環境省 / 自然環境局 / 野生生物課

外来生物対策費

予算事業ID 4906 前年度事業 開始 2004年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 14.6 億円 のうち 10 億円(68.3%)を執行。翌年度繰越 4.4 億円、不用相当額 2,055 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 6.1 億円、FY2026 概算要求は 19.4 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 6.3 億円 → FY2025 当初 6.1 億円(−2.4%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

侵略的外来種の意図的・非意図的な侵入を防止するため、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(以下、外来生物法という。)の実効性を確保し、侵略的な外来生物による我が国の生態系等に係る被害を低減するため、適切な水際対策の実施や、各主体による効果的・効率的な防除を推進する。

事業の概要

本事業は外来生物法に基づく規制等を適切に運用するとともに、調査・検討・防除等を実施し、侵略的外来種による生態系等に係る被害の防止をするものである。/①〈地方公共団体が行う防除等の支援〉特定外来生物等の選定及び調査/②〈水際対策等〉ヒアリ等非意図的な導入対策に係る調査、防除等/③〈直轄防除等〉生物多様性保全上重要な地域における特定外来生物の防除や広域に分布している特定外来生物対策の強化/④上記にかかる事務費

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 9 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 6.3 億円 要求の 70%現額 14.6 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 10 億円 執行率 68.3%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 2,055 万円 現額の 1.4%翌年度繰越 4.4 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 95.7〜100%(3 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 19.4 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算6.3 億円
補正予算4 億円
前年度繰越4.4 億円
歳出予算現額14.6 億円

使い道

執行額10 億円
翌年度繰越4.4 億円
不用相当額2,055 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 231,000,000 円 244,000,000 円 208,000,000 円
2022 210,800,000 円 498,800,000 円 443,000,000 円
2023 645,999,999 円 1,338,999,999 円 836,207,000 円
2024 629,320,000 円 1,464,340,000 円 1,000,792,000 円
2025 614,137,000 円 1,657,137,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021231,000,000 円244,000,000 円208,000,000 円85.2%要確認2025年度シート
2022211,000,000 円210,800,000 円498,800,000 円443,000,000 円88.8%要確認2025年度シート
2023580,800,000 円645,999,999 円1,338,999,999 円836,207,000 円62.5%67,772,999 円2025年度シート
2024899,095,000 円629,320,000 円1,464,340,000 円1,000,792,000 円68.3%20,548,000 円2025年度シート
20251,017,685,000 円614,137,000 円1,657,137,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 629,320,000 円 → FY2025 要求 1,017,685,000 円 → FY2025 当初 614,137,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 1,000,792,000 円(68.3%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 614,137,000 円 → FY2026 要求 1,943,382,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
899,095,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
629,320,000 円
補正予算
400,000,000 円
前年度繰越
435,020,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
1,464,340,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 629,320,000 円(5件)、前年度から繰越し 435,020,000 円(1件)、第1次補正予算 400,000,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
1,000,792,000 円
執行率
68.3%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
443,000,000 円
不用相当額
20,548,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
本事業は外来生物法に基づく規制等を適切に運用するとともに、調査・検討・防除等を実施し、侵略的外来種による生態系等に係る被害を防止するものであり、①地方公共団体が行う防除等の支援、②ヒアリ等非意図的な導入に係る水際対策の調査、防除等、 ③生物多様性保全上重要な地域における特定外来生物の防除や広域に分布している特定外来生物対策の強化など、適切に事業を実施している。ヒアリやクビアカツヤカミキリ等侵略的外来種による生態系、農林水産業、人の生命及び身体への被害が深刻化する中、効果的・効率的な外来種対策を推進する必要性が高まっており、今後も各主体との連携を強化し、対策を推進していくことが不可欠である。
改善の方向性
より効果的な事業とするため、事業の進捗状況を随時把握し、今後も効果的かつ効率的な事業執行に努める。具体的には、交付金について交付要件を厳格に運用し、地域の生物多様性保全において真に必要な事業を支援するなど、地方自治体の計画的な外来種対策を強力に支援していく他、ヒアリ類の調査効率の飛躍的向上を目指した新規技術の開発や外部不経済(非意図的な外来種の導入による生態系被害)の内部化に向けビジネスセクターの外来種対策の推進等を行う。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 2023年度、2024年度にかけて予算執行率は60%台にとどまっているものの、2025年度にかけて要求額が大きく増加してきている理由が示される必要がある。アクティビティ1の活動指標「有識者から特定外来生物に指定する必要があると評価された外来種を特定外来生物に指定した割合」については2025年度についてのみ目標値が「1」と設定されており、実績値の記載もなく、指標足り得ていないのではないか。「改善の方向性」においては、より効果的な事業とするうえで必要な具体的な対応策が記述されるべき。
推進チーム所見
現状通り
外部有識者の所見を踏まえて、より詳細な分析・点検を行い、それに伴う「改善の方向性」を記載するとともに。成果指標の見直しついても検討すること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット有識者から特定外来生物に指定する必要があると評価された外来種を特定外来生物に指定した割合[割合]11 100
アウトプットヒアリが分布する地域と定期コンテナ航路を有する全国の港湾における調査実施地点数[港]6565 100
アウトプット改正外来生物法等に基づいた行動計画の改訂[件数]11 100
アウトカム・短期当該年度において、外来生物法に基づく防除の手続をとっている都道府県の数※R5までは「外来生物法に基づく計画を有している都道府県の数」としていたところ、外来生物法の改正により都道府県は公示を行うのみとなったことを受けて修正。[件数]4745 95.74468
アウトカム・短期ヒアリの侵入が確認された地点のうち、周囲への拡散を阻止できなかった地点数。※目標値は「周囲への拡散を阻止できなかった地点数/確認地点数」[地点]00
アウトカム・短期行動計画を踏まえた直轄防除事業により、生態系が維持・回復傾向にある地域の割合[%]100100 100
アウトカム・長期特定外来生物を主な原因とした希少種の絶滅件数[件数]00
アウトカム・長期ヒアリの定着地点数[地点数]00
アウトカム・長期国の責務に基づく事業のうち、事業対象種が根絶又は低密度を維持する状態となったことにより、生態系が十分に回復し、前年度をもって事業が完了した累積地域数[累積地域数]55 100

