消費者庁 / 消費者政策課

法人等による寄附の不当な勧誘の防止等に関する法律の運用等

予算事業ID 6456 前年度事業 開始 2023年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 7,000 万円 のうち 2,577 万円(36.8%)を執行。不用相当額 4,423 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 6,300 万円、FY2026 概算要求は 4,400 万円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 7,000 万円 → FY2025 当初 6,300 万円(−10.0%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

法人等による寄附の不当な勧誘の防止等に関する法律(令和4年法律第105号。以下「不当寄附勧誘防止法」又は「法」という。)の規定による法人等からの寄附の勧誘を受ける者の保護を図る。

事業の概要

寄附の不当勧誘が疑われる内容が含まれた情報について、法の目的を踏まえ、必要かつ十分な調査を行い、法を厳正に運用する。あわせて、被勧誘者及び法人等向けに、説明会や周知動画等を通じ、法の規定や趣旨の周知啓発を実施し、法人等からの寄附の勧誘を受ける者の保護を図る。加えて、法附則第5条に係る対応のため、法の規定の施行状況及び経済社会情勢の変化を把握する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 7,000 万円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 7,000 万円 要求の 100%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 2,577 万円 執行率 36.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 4,423 万円 現額の 63.2%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 現状通り 成果達成率 121.2%
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 4,400 万円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算7,000 万円
歳出予算現額7,000 万円

