環境省 / 水・大気環境局 / 海洋環境課

海洋プラスチックごみ総合対策費

予算事業ID 4814 前年度事業 開始 2007年度 主要経費: その他の事項経費、科学技術振興費 実施方法: 直接実施、補助、その他

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 77.1 億円 のうち 39 億円(50.6%)を執行。翌年度繰越 35.3 億円、不用相当額 2.9 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 6.6 億円、FY2026 概算要求は 52.3 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 6.6 億円 → FY2025 当初 6.6 億円(−0.6%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

プラスチックを含む海洋ごみの総合的な回収・処理や発生抑制対策を推進するため、以下の5点を目的とする。/➀実効性のあるプラスチック汚染対策条約の策定等国際的な枠組みを活用し対策実施の加速を目指す。 /②地方自治体、研究機関、業界団体等の関係主体等で連携・協力を強化することで、回収・処理や発生抑制対策を推進する。/③都道府県や市町村等が実施する海洋ごみ対策への支援を通じて海洋ごみの削減を図り海洋環境保全に資する。/④我が国の取組状況等も踏まえつつ、広域的・地域的な枠組み(二国間協力含む)における国際連携・協力を戦略的にすすめる。/⑤海洋プラスチックごみの環境中流出量等実態把握(データ収集、モニタリング手法の調和・高度化)、生物生態系影響等の科学的知見の蓄積・共有を行う。

事業の概要

➀プラスチック汚染対策条約関連会合対応/②海洋ごみの削減に向けた自治体・事業者との連携方策の検討/③海岸漂着物等地域対策推進事業/④アジア等地域的及び広域的な国際枠組を通じた国際協力推進/⑤プラスチックを含む海洋ごみに関する科学的知見の集積・共有、対策検討での活用

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 23 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 6.6 億円 要求の 28.8%現額 77.1 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 39 億円 執行率 50.6%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 2.9 億円 現額の 3.7%翌年度繰越 35.3 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 94.6〜127.1%(6 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 52.3 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算6.6 億円
補正予算35.3 億円
前年度繰越35.3 億円
歳出予算現額77.1 億円

使い道

執行額39 億円
翌年度繰越35.3 億円
不用相当額2.9 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 364,616,000 円 11,778,616,000 円 3,872,000,000 円
2022 376,500,000 円 11,503,500,000 円 5,331,000,000 円
2023 615,560,000 円 7,665,560,000 円 3,843,149,000 円
2024 661,765,000 円 7,711,765,000 円 3,899,612,699 円
2025 657,468,000 円 7,982,468,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021364,616,000 円11,778,616,000 円3,872,000,000 円32.9%304,616,000 円2025年度シート
20223,913,140,000 円376,500,000 円11,503,500,000 円5,331,000,000 円46.3%2,647,500,000 円2025年度シート
20230 円615,560,000 円7,665,560,000 円3,843,149,000 円50.1%297,411,000 円2025年度シート
20242,295,674,000 円661,765,000 円7,711,765,000 円3,899,612,699 円50.6%287,152,301 円2025年度シート
20254,552,765,000 円657,468,000 円7,982,468,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 661,765,000 円 → FY2025 要求 4,552,765,000 円 → FY2025 当初 657,468,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 3,899,612,699 円(50.6%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 657,468,000 円 → FY2026 要求 5,227,870,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
2,295,674,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
661,765,000 円
補正予算
3,525,000,000 円
前年度繰越
3,525,000,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
7,711,765,000 円
内訳(予算種別)
第1次補正予算 3,525,000,000 円(1件)、当初予算 661,765,000 円(6件)、前年度から繰越し 3,525,000,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
3,899,612,699 円
執行率
50.6%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
3,525,000,000 円
不用相当額
287,152,301 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
①について、国連環境総会決議に基づき設置された「海洋環境等におけるプラスチック汚染に関する法的拘束力のある国際文書(条約)の策定に向けた政府間交渉委員会」における交渉など、プラスチック汚染に関する国際的な議論に積極的に参画している。 ②について、自治体と企業等、関係主体等の連携・強化に努めており、追加的汚染をゼロにするためには、地域の特性に応じたより効果的なプラスチックごみ対策を推し進める必要がある。 ③について、42の都道府県において海洋ごみ回収事業等を実施し、海岸の景観及び海洋環境の保全に努めた。 ④について、主要排出国であるアジア地域の国々との専門家会合やワークショップの開催、海洋ごみ調査の人材育成やマニュアル等の作成支援など、国際的な協力を更に発展させている。 ⑤について、国内的には、今後の対策に向けたプラスチックの環境中流出量等の実態把握、生物生態系影響等の科学的知見の集積、それら知見を活用した効果的な施策立案・効果検証及び関係者との連携した対策の検討が確実に進んでいる。とりわけマイクロプラスチックについては、モニタリング手法の国際的な調和に関するガイドラインやデータベースの策定・公表を進めてきた。また、漂着ごみについては令和2年度より各自治体に調査主体を移管することで調査地点数の増加等を図り、また各種ガイドライン(漂着ごみ組成調査ガイドライン・河川マイクロプラスチック調査ガイドライン・漁業者と自治体の協力による回収マニュアル)に対する自治体向けの研修会を実施し、調査・回収取り組みの普及および効率的な事業の執行を実現した。また、調査結果を公表することにより、自治体による一層の効果的・効率的な漂着ごみ回収・調査活動を促進した。一方で、科学的知見の蓄積は未だ十分な状況ではないため、実効的な対策を実施するために、引き続き知見の収集や実情把握に努める必要がある。 一部の事業では一者応札の結果となった。
改善の方向性
①について、海洋プラスチックごみ対策の国内外の進展に向け、引き続き国際的な交渉に積極的に参画し、効率的・効果的な施策立案、および事業者等も含めた各種関係者との連携を促進していく。 ②について、海洋プラスチックごみ対策の進展に向け、より実情をふまえた対策を検討しやすく、またその成果が見えやすい地域(例えば瀬戸内海等の閉鎖性海域)において関係府県の連携・協力を強化し、海洋プラスチックごみ対策のモデルの創出・横展開を促進する。 ④について、相手国のニーズを踏まえ、複数国共通で実施できる支援と、各国状況に合わせた支援の効果的な組合せを検討する。 ⑤について、とりわけ対策検討の基礎となる、マイクロプラスチックを含む海洋ごみに係る実態把握や生物生体影響等の科学的知見(データ、評価手法等)の集積・検討を進めるとともに、より効率的・網羅的な調査方法の検討を行う。とりわけ、漂着ごみの調査地点の選定や調査方法等については、外部の委員による検討会を行うなど必要に応じて見直しを実施する。 さらに、本事業の全ての項目について、事業の効率性等について引き続き検証を行い、適切な執行に努めるとともに、一者応札の改善に向けて、公告期間の延長等の見直しを図り、適正な競争の実施に努める。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: ・地球規模で総合対策が必要な重要案件。5つの事業はいずれも重要だが、相互関連づけ(調査やモニタリング結果の他の政策への反映・活用など)が十分になされているかが問われる。・また全国自治体への補助についても工夫が必要ではないか?効率的・効果的な回収事業への重点配分や、ベストプラクティスの全国展開など、より戦略的で効果的な補助にしていく努力が望まれる。
推進チーム所見
現状通り
外部有識者の所見を踏まえて、より戦略的で効果的な補助にしていく検討をすること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット・政府間交渉委員会、G7、G20等において日本政府として意見表明を行った回数(日本政府意見書の提出及び発言を行った主要関連会合の数)[回]627 450
アウトプットモデル事業の実施自治体数(ローカル•ブルー•オーシャン•ビジョン推進事業の実施自治体数)[自治体]77 100
アウトプット都道府県における地域計画の策定数[件]4742 89.3617
アウトプット研修への参加人数[人]910 111.11111
アウトプットガイドライン等の改定・策定数[数]12 200
アウトカム・短期条約の採択件数[件]10
アウトカム・短期自治体又は企業等の自主的事業数(プラスチック・スマート登録事例数)[件]37003500 94.59459
アウトカム・短期海岸漂着物等地域対策推進事業実施主体数[都道府県]4342 97.67442
アウトカム・短期調査手法等に関して支援国で定められたガイドライン等の数[数]11 100
アウトカム・短期実態把握調査を行った自治体数[数]3939 100
アウトカム・中期条約発効要件の達成[回]
アウトカム・中期海洋プラスチックごみの発生が抑制されている状態
アウトカム・中期海洋ごみの当該年度の回収量[t]40377
アウトカム・中期海ごみ対策に関する行動計画を策定した東南アジアの国々の数(延べ数)[国(延べ数)]77 100
アウトカム・中期回収・発生抑制対策の実施団体(自治体・企業等)数[件]4861 127.08333
アウトカム・長期海洋プラスチックごみの十分な回収が行われる状態
アウトカム・長期海洋プラスチックごみの十分な回収が行われる状態
アウトカム・長期海洋プラスチックごみの十分な回収が行われる状態
アウトカム・長期海洋プラスチックごみの十分な回収が行われる状態
アウトカム・長期プラスチック汚染に関する実態把握や取組の継続的な知見共有のための体制整備

