環境省 / 水・大気環境局 / 環境管理課

農薬環境影響評価対策費

予算事業ID 4822 前年度事業 開始 2005年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 2.3 億円 のうち 1.5 億円(64.0%)を執行。不用相当額 8,440 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 2.3 億円、FY2026 概算要求は 2 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「年度内に改善を検討」に対し、FY2024 当初は 2.3 億円 → FY2025 当初 2.3 億円(−2.1%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

農薬取締法に基づき、環境大臣が農薬の環境影響防止の観点から定める農薬の登録可否を判断する基準(農薬登録基準)の設定を含めた農薬の環境影響に係るリスク評価を適切に進める。また、環境中の動植物に対する農薬の影響評価やばく露量把握等に係る科学的知見の集積を進め、国際標準も念頭に置きつつ、農薬の環境影響に係るリスク評価手法及びリスク管理手法の高度化を進めることで、農薬の安全性の一層の向上を通じた国民の生活環境の保全等に寄与することを目的とする。

事業の概要

生活環境動植物の被害防止及び水質汚濁に係る農薬登録基準の設定に当たり、個別農薬ごとに、申請者から提出された毒性試験成績に加えて文献調査等により安全性評価に必要なデータを収集した上で、リスク評価に用いる資料を作成する。これに基づき、新規登録申請された農薬について、順次適切な農薬登録基準を設定するとともに、既登録農薬についても最新の科学的知見に基づき安全性を再評価、要すれば農薬登録基準の改正を行う。また、使用方法遵守をはじめとしたリスク管理の実効性及びリスク評価手法の妥当性を検証するため、環境中における農薬のモニタリング調査を行う。あわせて、環境中の動植物に対する農薬の影響評価やばく露量把握等に係る科学的知見の集積を進め、長期的な農薬ばく露の影響等の新たなリスク評価手法及びリスク管理手法の導入に向けた検討を行う。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 2.3 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 2.3 億円 要求の 100%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 1.5 億円 執行率 64.0%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 8,440 万円 現額の 36%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 66.7〜98.5%(2 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 2 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算2.3 億円
歳出予算現額2.3 億円

使い道

執行額1.5 億円
不用相当額8,440 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 143,000,000 円 143,000,000 円 133,000,000 円
2022 171,000,000 円 171,000,000 円 229,000,000 円
2023 234,757,000 円 234,757,000 円 203,601,000 円
2024 234,757,000 円 234,757,000 円 150,357,339 円
2025 229,757,000 円 229,757,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021143,000,000 円143,000,000 円133,000,000 円93.0%10,000,000 円2025年度シート
2022180,000,000 円171,000,000 円171,000,000 円229,000,000 円133.9%要確認2025年度シート
2023171,000,000 円234,757,000 円234,757,000 円203,601,000 円86.7%31,156,000 円2025年度シート
2024234,757,000 円234,757,000 円234,757,000 円150,357,339 円64.0%84,399,661 円2025年度シート
2025229,757,000 円229,757,000 円229,757,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2024 当初 234,757,000 円 → FY2025 要求 229,757,000 円 → FY2025 当初 229,757,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 150,357,339 円(64.0%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 229,757,000 円 → FY2026 要求 200,000,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
234,757,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
234,757,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
234,757,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 234,757,000 円(2件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
150,357,339 円
執行率
64.0%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
84,399,661 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
改正農薬取締法の理念に則り、より安全で高品質な農薬の供給を図るためには、最新の科学的知見に基づき、農薬の環境影響に係る精緻なリスク評価と的確な安全管理を行っていくとともに、国際標準も念頭に置きつつ、農薬の環境影響に係るリスク評価手法及びリスク管理手法の高度化を進めることが必要である。本事業は、農薬登録基準の適切な設定のほか、R3年度に開始された既登録農薬の再評価に不可欠であり、今後も、農薬取締法を共管する立場として、国費を投入して着実に農薬登録基準を設定するとともに、同基準設定済み農薬を対象としたモニタリング調査等により、リスク管理の実効性及びリスク評価手法の妥当性の検証等を実施することが必要である。あわせて、引き続き国費を投入して、最新の科学的な知見の集積に努め、農薬の環境影響に係るリスク評価手法及びリスク管理手法を適時的確に改良していくことも必要である。農薬の環境影響に係る調査・研究は、国際的な試験ガイドラインに沿った各種試験の実施や試験成績の信頼性の確保が必須であり、これらの内容を理解し、確実に履行できる専門性を備えた受託事業者は限定される。そのような中、令和6年度は、いくつかの事業が不落札となり執行率が64%となった。事業者へのヒアリングの結果、事業規模に影響を及ぼす実施要件(調査点数や調査地点など)の記載が不明瞭であったことや事業公募のタイミングが遅かったこと等の指摘を受けた。このため、令和7年度は、事業内容の早期検討や仕様書の見直しに取り組んだ結果、事業を開始することができ、執行率の改善が見込まれる。なお、事業の効率性については、競争契約により競争性のある方法で発注するとともに、費目・使途も適切なものとなっている。また、成果指標の一つである「確立したリスク評価・管理手法の数」について、2024年度の短期アウトカムは達成できなかったが、「農薬の長期ばく露影響に係るリスク評価・管理の導入」について、2024年度に中央環境審議会の答申を得ており、令和7年度以降具体の措置の導入を予定であり、短期アウトカムの達成が見込まれる。
改善の方向性
事業の執行率改善のため、事業内容の早期検討及び公募手続の早期開始を進める。また、一者応札の改善に向けては、引き続き公告期間を十分に確保し適正な競争の確保に努める。なお、複数年次にわたり一者応札となっている業務については、参加者確認公募方式を採用する等、競争性を維持しつつ、発注の効率化を図る。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2023年度)
推進チーム所見
現状通り
引き続き、農薬のリスク評価・リスク管理を着実に行い、生態リスク評価・管理の拡充に向けた調査・研究に努めること

