消防庁 / 消防庁消防大学校 / 庶務課

消防大学校における教育環境の整備

予算事業ID 6644 前年度事業 開始 1953年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 5 億円 のうち 2.6 億円(51.5%)を執行。翌年度繰越 2.4 億円、不用相当額 56.4 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 1.4 億円、FY2026 概算要求は 2.8 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「年度内に改善を検討」に対し、FY2024 当初は 1.9 億円 → FY2025 当初 1.4 億円(−29.2%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

消防大学校は、消防組織法及び総務省組織令に基づき、国民の生命、身体及び財産を災害から守るため、消防の最高教育訓練機関として、①国及び都道府県の消防の事務に従事する職員並びに市町村の消防職員及び消防団員に対する、幹部として必要な教育訓練、②消防学校並びに消防職員及び消防団員の訓練機関の行う教育訓練の内容及び方法に関する技術的援助、③住民の自主的な防災組織を構成する者に対する消防に関する教育訓練に係る調査研究、及びその成果普及を実施することにより、全国各地域の消防防災体制の充実強化を図ることを目的・使命としている。/具体的には、①消防の幹部として必要な知識及び技術を修得させ、幹部として指導監督を行うに足る人格、識見及び能力の育成を図るため、総合教育(上級幹部科他3科)、専科教育(火災調査科他7科)及び実務講習(緊急消防援助隊教育科指揮隊長コース他9コース)を実施するとともに、②全国の消防学校等(各都道府県、札幌市他6指定都市及び東京消防庁の合計55箇所)への消防大学校教官の派遣(令和6年度126回)、教科書の作成等の技術的援助や、各消防学校等における先進的な取組み(研修内容、講師、教育訓練設備・資機材等)に関する情報共有及び消防大学校における教育訓練への反映、③(調査研究事業として実施した短期の講習会を発展させた)自主防災組織の育成に携わる担当職員に対する実務講習の実施、「地域住民と防災活動」など多様なテーマにより特集を組む「消防研修誌」の発行・配布(年1回)等を実施している。

事業の概要

全国の消防職員・消防団員に対する高度かつ専門的な教育訓練における安全管理対策の徹底を図るとともに、効果的かつ効率的な教育訓練を実施するため、e-ラーニングやリモート授業などのオンライン教育の拡充、大規模災害対応能力訓練装置(シミュレーションシステム)や実火災体験型訓練施設(ホットトレーニング施設)などの教育訓練施設・資機材等の導入・整備、及びその保守・運用の他、(築27年以上が経過した学生寄宿舎など)老朽化した建物施設・設備の修繕・改修など、良好な教育訓練環境(基盤)の維持・整備に係る事業を実施し、消防大学校における教育訓練の質を一層向上させること等により、消防防災における「人的資源の高度化」を促進し、全国各地域の消防防災体制の充実強化を図っている。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 2.9 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 1.9 億円 要求の 66.5%現額 5 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 2.6 億円 執行率 51.5%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 56.4 万円 現額の 0.1%翌年度繰越 2.4 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 90.8〜91.3%(2 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 2.8 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算1.9 億円
補正予算2.2 億円
前年度繰越8,693 万円
歳出予算現額5 億円

使い道

執行額2.6 億円
翌年度繰越2.4 億円
不用相当額56.4 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2023 194,103,000 円 377,890,000 円 289,930,000 円
2024 193,790,000 円 496,183,000 円 255,625,000 円
2025 137,149,000 円 456,627,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2023194,103,000 円377,890,000 円289,930,000 円76.7%1,034,000 円2025年度シート
2024291,374,000 円193,790,000 円496,183,000 円255,625,000 円51.5%564,000 円2025年度シート
2025292,180,000 円137,149,000 円456,627,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2024 当初 193,790,000 円 → FY2025 要求 292,180,000 円 → FY2025 当初 137,149,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 255,625,000 円(51.5%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「現状通り」

