環境省 / 自然環境局 / 野生生物課

国際希少野生動植物種流通管理対策費

予算事業ID 4902 前年度事業 開始 1986年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 3,844 万円 のうち 3,709 万円(96.5%)を執行。不用相当額 135 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 3,844 万円、FY2026 概算要求は 4,344 万円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 3,844 万円 → FY2025 当初 3,844 万円(増減なし)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

当課は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(通称:ワシントン条約)」(以下、条約という)における、陸棲動物についての科学当局となっている。科学当局は主に、条約の適正な執行に必要な科学的知見の集積・提供や、締約国会議等にて議論される取引規制対象種の変更等の適否判断に加え、野生動植物等の国際取引に際して①その取引が種の存続を脅かすことにならないか、②取引対象を収容し世話をするのに適当な設備を有しているかを判断し管理当局に助言することが求められている。本事業では、条約の締約国及び科学当局としての責務を適切に遂行するとともに、条約規制対象種の国内取引に係る規制措置を講じる「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(以下、種の保存法という)を適切に運用することで、希少野生動植物種の流通・取引を適切に管理し、絶滅のおそれのある野生動植物種の保存と持続可能な利用の両立を図ることを目的とする。

事業の概要

1.ワシントン条約の科学当局として、希少野生動植物種の国際取引の適否の判断等に必要な情報(各種の特徴、生態、生息状況、主要用途、取引の現状等)を体系的に収集・整理する。諸外国に生息する種については、我が国への輸入量や国内での流通量が多い種や近年取引の増加が見られるワシントン条約附属書掲載種を中心に、国際機関、諸外国の科学当局等からの情報収集やその解析(要約・翻訳等の作業を含む)を進める。/2.平成29年改正法による追加的措置に伴い、手続き処理の増加に備えた業務体制強化及び作業効率化を図るとともに、同法附帯決議に基づき、令和5年度(同法施行から5年後)より、導入された追加的措置による種の保存上の効果や附帯決議内容の進捗状況を評価し、様々な課題整理を進め、令和6年度から規制運用課題別に検討会を運営している。令和8年度では、令和7年度に予定している施行状況評価報告書、検討会及びCOPの議論を踏まえて、法令改正の方向性を示すとともに、規制運用の改善及び効果検証を実施する。追加的措置による種の保存効果を検証及び制度の見直しを進める。また、オンライン取引市場が、オークションサイト、フリマサイト、SNS等の多様化に伴い拡大・進化しているなかで、ECサイト等の関係業界と連携した周知啓発を継続しながら、違法取引の撲滅に向けた関係機関・業界等とのさらなる連携体制の構築を進める。/3.法に基づき国際希少野生動植物種の個体等の登録関係事務を担う機関において、法令上の手続き処理や情報管理の効率化及び国民の利便性向上のため、平成26年度以降、一部の届出行為についてはオンラインシステムにより運用している。当該システムを用いた適切かつ円滑な届出処理を継続するため運用保守を行う。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 3,844 万円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 3,844 万円 要求の 100%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 3,709 万円 執行率 96.5%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 135 万円 現額の 3.5%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 60〜74%(2 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 4,344 万円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算3,844 万円
歳出予算現額3,844 万円

使い道

執行額3,709 万円
不用相当額135 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 47,000,000 円 47,000,000 円 38,000,000 円
2022 47,500,000 円 47,500,000 円 39,000,000 円
2023 42,710,000 円 42,710,000 円 38,325,000 円
2024 38,439,000 円 38,439,000 円 37,086,690 円
2025 38,439,000 円 38,439,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202147,000,000 円47,000,000 円38,000,000 円80.9%9,000,000 円2025年度シート
202267,000,000 円47,500,000 円47,500,000 円39,000,000 円82.1%8,500,000 円2025年度シート
202347,500,000 円42,710,000 円42,710,000 円38,325,000 円89.7%4,385,000 円2025年度シート
202438,439,000 円38,439,000 円38,439,000 円37,086,690 円96.5%1,352,310 円2025年度シート
202538,439,000 円38,439,000 円38,439,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 38,439,000 円 → FY2025 要求 38,439,000 円 → FY2025 当初 38,439,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 37,086,690 円(96.5%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 38,439,000 円 → FY2026 要求 43,439,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
38,439,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
38,439,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
38,439,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 38,439,000 円(4件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
37,086,690 円
執行率
96.5%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
1,352,310 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
種の保存法に基づく規制監視においては、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことを受け、実地での立入検査及び市場の巡視等を再開し、近年増え続けるオンライン上の違法取引に対する行政指導等を積極的に実施することにより、市場の適正化を図った。また、オンライン取引サイトを運営する事業者等と、官民連携による効率的かつ効果的な違反対応のあり方について意見交換する場を設けるとともに、オンライン上の違法な取引撲滅に向けた種の保存法の改善手法について有識者からの知見を得ることができた。さらに、沖縄奄美地方で未だ確認されている密猟や密輸を防止するために開発している同定アプリ等についても、空港や物流関係者による実用化に向けて着実な協議が進められており、水際対策の強化を図ることができている。また、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律(平成29年法律第51号。以下「改正法」という。)附則第10条及び絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(衆議院及び参議院)に基づき、平成30年6月の改正法施行から5年後に改正内容の評価及び講ずべき措置の検討が必要とされていることを踏まえ、個体識別措置や炭素年代測定等を導入した成果と課題について関係者へのヒアリングや意見交換を開始するとともに、全施策について議論する場として「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行状況評価会議」を令和6年3月に設置し、課題の抽出を行った。
改善の方向性
引き続き、違法行為の撲滅に向けた効果的な市場管理手法や水際対策の検討を行うとともに、平成30年改正内容の効果及び課題検証を行った上で、制度改正の必要性について議論を進める。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2023年度)
推進チーム所見
現状通り
引き続き、条約及び種の保存法に基づく規制対象種に関する最新の生物学的・生態学的な知見や保全手法等の情報収集をはじめ、規制監視の強化や法令運用における課題抽出等を実施し、成果目標の達成に努めること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット希少野生動植物種等を取り扱う市場への巡視又は立入検査の努力量(人日)とその場で行政指導を要した件数(件)の割合0.50.5 100
アウトカム・短期規制対象種を取り扱う事業者等 による虚偽の報告・届出・申請等の件数[件]00
アウトカム・中期希少野生動植物種等に関する不法な取引として警察が認識した案件と検挙された事案の割合0.50.3 60
アウトカム・長期ワシントン条約該当物品の輸入差止等の件数[件]500370 74

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
引き続き、条約及び種の保存法に基づく規制対象種に関する最新の生物学的・生態学的な知見や保全手法等の情報収集をはじめ、規制監視の強化や法令運用における課題抽出等を実施し、成果目標の達成に努める。
FY2025 当初予算(参考)
38,439,000 円
FY2026 概算要求
43,439,000 円
主な増減理由
種の保存法の見直しのため。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 4 / 4 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

C株式会社プレック研究所
種の保存法施行状況評価に関する検討・調査・会議開催等
16,390,000 円
A一般財団法人自然環境研究センター
ワシントン条約関連会議等の有識者派遣、対処方針検討・調査、会議資料作成、希少野生動植物の届出電子システム運用保守、希少種取引補助業務
11,259,000 円
D株式会社バイオームほか
違法取引に寄与する密猟の実態調査・巡視、密輸・密猟防止アプリの制作・改修、物流関係者との研修・検討会の開催、密輸・密猟対策キャンペーンの実施等
8,310,000 円
B株式会社日本国際放送
ワシントン条約及び種の保存法等普及啓発用ウェブサイト更新業務
145,000 円