環境省 / 自然環境局 / 国立公園課

国立公園等管理等事業

予算事業ID 4889 前年度事業 開始 2001年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 13.2 億円 のうち 5.9 億円(44.8%)を執行。翌年度繰越 6.7 億円、不用相当額 6,128 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「年度内に改善を検討」。

FY2025 当初予算は 7.5 億円、FY2026 概算要求は 21.5 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 11.2 億円 → FY2025 当初 7.5 億円(−32.6%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

①生物多様性条約COP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」において、2030年までに陸域海域の30%を保護区にして効果的な保全管理を行なう等の目標「30by30目標」が定められ、国内達成に向けた「30by30ロードマップ」では、保護地域の中核を担う国立・国定公園の新規指定・大規模拡張候補地の選定及び指定の推進、各公園の区域や規制に関する公園計画の点検強化、国立公園の海域公園地区の面積倍増等が、今後集中して行う取組として位置づけられており、これらの取組を進める。/②「30by30目標」には「効果的な保全管理」も定められており、国内達成に向けた「30by30ロードマップ」において、国立公園等内での、自然再生、希少種保全、外来種対策、鳥獣管理をはじめとした保護管理施策・体制の充実が位置づけられていることから、管理を適切に実施していく。/③「30by30目標」や「30by30ロードマップ」では、保護地域の拡張だけでなく、その管理の質を向上させることも定められており、日本の国立公園は、土地所有に関係なく広域に指定される「地域制自然公園」であることから、自然の景観や生物多様性の保全及びその適正な利用の推進にあたっては、環境省以外の主体との連携、協働を進める。

事業の概要

①抽出された候補地について、自然環境・社会状況等の詳細についての調査、区域や公園計画等の検討、関係者との調整等を行ない、新規指定や大規模拡張等の調整を順次進めるともに、公園計画の再検討や点検作業を強化し、必要に応じて周辺エリアの国立・国定公園への編入や地種区分の格上げを進める。また、海域については、特に景観・利用の観点からも重要で生物多様性の保全にも寄与する沿岸域において、自然環境調査等を行ないその結果を踏まえて、国立公園の海域公園地区の面積を倍増させることを目指す。/②国立公園等における外来種の捕獲・駆除、侵入防止及びモニタリングの強化、利用調整地区等の管理体制の強化、指定動植物の見直しのほか、自然や社会状況の実情を熟知した地元住民等民間を活用し、きめ細かくかつ総合的な取組等を行い、生物多様性や風致景観を保全する。また、登山道の管理技術や関連制度に精通した専門家を通年雇用し、官民連携の山岳環境保全対策の推進に向けた各種調整や助言等を行うことで、山岳環境の保全対策を更に加速させる。/③各国立公園において協働型管理運営体制の構築又は強化を進めるとともに、地域特有の課題を解決するための議論を進める。また、協働型管理運営体制のもと国立公園毎の長期的なビジョン、取組方針、役割分担と行動計画を定めるとともに、地域ごと許認可の取扱を定めた審査基準等の設定を行い、これらを取りまとめ国立公園管理運営計画の策定・改定を進め、地域ごとの実態に即したきめ細やかな保全及び利用サービスを提供する魅力ある国立公園を目指す。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 11.5 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 11.2 億円 要求の 97.3%現額 13.2 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 5.9 億円 執行率 44.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 6,128 万円 現額の 4.6%翌年度繰越 6.7 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 35〜210%(8 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 年度内に改善を検討 FY2026 要求 21.5 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算11.2 億円
補正予算2 億円
前年度繰越380 万円
歳出予算現額13.2 億円

