農林水産省 / 消費・安全局 / 植物防疫課

食料安定生産に資する新たな病害虫危機管理対策・体制の構築事業

予算事業ID 7070 前年度事業 開始 2024年度 終了予定 2028年度 主要経費: 食料安定供給関係費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 5,230 万円 のうち 4,540 万円(86.8%)を執行。不用相当額 690 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「年度内に改善を検討」。

FY2025 当初予算は 9,588 万円、FY2026 概算要求は 1 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 5,230 万円 → FY2025 当初 9,588 万円(+83.3%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

新たな発生予察調査手法等の確立による発生予察の高度化、総合防除実践マニュアルの整備及び農薬の再評価制度に対応した防除体系の構築により、総合防除推進体制の高度化を図る。/また、農業用ドローン等の省力的・効果的な散布技術の現場導入に向けた農薬登録の拡大や散布技術の実証、生産量が少なく利用できる農薬に制限のある地域特産農作物に使用できる農薬の維持・拡大に向けた農薬登録の拡大や再評価に際し必要となる試験への支援により、病害虫・雑草の防除対策の高度化を図る。

事業の概要

① より高度な発生予察調査の実施に向け、遺伝子検定手法等を活用した新たな発生予察手法を確立し、精度の高い発生予察情報の提供に繋げる。/② 農業者による適切な総合防除の実践を図るため、総合防除に必要な手順・技術等を網羅した総合防除実践マニュアルを整備する。/③ 農薬の再評価制度に対応した防除体系の構築のため、作業者ばく露の少ない栽培管理体系、防除技術などの実証を行う。 /④ 農業用ドローン、常温煙霧等の省力的・効果的な散布技術の現場導入に向けた農薬の登録拡大や散布技術の実証、生産量が少なく利用できる農薬に制限のある地域特産農作物に使用できる農薬の登録拡大を支援する。/⑤ 生産量が少なく利用できる農薬に制限のある地域特産農作物に使用できる農薬登録の維持・拡大に向けた農薬の再評価に際し必要となる試験を支援する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 6,000 万円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 5,230 万円 要求の 87.2%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 4,540 万円 執行率 86.8%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 690 万円 現額の 13.2%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果指標 10 件(達成率なし)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 年度内に改善を検討 FY2026 要求 1 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算5,230 万円
歳出予算現額5,230 万円

使い道

執行額4,540 万円
不用相当額690 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2023 0 円 0 円 0 円
2024 52,298,000 円 52,298,000 円 45,402,000 円
2025 95,878,000 円 95,878,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20230 円0 円0 円2025年度シート
202460,000,000 円52,298,000 円52,298,000 円45,402,000 円86.8%6,896,000 円2025年度シート
2025146,398,000 円95,878,000 円95,878,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「—」 反映「現状通り」