FY2025 当初 137,149,000 円 → FY2026 要求 275,574,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
291,374,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
193,790,000 円
補正予算
215,467,000 円
前年度繰越
86,926,000 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
496,183,000 円
内訳(予算種別)
第1次補正予算 215,467,000 円(3件)、当初予算 193,790,000 円(5件)、前年度から繰越し 86,926,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
255,625,000 円
執行率
51.5%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
239,994,000 円
不用相当額
564,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
〇本事業については、国民の生命、身体及び財産を災害から守ることを目的として、効果的かつ効率的な教育訓練を実施するため、実火災体験型訓練施設(ホットトレーニング施設)などの教育訓練施設・資機材等の導入・整備、及びその保守・運用の他、老朽化した建物施設・設備の修繕・改修など、良好な教育訓練環境(基盤)の維持・整備等を行い、全国の消防職員・消防団員に対して、幹部として必要な高度かつ専門的な教育訓練、及び各地域の住民による自主的な防災組織を育成するために必要な消防に関する教育訓練を実施し、必要な知識・技術を修得させることにより、消防大学校における教育訓練を修了した人材が、各消防本部での消防の知識及び技能等に係る教育に貢献し、また、各消防学校等の教官を務めているほか、消防大学校での経験を活かすことにより、全国から派遣される各隊との連携が必須である緊急消防援助隊の円滑な災害現地活動に寄与するなど、消防防災における人的資源の高度化、全国的な人的ネットワークの構築・拡大を促進した。この15年間では、全国の720消防本部のうち、695消防本部(96.5%)より学生を受け入れ、全国各地域における消防防災の幹部人材を育成し、消防防災体制の充実強化を図っている。 なお、令和6年度の外部有識者による点検(公開プロセス)において、「学生寄宿舎の収容人数が限られている以上、長期アウトカムは教育の質や幹部職員のネットワーク形成等、改善可能なアウトカムにすべき。」との取りまとめ結果を受けた。〇消防大学校における契約では、主に、教育訓練に必要となる特殊な設備・資機材等を調達するため、供給元(参入業者)が少ない現状があり、加えて、夏期冬期における短期の休校期間を除き、年間を通じて学生が入寮しているため、実際の納期や施工可能期間が限られること等から、結果として、一者応札が多くなる傾向がある。 なお、令和6年度の外部有識者による点検(公開プロセス)において、「契約において、一者応札が多い原因の分析と対策が必要である。」との取りまとめ結果を受けた。
改善の方向性
〇社会構造の変化や複雑多様化する災害の発生等に伴う消防が直面する課題に対応しながら、学科の編成等や教育訓練内容の不断の見直しを進め、幹部教育の更なる質の向上を図るため、10年に1度の頻度で設置している「消防大学校における教育訓練等に関する検討会」の検討結果(令和7年度に検討会設置予定)を、消防大学校における教育訓練等の具体的な見直しの方策・方向性の基本とし、全国消防学校長会に対する消防大学校の教育訓練に関する「ニーズ調査」、全国の消防長等に対する消防大学校の教育訓練に関する「評価・要望」及び「消防大学校への入校で得られた成果」についての個別の聞き取り調査の実施結果に加え、消防庁各課室の要望、最近の災害対応の振り返り・教訓や現場のニーズを取り入れることにより、個別・具体の教育訓練内容(カリキュラム編成:講師の選定、実践訓練等)を企画・調整し、決定するなど、消防大学校における教育訓練の一層の質の向上を図っていく必要がある。 このため、令和6年度の公開プロセスにおける取りまとめ結果を受け、新たに、短期アウトカムについては、(1)消防大学校の全卒業生に対する満足度アンケート(5点満点)の結果、及び(2)新任教官科及び現任教官科に研修生を派遣した消防学校に対する満足度評価(5点満点)の結果を成果指標に設定、長期アウトカムについては、「消防大学校における教育訓練等に関する検討会」(消防本部、外部有識者、消防庁各課長で構成)の設置・検討周期を目標期間として、消防大学校の全卒業生に対する満足度アンケート(5点満点)の結果(全体の平均値)の目標点数(4.0点以上)の確保を成果指標に設定することにより、消防大学校における全国の消防職員・消防団員に対する教育訓練の質を一層向上させるとともに、消防防災における人的ネットワークの構築・拡大を促進する。〇契約における一者応札については、「概算見積書」を提出したが応札を見送った業者等への聞き取り調査結果等も踏まえ、仕様書の見直し・充実を図ること、公告期間を十分に確保すること、参入可能業者を把握し広く調達情報の周知を図ること、複数者が入札に参加出来るよう準備期間及び施工期間を十分に確保すること、入札参加資格等級(A~D)を拡大することなど、競争性をより一層向上させることにより、一者応札改善の取組みを進めていく。
外部有識者点検
(記載なし)(最終実施 2024年度)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
・外部有識者のご指摘を踏まえて、所要の対応を行うこと。・前年度からの繰越しが当初予算に比して多額であるため、執行管理を徹底し適正な予算執行に努めること。 ・引き続き、成果指標の達成に向け、着実な事業の実施に努めること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット消防大学校における消防職員・消防団員の教育訓練回数[回]3232 100
アウトカム・短期卒業者数/定員[人]15721427 90.77608
アウトカム・短期(1)消防大学校の全卒業生に対する満足度アンケート(5点満点)の結果、及び(2)新任教官科及び現任教官科に研修生を派遣した消防学校に対する満足度評価(5点満点)の結果が3.5点以上[点]
アウトカム・長期総合教育の卒業生数合計[人]1788716329 91.28976
アウトカム・長期消防大学校の全卒業生に対する満足度アンケート(5点満点)の結果(全体の平均値)の目標値(4.0点)×10年間=40.0点以上の確保[点]

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
外部有識者のご指摘を踏まえて、新たなアウトカム(短期・長期)を設定したところであり、引き続き、教育訓練の質の向上、及び消防防災における人的ネットワークの構築・拡大を図るための取組みを進め、着実な事業の実施に努める。また、調達における競争性をより一層向上させることにより、一者応札改善の取組みを進めるとともに、執行管理を適切に実施し、引き続き適正な予算執行に努める。
FY2025 当初予算(参考)
137,149,000 円
FY2026 概算要求
275,574,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 4 / 4 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A一般競争契約(最低価格)
教育訓練に係る物品等の購入、建物・施設維持などの役務の提供等
101,335,000 円
C随意契約(少額)
教育訓練に係る物品等の購入、/建物・施設維持などの役務の提供等
100,572,000 円
B一般競争入札(総合評価)
建物・施設維持などの役務の提供
19,558,000 円
D随意契約(公募)
教育訓練に係る物品のリース等
7,673,000 円