使い道

執行額5.9 億円
翌年度繰越6.7 億円
不用相当額6,128 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 63,000,000 円 63,000,000 円 46,000,000 円
2022 63,000,000 円 63,000,000 円 555,000,000 円
2023 1,116,100,000 円 1,607,100,000 円 1,430,596,000 円
2024 1,119,089,000 円 1,323,724,000 円 593,581,894 円
2025 754,552,000 円 1,712,191,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202163,000,000 円63,000,000 円46,000,000 円73.0%17,000,000 円2025年度シート
202263,000,000 円63,000,000 円63,000,000 円555,000,000 円881.0%要確認2025年度シート
202398,000,000 円1,116,100,000 円1,607,100,000 円1,430,596,000 円89.0%172,704,000 円2025年度シート
20241,150,732,000 円1,119,089,000 円1,323,724,000 円593,581,894 円44.8%61,281,106 円2025年度シート
2025968,814,000 円754,552,000 円1,712,191,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 1,119,089,000 円 → FY2025 要求 968,814,000 円 → FY2025 当初 754,552,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 593,581,894 円(44.8%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2025 当初 754,552,000 円 → FY2026 要求 2,152,644,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
1,150,732,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
1,119,089,000 円
補正予算
200,835,000 円
前年度繰越
3,800,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
1,323,724,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 1,119,089,000 円(7件)、第1次補正予算 200,835,000 円(2件)、前年度から繰越し 3,800,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
593,581,894 円
執行率
44.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
668,861,000 円
不用相当額
61,281,106 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
点検結果①地元調整及び対象地域の調査の成果を踏まえて、国立・国定公園として保全すべき地域の新規指定・大規模拡張が順調に実施されており、30by30目標に資する保護地域及びOECM面積の増加に貢献している。今後は、新制度である自然共生サイト(OECM)の取組が開始することにより、中期アウトカムの数値目標は早期に達成されると見込まれる。②環境本省と地方環境事務所が協力して、発注時点からその内容を把握しながら、当該事業の執行に際して期間全体にわたって指導・監督に努めており、資金の流れ及び費目・使途の妥当性は確保されている。また活動実績についても達成され、成果目標の達成に向けて順調に業務が進められている。③多様な地域の関係者と協働した管理運営を行う協働型管理運営体制の構築と、同体制による国立公園ごとの特性を踏まえた公園の望ましい姿(ビジョン)、その他多様な関係者とともに課題解決を目指すことを位置づけた管理運営計画の策定が毎年着実に進んでいる。一般競争入札を中心とした必要最小限の事業内容で契約することにより、多くの地域で事業を実施し、経済性、効率性を確保している。
改善の方向性
①国立・国定公園として保全すべき地域の新規指定・大規模拡張に向けた地元の機運醸成に取り組み、計画的な指定・拡張作業を実施する。②引き続き、事業効率化の検討や地域団体等との連携強化等を行いながら、成果目標の達成に向けた適切な事業実施に努める。③進捗管理を行い、多様な地域の関係者と連携を密に取らせることで、協働型管理運営体制の構築と管理運営計画の策定を効率的に進め、より多くの新たな案件に取組む。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2023年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
より効率的・効果的な事業実施を図ること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット調査等を実施した地域数[箇所]99 100
アウトプット国立・国定公園における海域適正管理強化事業実施件数[件]5059 118
アウトプット国立公園等民間活用特定自然環境保全活動(グリーンワーカー)事業の実施件数[件]200227 113.5
アウトプット国立公園協働型管理運営体制強化事業の実施地域数(当年度)[地域]1010 100
アウトカム・短期関係機関から意見提出があった公園計画数[計画]47 175
アウトカム・中期国立・国定公園の公園計画案について審議会から答申を受けた公園計画数[計画]66 100
アウトカム・長期国土に対する保護地域及びOECM面積(陸域)の割合[%]2120.8 99.04762
アウトカム・短期国立・国定公園の海域適正管理強化事業を実施した地域団体数(新規)[団体]1010 100
アウトカム・中期生態系維持回復事業計画策定地域における、多様な主体の参加した協議会等の設置件数[件]1211 91.66667
アウトカム・長期公園管理団体の指定数[団体]207 35
アウトカム・短期グリーンワーカー事業を実施した地域団体数(新規)[団体]2042 210
アウトカム・短期全77地域のうち、国立公園において設置された総合型協議会等の数(累計)[地域]7743 55.84416
アウトカム・中期全77地域のうち、管理運営計画が策定された地域の数(累計)[地域]77
アウトカム・長期国立公園の管理有効性評価の全体評価が3段階以上となっている国立公園の数[国立公園]35

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
年度内に改善を検討
引き続き、自然環境の保護と公園利用の両立を図るため、地元関係者等との調整等を行いながら、成果目標の達成に向けて効果的な事業実施に努めることとする。また、事業執行においては引き続き不用額を減少させるよう努めるとともに、早期発注を図るなど効率的かつ効果的な予算執行に向けて改善を図る。
FY2025 当初予算(参考)
754,552,000 円
FY2026 概算要求
2,152,644,000 円
うち要望額
1,170,000,000 円
主な増減理由
・各種専門家を擁する機関の参画を得て、専門性の高い地域課題の解決を図り、国立・国定公園の自然観光資源を維持回復する取組への支援等を行うとともに、受入環境整備や上質化等を行うために必要な経費の増額。・国立公園協働型管理運営体制強化事業における、職員旅費の減少に伴う減額。重要政策推進枠:1,170百万円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 4 / 4 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

C関東地方環境事務所 ほか
国立公園等管理等事業に係る環境省直轄事業の発注・監督等
531,660,829 円
D一般財団法人自然公園財団 ほか
国立公園等管理等事業に係る地方環境事務所直轄の受注・実施
531,660,789 円
A株式会社プレック研究所 ほか
国立公園等管理等事業に係る環境本省直轄業務
61,117,065 円
B剣澤小屋
山岳環境保全対策支援事業に係る補助金交付決定事業者
804,000 円