FY2024 当初 52,298,000 円 → FY2025 要求 146,398,000 円 → FY2025 当初 95,878,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 45,402,000 円(86.8%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2025 当初 95,878,000 円 → FY2026 要求 102,878,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
60,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
52,298,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
52,298,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 52,298,000 円(2件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
45,402,000 円
執行率
86.8%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
6,896,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
いずれのアクティビティについても、事業者が規定の予算内で効率よく確実に事業を遂行し、仕様書に沿った成果物の提出、又は試験データの取得が行われた。アウトプットやアウトカムについては、現状の農業生産現場の課題に引き続き合致していることから適切と判断しており、また、成果目標が得られるまでには時間を要することから、引き続き同じ目標・指標の元で事業を実施する。
改善の方向性
2025年度は、全てのアクティビティについて、計画した予算に沿って事業が遂行されているか、適時事業者への確認を実施する。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: ①アクティビティ101について手法の導入と、精緻かつ迅速な発生予察が実現するまでには、もう少しプロセスがあると考えられないか。例えば、短期・中期アウトカムが「確立された手法が都道府県に導入されている状態」、長期アウトカムが、それによって「精緻かつ迅速に発生予察がなされている状態(最終目標)」という切り分けである。このような区別が有効な場合、長期アウトカムの実現については、発生予察の精緻さや迅速さに対する成果指標(定量/定性)が設定できるとよい。②アクティビティ102についてマニュアルの作成から、農業者による適切な総合防除の実践に至るまでには、短期・中期のアウトカムの設定が有効な場合があるかもしれない。例えば、短期アウトカムとして「作成されたマニュアルを農業者が受け取っている(周知・配布される)状態」または「農業者がマニュアルの内容を理解・習得する」、中期アウトカムとして、「農業者がマニュアルを活用して総合防除の取り組みを始める」といったことが考えられ、このようなステップを確認していくことも最終目標を確実に達成するために有効な場合があると考える。また、アウトカムの成果指標について、例えば、「マニュアルを活用したことで農薬使用量が削減された事例の数」や「農業者へのアンケートによるマニュアルの有効性評価」など、全体を把握できなくても事例調査など業務実施中に得られる情報で評価可能な方法はないか。③アクティビティ103について長期アウトカム「国内の各産地における農薬の再評価制度に対応した病害虫の防除体系の実現」に対して、短期・中期のアウトカムを設定できる場合があると思われる。例えば、短期アウトカムとして「取得した成績が関係機関(農薬メーカー、行政等)に共有・評価された状態になる」、中期アウトカムの例として「防除体系がモデル地域や特定の産地で試行的に導入されている」などが挙げられる。また、こちらのアウトカム指標についても102同様、「再評価制度に対応した新たな防除体系を導入した産地の数」「当該体系導入により特定の病害虫による被害が抑制された事例の数」など、全体を把握できなくても業務の中で行われる事例調査などで評価可能な方法はないか。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
・引き続き事業の効果的・効率的な実施に努めていただきたい。・外部有識者の指摘を踏まえた検討を行っていただきたい。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット開発、実証、改善に取り組み、確立された調査手法の数[件]
アウトプットマニュアルに掲載した作物の数(累計)[種類]55 100
アウトプット農薬の再評価制度に対応した防除体系の構築に向けた実証の件数[件]
アウトプットドローン等を活用した防除方法や、マイナー作物における農薬登録拡大に取り組む実施主体の件数[件]55 100
アウトプットドローン等を活用した防除技術の導入に向けた農薬登録、生産量が少なく利用できる農薬に制限のある地域特産農作物に使用できる農薬の登録維持・拡大や再評価に必要な試験の数[件]1414 100
アウトカム・短期発生予察事業の調査への導入を検討している都道府県の数[県]
アウトカム・短期総合防除実践マニュアルを指導において活用した都道府県の数[県]
アウトカム・短期事業成果を活用した農薬登録を検討している農薬メーカーの数[社]
アウトカム・短期本事業により登録拡大に向けて試験を行った農薬の件数のうち、登録拡大申請を行った農薬の割合(登録拡大に向けて試験を行った農薬のうち登録拡大申請を行った件数/登録拡大に向けて試験した農薬数×100)[%]
アウトカム・短期本事業により登録拡大・再評価に向けて試験を行った農薬の件数のうち、登録拡大・再評価申請を行った農薬の割合(登録拡大に向けて試験を行った農薬のうち登録拡大・再評価申請を行った件数/登録拡大・再評価に向けて試験を行った農薬の件数×100)[%]
アウトカム・長期従来に比べ発生予察の精緻化かつ迅速化した都道府県の数[県]
アウトカム・長期総合防除実践マニュアルを活用し、営農状況が改善(病害虫の防除効果、収量、コスト等)した農業者の割合(総合防除実践マニュアルを活用して営農状況が改善した農業者数/総合防除実践マニュアルを活用した農業者数)[%]
アウトカム・長期事業成果を活用して農薬登録申請を行った農薬メーカーの数[社]
アウトカム・長期本事業により登録拡大に向けて試験を行った農薬の件数のうち、登録拡大申請を行い登録拡大に至った農薬の割合(登録拡大に向けて試験を行った農薬のうち登録拡大に至った件数/登録拡大に向けて試験した農薬数×100)[%]
アウトカム・長期本事業により登録拡大に向けて試験を行った農薬の件数のうち登録拡大に至った農薬の割合(登録拡大に向けて試験を行った農薬のうち登録拡大に至った件数/登録拡大に向けて試験した農薬の件数×100)及び再評価申請に向けて試験を行った農薬が有する地域特産農作物の登録件数のうち再評価申請を行い登録の維持に至った地域特産農作物の登録件数の割合(再評価に向けて試験を行った農薬のうち再評価に至った地域特産農作物の登録件数/再評価に向けて試験した農薬が有する地域特産農作物の登録件数)の合計[%]