使い道

執行額2,577 万円
不用相当額4,423 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2023 77,000,000 円 77,000,000 円 63,262,000 円
2024 70,000,000 円 70,000,000 円 25,774,000 円
2025 63,000,000 円 63,000,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
202377,000,000 円77,000,000 円63,262,000 円82.2%13,738,000 円2025年度シート
202470,000,000 円70,000,000 円70,000,000 円25,774,000 円36.8%44,226,000 円2025年度シート
202563,000,000 円63,000,000 円63,000,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 70,000,000 円 → FY2025 要求 63,000,000 円 → FY2025 当初 63,000,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 25,774,000 円(36.8%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2025 当初 63,000,000 円 → FY2026 要求 44,000,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
70,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
70,000,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
70,000,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 70,000,000 円(3件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
25,774,000 円
執行率
36.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
44,226,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
令和6年度においては、主に、①国民及び法人等向けの周知啓発、②寄附の不当勧誘が疑われる内容が含まれた情報の調査、③不当寄附勧誘防止法等に関する裁判例等の調査・整理・分析、及び④不当寄附勧誘防止法の施行及び寄附勧誘に関する意識調査を実施した。具体的には、①について、令和6年度においては、それまでの取組の実施状況も踏まえながら、引き続き法人等向け説明会を実施するとともに、国民向けの幅広い法の周知が必要との観点から、不当な寄附勧誘を受けていないか自己チェックができるパンフレットを作成し、配布するとともに、消費者庁ウェブサイト及びYouTubeに解説動画を公開した。加えて、各世代に応じたより効果的な周知啓発も実施するため、新たに若年層向けの啓発動画を作成しYouTube広告及びTVer広告に掲載した。このほか、令和5年度に作成した広報動画についても電車内の映像広告に掲載した。各種取組の実績に関して、法人等向け説明会については、法人等関係者合計194名の参加があり、アンケート結果において、参加法人の種別割合が、多い順に、学校法人48.1%、独立行政法人10.4%、一般社団法人8.5%であった。また、参加者の84.9%が寄附を募る活動を行っているとの回答であり、参加者の97.2%が説明会で法の理解が深まったと回答している。以上から、説明会実施の効果が認められると考える。また、国民向けの周知啓発のうち、パンフレットについては、全国の大学、消費生活センター、中央公民館等に対して、約255,000部を配布した。映像広告については、若年層向け啓発動画を令和7年3月7日~3月13日の期間においてYouTube広告及びTVer広告に掲載し、広報動画を令和7年3月3日~3月9日の期間において電車内の映像広告に掲載した。また、YouTube広告では69万回以上、TVer広告では23.9万回以上の視聴回数を獲得した。これら様々な広報手法を通じて、周知啓発を行うことにより、不当寄附勧誘防止法の認識について、一定の社会的浸透を果たしたものと考える。②について、消費者庁ウェブフォーム、全国の消費生活センター等、霊感商法等対応ダイヤルの三つの窓口を設け、これらを中心に端緒情報を収集し、寄附の不当勧誘が疑われる内容が含まれた情報について、所要の調査を行った。令和6年度における対応状況として公表した「寄附の不当勧誘に係る情報の受理・処理等件数表」(※)のとおり、調査対象情報として令和5年度からの繰越し12件を含めた56件を受理し、そのうち45件について調査結果に基づく処理を行った。残りの11件について令和7年度以降引き続き調査継続する。(※)https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/donation_solicitation/assets/consumer_policy_cms213_250508_01.pdf③及び④について、法附則第5条の対応に資する観点から、必要な調査として不当寄附勧誘防止法に関する裁判例等調査及び国民向け意識調査を実施した。その結果、法の規定の検討に資する知見の確保を達成した。上記①~④の令和6年度の取組については、法の目的を踏まえ、いずれもその必要性を精査した上で実施してきた取組であり、今後、寄附勧誘対策室として業務を実施していくに当たり、いずれの取組も必要なものであったと考えられる。また、令和5年度に行った取組の実施状況を踏まえて、引き続き行うべき取組に加えて、各世代に応じたより効果的な周知啓発についても取り組むなど、各種取組のブラッシュアップを行った。令和7年度以降の取組においても、これまでの取組の実施状況を踏まえ、各種取組をブラッシュアップしていくことが必要である。
改善の方向性
まず、法の目的である法人等からの寄附の勧誘を受ける者の保護を達成するためには、被勧誘者向けの啓発と法人向けの説明の双方について、継続的に実施すること及び寄附の不当勧誘が疑われる情報の調査活動等を行うことを通じて、法人等による寄附勧誘について、適切な行為に基づく対応が更に定着することが求められる。よって、引き続き、国民向け及び法人向けに、法の規定や趣旨の周知啓発を継続し、充実することが求められる。その際、それまでの取組状況を踏まえつつ、対象とする者や法人ごとに整理をして、より効果的な周知啓発方法を選択する必要がある。次に、寄附の不当勧誘が疑われる情報の調査について、その活動指標として調査対象情報件数を設定しており、中期的には、調査活動等を通じ、勧告又は命令による更なる被害の防止及び消費者庁の取締り活動の社会への広報による一般的抑止力の発揮を目指す。なお、消費者庁に寄せられる情報の件数については、周知啓発による被害の未然抑止に伴う件数の減少と情報提供窓口の認知に伴う件数の増加など様々な要因から指標が変動する可能性が考えられ、調査対象情報件数の多寡について、一概に評価することは困難であると考える。加えて、法附則第5条に係る対応については、法施行後2年を目途として、それまでの施行状況及び経済社会情勢の変化を勘案しつつ、所要の検討を加えることとされており、令和7年度においては、これまで収集してきた検討に資する知見も活用しながら、当該附則に基づき適切に対応を行う必要がある。
外部有識者点検
外部有識者による点検対象外(最終実施 2024年度)
推進チーム所見
現状通り
開始から2年余りの比較的新たな事業であるところ、昨年度については大幅に予算執行率が低下した。業務の必要性・効率性・有効性を精査した結果とも考えられるが、予算額と執行業務とのバランスに留意しつつ、執行率の向上に努めていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット実施調査数[回]22 100
アウトプット説明会への参加人数[人]200194 97
アウトプットYouTube広告及びTVer広告における動画の視聴回数[回]900000931958 103.55089
アウトプット調査対象情報件数[件]056
アウトカム・短期検討に資する知見の集約等
アウトカム・短期法人等の配慮義務や禁止行為等の規定についての理解度[%]8097 121.25
アウトカム・短期法人等から不当な寄附勧誘を受ける者及びその親族等における不当寄附勧誘防止法の規定の認知度[%]
アウトカム・短期被調査法人等の法規制の認識等
アウトカム・中期法人等から不当な寄附勧誘を受ける者及びその親族等における適切な寄附勧誘に関する認識の定着
アウトカム・中期法人等による寄附勧誘における適切な行為に基づく対応の定着
アウトカム・中期①勧告又は命令による更なる被害の防止(再犯の有無)②消費者庁の取締り活動を適時社会に広報することによる一般的抑止力の発揮(行政上の措置の件数の増減)[件]
アウトカム・長期法人等からの寄附の勧誘を受ける者の保護

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
引き続き、事業の必要性・効率性・有効性を検討した上で、適切な予算執行に努めてまいりたい。
FY2025 当初予算(参考)
63,000,000 円
FY2026 概算要求
44,000,000 円
主な増減理由
・法附則第5条に基づく法律の規定の検討を令和7年度中に実施見込みであることを踏まえ、有識者への意見聴取に係る予算を減額することとしたため。・寄附勧誘に係る実情・実態等に関する調査が相当程度完了しており、令和8年度中の実施見込みがないことを踏まえ、本調査に係る予算を減額することとしたため。・その他、単価の変動のため。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 6 / 6 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A森・濱田松本法律事務所外国法共同事業
不当寄附勧誘防止法等に関する裁判例等の調査・整理・分析
7,480,000 円
D株式会社日本廣告社
不当寄附勧誘防止法の広報に係る広告実施
7,003,700 円
E株式会社千寿ほか
パンフレットのデザイン作成・印刷・梱包・発送
4,735,500 円
B株式会社ネオマーケティング
不当寄附勧誘防止法の施行及び寄附勧誘に関する意識調査
1,078,000 円
C株式会社ディアほか
法人等向け説明会の実施等
707,806 円
F特定非営利活動法人リテル
不当寄附勧誘防止法の普及・啓発に係る映像コンテンツの作成
693,000 円