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット水域の生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準の設定に係る文献調査、評価書作成等実施件数[件]2536 144
アウトプット生活環境動植物に対する影響評価手法の拡充を目的とした毒性データの調査、毒性試験を実施した農薬数[個]1211 91.66667
アウトカム・短期水域の生活環境動植物の被害防止に係る登録基準の設定及び設定不要と評価した農薬有効成分数(累計)[個]618609 98.54369
アウトカム・短期確立したリスク評価・管理手法の数(累計)※平成31年2月の中央環境審議会答申で検討が求められた鳥類、野生ハナバチ類及び長期的な農薬ばく露の影響に係るリスク評価・管理手法について令和7年度までに順次その確立を目指すこととして設定。[件]32 66.66667
アウトカム・長期化学農薬使用量(リスク換算)の低減率[%]

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
事業の執行率改善のため、事業内容の早期検討及び公募手続の早期開始を進めるとともに、適正な競争の確保及び発注の効率化を図る。
FY2025 当初予算(参考)
229,757,000 円
FY2026 概算要求
200,000,000 円
主な増減理由
業務効率化による減。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 9 / 9 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A(国研)国立環境研究所
・水域及び陸域(鳥類)の生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準設定に係る/文献収集、評価資料の作成等/・野生ハナバチ類における農薬のばく露量及び健康状態の調査等/・農薬の長期曝露による影響評価の導入に係る技術的な検討
73,973,000 円
B(株)エスコ
・地方自治体等が実施する河川中農薬濃度モニタリング調査等の指導・助言、とりまとめ等/・農地等で使用された農薬の河川への流出実態の調査及び関連措置検証のための情報収集
45,320,000 円
G埼玉県ほか
河川中農薬モニタリング調査又は土壌残留に係る実態調査
22,850,000 円
C(国研)農業・食品産業技術総合研究機構
・効率的かつ適切な河川モニタリング方法の検討
11,878,000 円
Dみずほリサーチ&テクノロジーズ(株)
・野生ハナバチ類を対象とした実環境中のばく露濃度の把握方法に係る調査、検討
8,800,000 円
I株式会社エスコほか
効率的かつ適切な河川モニタリング方法の検討のための実地調査
6,686,000 円
Eいであ(株)
・水域の生活環境動植物に対する長期曝露による影響評価手法等に係る検討の技術的な支援
5,940,000 円
F東レテクノ株式会社
・野生ハナバチ類の被害防止に係る農薬登録基準設定に係る文献情報の収集
3,993,000 円
H株式会社NSS
調査地点における河川水のサンプリング等
1,826,000 円