環境省 / 自然環境局 / 野生生物課

鳥獣感染症対策費

予算事業ID 4907 前年度事業 開始 2005年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 1.6 億円 のうち 1.5 億円(96.0%)を執行。不用相当額 631 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 1.6 億円、FY2026 概算要求は 1.6 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 1.6 億円 → FY2025 当初 1.6 億円(−0.9%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

本事業は種の存続を脅かす野生鳥獣の大量死や希少鳥獣への影響等を生じさせる高病原性鳥インフルエンザ等の野生鳥獣に関する感染症の発生を迅速に把握し、関係省庁と連携して対処することにより、生物多様性の保全や国民の安心・安全の確保に寄与することを目的とする。

事業の概要

本事業は、高病原性鳥インフルエンザ等の野生鳥獣に関する感染症の対応検討や監視・サーベイランスを実施する事業である。/実施内容は以下の①~⑤である。/①高病原性鳥インフルエンザ及び豚熱に関する監視・サーベイランスの実施/②ウイルスを運ぶ渡り鳥の飛来経路・飛来状況の把握、感染症の発生状況等に関する国民への情報発信 /③高病原性鳥インフルエンザ等の発生時の現地調査等の実施/④野生鳥獣に関する感染症の実態把握、生物多様性保全上のリスク評価、早期発見・迅速な対応に向けた検査の実施/⑤④の結果を受け、研究機関等と連携し、必要なサーベイランス、防疫対策等の実施

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 1.6 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 1.6 億円 要求の 100%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 1.5 億円 執行率 96.0%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 631 万円 現額の 4%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 100%(2 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 1.6 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算1.6 億円
歳出予算現額1.6 億円

使い道

執行額1.5 億円
不用相当額631 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 132,000,000 円 132,000,000 円 112,000,000 円
2022 125,000,000 円 125,000,000 円 184,000,000 円
2023 159,170,000 円 159,170,000 円 147,278,000 円
2024 159,170,000 円 159,170,000 円 152,855,646 円
2025 157,675,000 円 157,675,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021132,000,000 円132,000,000 円112,000,000 円84.8%20,000,000 円2025年度シート
2022125,000,000 円125,000,000 円125,000,000 円184,000,000 円147.2%要確認2025年度シート
2023125,000,000 円159,170,000 円159,170,000 円147,278,000 円92.5%11,892,000 円2025年度シート
2024159,170,000 円159,170,000 円159,170,000 円152,855,646 円96.0%6,314,354 円2025年度シート
2025159,170,000 円157,675,000 円157,675,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 159,170,000 円 → FY2025 要求 159,170,000 円 → FY2025 当初 157,675,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 152,855,646 円(96.0%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 157,675,000 円 → FY2026 要求 161,111,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
159,170,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
159,170,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
159,170,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 159,170,000 円(3件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
152,855,646 円
執行率
96.0%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
6,314,354 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
短期アウトカムの成果指標に設定した「野鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生地周辺で、野鳥の監視強化等適切な対応を実施した割合」については、既に目標値である100%を達成している。さらに、長期アウトカムの成果目標に設定した「高病原性鳥インフルエンザによる種の存続に影響を与える野鳥の大量死を防ぐ」については、令和5年度に引き続き令和6年度においても大量死は発生せず、目標を達成できた。世界的に高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染が拡大し、野生の鳥類や哺乳類の大量死が各地で発生していることから、集団感染を引き起こすような野鳥の大規模生息地の分散化、希少種の飼育施設の防疫体制の強化等、高病原性鳥インフルエンザ等への対応を強化する必要がある。
改善の方向性
点検結果を踏まえ、感染リスクが高い感染症の早期発見のため、野生鳥獣が保有する病原体の把握調査を実施するとともに、生態系の存続を脅かす野生鳥獣の大量死や希少鳥獣の感染症による絶滅等を防ぐ観点から、大規模生息地の分散化、希少種の飼育施設の防疫体制の強化等の措置を引き続き実施する。また、会議資料のHPにおける公表等により、施策の周知を行うとともに、一者応札の状況改善を図る。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: アクティビティ1と2のいずれについても、活動指標、短期アウトカムと長期アウトカムの成果指標のすべての目標値が達成された結果にはなっているものの、それらが適切に実態と事業効果を把握し得る指標といえるのか疑問があるところである。「改善の方向性」に記載があるように、「大規模生息地の分散化」や「希少種の飼育施設の防疫体制強化」が重要であるということであれば、それらを指標として設定する必要があるのではないか。
推進チーム所見
現状通り
外部有識者の所見を踏まえて、成果指標の見直しを検討すること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット生物多様性保全上のリスク評価を行った感染症の数[感染症数]239239 100
アウトプット環境省が都道府県等と連携して、野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検査体制を整備している都道府県数[都道府県数]4747 100
アウトカム・短期関係機関が連携して全国的なサーベイランスや対策等を実施した、生物多様性保全上重要な野生鳥獣に関する感染症数33 100
アウトカム・短期野鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生地周辺で、野鳥の監視強化等、適切な対応を実施した割合100100 100
アウトカム・長期高病原性鳥インフルエンザ等の感染症により存続が脅かされている野生鳥獣の大量死種数[件]00

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
アクティビティ1と2について、短期アウトカムは、必要な対策の実施や野鳥の監視強化等の状況を評価する指標を、長期アウトカムは、感染症の発生を抑制し、種の存続を脅かす野生鳥獣の大量死や希少鳥獣の絶滅を防ぐことができているか評価する指標を設定しており、総合的に実態と事業の効果を把握することが可能な指標を設定している。「改善の方向性」に記載がある、「大規模生息地の分散化」や「希少種の飼育施設の防疫体制強化」については、鳥獣保護管理対策費等の他事業にも関連し貢献する内容であるところ、本事業の効果を評価する指標として設定することは困難であると思料する。
FY2025 当初予算(参考)
157,675,000 円
FY2026 概算要求
161,111,000 円
主な増減理由
物価上昇に伴う感染症サーベイランスに用いる検査試薬等の資材価格の高騰が令和8年度要求の増額の理由である。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 11 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A国立研究開発法人国立環境研究所等
令和6年度高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況検査業務等
121,274,000 円
J九州地方環境事務所
令和6年度国指定出水・高尾野鳥獣保護区におけるツル類に関する高病原性鳥インフルエンザ緊急検査等業務等
8,260,604 円
C釧路自然環境事務所
鳥インフルエンザ検査にかかる消耗品購入等
6,908,936 円
K沖縄奄美自然環境事務所
鳥インフルエンザ検査にかかる消耗品購入等
2,758,000 円
B北海道地方環境事務所
鳥インフルエンザ検査にかかる消耗品購入等
2,149,000 円
E関東地方環境事務所
鳥インフルエンザ検査にかかる消耗品購入等
1,115,000 円
I中国四国地方環境事務所
鳥インフルエンザ検査にかかる消耗品購入等
1,087,000 円
D東北地方環境事務所
鳥インフルエンザ検査にかかる消耗品購入等
1,067,000 円
G信越自然環境事務所
鳥インフルエンザ検査にかかる消耗品購入等
72,000 円
F中部地方環境事務所
鳥インフルエンザ検査にかかる消耗品購入等
13,000 円