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
年度内に改善を検討
①アクティビティ101・本事業は、近年の気候変動による病害虫の発生状況の変化に対応した予察情報の更なる精度向上を目的として、調査手法の開発、実証、改善を実施する事業であり、長期アウトカムの成果目標である「精緻かつ迅速な発生予察の実現」が達成されるためには、本事業で確立された調査手法について都道府県で設定されている調査実施基準に掲載され、活用される必要がある。・よって、ご指摘のとおり長期アウトカムの前段階として都道府県が調査手法を導入することを成果目標とし、その指標として「発生予察事業の調査への導入を検討している都道府県の数」を設定した。・長期アウトカムについても、成果指標についての変更はないが、成果指標について「従来に比べ発生予察の精緻かつ迅速化が図れた都道府県の数」を設定した。②アクティビティ201・本事業の目的は、農業者が適切な総合防除を実践する上での参考となるマニュアルを整備することであり、長期アウトカムの成果目標である「農業者による適切な総合防除の実践」を達成するためには農業者が本マニュアルを活用することが必要である。・その周知にあたっては、都道府県や所属する普及指導員が総合防除について理解し、適切に指導することも必要である。本マニュアルは農業者だけでなく、普及指導員が総合防除の普及活動に取り組むにあたってのきっかけとなる作りにもなっているため、短期アウトカムについて「都道府県の指導機関における総合防除の理解と適切な指導の実施」を成果目標とし、その指標として「総合防除実践マニュアルを指導において活用した都道府県の数」を設定した。③アクティビティ301・本事業の目的は、農薬の再評価制度により、農業現場において従来の病害虫防除の体系を構築することが困難となることに対応すべく、再評価制度に対応した防除体系を構築するために必要な実証を行うことであり、その成果は全国の様々な防除体系の構築に活用されることとなる。・特に、農薬メーカーは再評価を踏まえた農薬登録申請を実施することとなるが、その際に本事業成果のデータが活用されることになるため、短期アウトカムとして「農薬の再評価制度に対応した農薬登録の検討」が行われることを成果目標とし、その指標として「事業成果を活用した農薬登録を検討している農薬メーカーの数」を設定した。・長期アウトカムについても、成果目標である「農薬の再評価制度に対応した病害虫の防除体系の実現」は変更しないが、その指標については「事業成果を活用して農薬登録申請を行った農薬メーカーの数」を設定することで、本事業成果が活用された度合いがわかるようにした。なお、農薬の登録は申請されてから長い時間を要することから、「事業成果を活用して登録された農薬の数」、さらには「防除体系が実現した数」とはしなかった。
FY2025 当初予算(参考)
95,878,000 円
FY2026 概算要求
102,878,000 円
主な増減理由
事業メニューを統廃合するとともに、新たな事業メニューの予算要求を行っているため。

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 4 / 4 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

C公益社団法人愛知県植物防疫協会ほか
・ドローン、常温煙霧等の農薬登録試験(薬効・薬害試験)等/・マイナー作物への農薬適用拡大に要する登録試験(薬効・薬害試験及び作物残留試験)
21,569,000 円
A民間団体等を中核としたコンソーシアム
遺伝子検定手法等を活用した新たな発生予察の調査手法の確立
13,534,000 円
B株式会社クニエ
農業者による適切な総合防除の実践を図るための、手順・技術等を網羅した実践マニュアルの整備
10,299,000 円
D株式会社農研植物病院
農業者による適切な総合防除の実践を図るための、手順・技術等を網羅した実践マニュアルの整備
1,320,000 円