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
海洋プラスチックごみ総合対策の各種調査やモニタリング結果を他の政策へ反映・活用する等、各事業の相互活用、成果の相互反映などを意識して、より効果的な事業を実施し、対策を総合的に進めていくこととする。海岸漂着物等地域対策推進事業においては、地域の事情や海岸の特性などを考慮しつつ、効率性を高めていくべく検討を進め、より効果の高い補助事業となることを目指していく。
FY2025 当初予算(参考)
657,468,000 円
FY2026 概算要求
5,227,870,000 円
うち要望額
4,528,000,000 円
主な増減理由
海岸漂着物等地域対策推進事業(補助事業)について、海岸漂着物処理推進法第29条に基づき都道府県や市町村等が行う海洋ごみの回収・処理事業に対して、国が十分な財政措置を講じ支援を実施する観点から、必要な予算を見積もり要求額に反映した。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 36 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

AF42都道府県(長崎県他)
漂流・漂着・海底ごみの回収・処理や発生抑制対策等の実施
3,450,898,000 円
D日本エヌ・ユー・エス株式会社
令和6年度海洋ごみの実態把握及び効率的な回収に関する総合検討業務
60,500,000 円
F株式会社環境管理センター
令和6年度河川・湖沼におけるプラスチックごみの海洋への流出実態調査等業務
42,240,000 円
AG拠出金
拠出金
38,611,000 円
Nいであ株式会社
令和6年度東南アジア等における海洋ごみ実態把握技術の状況調査及び協力検討・調整支援業務
37,598,000 円
Kみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
令和6年度マイクロプラスチックに関する生態系影響把握・動向調査業務
36,300,000 円
E株式会社エックス都市研究所
令和6年度海洋環境等におけるプラスチック汚染対策に関する国際文書策定交渉支援業務
30,452,000 円
A株式会社エックス都市研究所
令和6年度海洋環境を含むプラスチックごみ流出量インベントリ検討業務
29,150,000 円
X国立大学法人東京海洋大学
令和6年度沖合海域における漂流・海底ごみの分布調査検討業務
26,400,000 円
Iみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
令和6年度海洋プラスチックごみモニタリングデータ収集利用促進の国際的な連携推進
22,000,000 円