果的かつ効率的な事業実施に努める。
FY2025 当初予算(参考)
2,178,000,000 円
FY2026 概算要求
2,301,000,000 円
主な増減理由
令和7年6月にGOSAT-GWの打ち上げが成功したことに伴い、GOSAT-GWデータを活用した国別排出量推計の拡大や排出量推計ビジネス育成、排出削減に向けた日本の優れた環境インフラ技術の輸出促進などの国益実現のための戦略を検討するための経費を新たに計上したため。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 10 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

B国立研究開発法人国立環境研究所
委託事業の執行
705,183,000 円
A国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
委託事業の執行
607,320,000 円
D宇宙技術開発株式会社ほか
委託事業の再委託先
392,951,000 円
I国際航業株式会社ほか
委託事業の再委託先
142,490,000 円
J三菱電機株式会社ほか
委託事業の再委任先
109,296,000 円
C学校法人中央大学
委託事業の執行
89,516,000 円
F国際航業株式会社ほか
委託事業の再委託先
57,564,000 円
E富士通Japan株式会社ほか
委託事業の再委託先
33,946,000 円
G株式会社セックほか
委託事業の再委託先
20,738,000 円
H株式会社エングローブコンサルタントほか
委託事業の再委託先
14,080,000 円