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
当該年度に必要な経費(要望額)に対して、当初と補正により予算を確保している。特定外来生物防除等対策事業(交付金)については、自治体の要望を確認しながら事業内容や事業費の精査を行った上で、効率的な予算配分を行っている。また、やむなく当該年度で執行できなかった事業については繰越をして翌年度に適切に執行している。外来生物対策に要する予算額は年々増加しており、今後も十分な予算額を確保し、適切に執行していく必要がある。
FY2025 当初予算(参考)
614,137,000 円
FY2026 概算要求
1,943,382,000 円
うち要望額
800,800,000 円
主な増減理由
特定外来生物による被害が全国各地で深刻化しており、地方公共団体からの対策に要する経費の要望が件数・要望額ともに年々右肩上がりの状況にある。そのため、地方公共団体が行う防除に対して集中的な支援により対策の加速化を図ることが必要である。また、発生が多発しているヒアリ類の調査効率の飛躍的向上を目指した新規技術の開発が必要であることから、増額要求を行うもの。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 30 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A千葉県ほか
外来種特別対策事業(カミツキガメ)等
483,968,000 円
AC沖縄奄美自然環境事務所
令和6年度徳之島における特定外来生物シロアゴガエル防除業務ほか
103,474,333 円
AD株式会社奄美自然環境研究センターほか
令和6年度徳之島における特定外来生物シロアゴガエル防除業務ほか
103,474,333 円
B一般財団法人自然環境研究センター
令和6年度外来生物問題調査検討業務等
69,612,846 円
AA九州地方環境事務所
対馬島内における特定外来生物ツマアカスズメバチの調査及び防除等業務
58,319,816 円
AB株式会社総合環境計画 ほか
対馬島内における特定外来生物ツマアカスズメバチの調査及び防除等業務
58,319,540 円
Q関東地方環境事務所
令和6年度関東地方港湾におけるヒアリ侵入状況確認調査等業務 等
47,395,144 円
R株式会社総合環境計画ほか
令和6年度関東地方港湾におけるヒアリ侵入状況確認調査等業務 等
47,395,144 円
G三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
令和6年度生活環境周辺におけるアリ類及びザリガニ類等の分布状況等調査等業務
43,780,000 円
C公益社団法人日本 ペストコントロー ル協会
令和6年度港湾等におけるヒアリ類に対する緊急分布調査及び緊急防除業務
42,350,000 円