総務省 / 総合通信基盤局 / 事業政策課

電気通信事業分野における事業環境の整備のための調査研究

予算事業ID 779 前年度事業 開始 1987年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 3.3 億円 のうち 2.7 億円(82.5%)を執行。不用相当額 5,704 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「年度内に改善を検討」。

FY2025 当初予算は 3.1 億円、FY2026 概算要求は 3.1 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「執行等改善」に対し、FY2024 当初は 3.4 億円 → FY2025 当初 3.1 億円(−7.8%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

市場環境の変化の激しい電気通信事業分野において、技術革新や市場の動向、インターネットやICTインフラを取り巻く環境を把握することにより、政策立案や法執行等に不断に反映し、電気通信事業分野における事業環境の整備に資するため。

事業の概要

電気通信事業分野における事業環境の整備に資するため、以下の調査を行う。/(1)電気通信事業政策の包括的検証に関する調査研究/(2)電気通信事業における競争政策に関する調査研究/(3)電気通信事業における料金算定等に関する調査研究/(4)インターネット環境の整備・維持に関する調査研究/(5)情報通信基盤の整備等に関する調査研究

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 3.4 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 3.4 億円 要求の 100%現額 3.3 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 2.7 億円 執行率 82.5%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 5,704 万円 現額の 17.5%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 100%
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 年度内に改善を検討 FY2026 要求 3.1 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算3.4 億円
予備費等-1,305 万円
歳出予算現額3.3 億円

使い道

執行額2.7 億円
不用相当額5,704 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 277,200,000 円 277,200,000 円 267,000,000 円
2022 328,998,000 円 328,998,000 円 275,000,000 円
2023 339,998,000 円 326,388,000 円 309,800,000 円
2024 339,543,000 円 326,493,000 円 269,457,000 円
2025 312,997,000 円 312,997,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021277,200,000 円277,200,000 円267,000,000 円96.3%10,200,000 円2025年度シート
2022330,200,000 円328,998,000 円328,998,000 円275,000,000 円83.6%53,998,000 円2025年度シート
2023352,916,000 円339,998,000 円326,388,000 円309,800,000 円94.9%16,588,000 円2025年度シート
2024339,543,000 円339,543,000 円326,493,000 円269,457,000 円82.5%57,036,000 円2025年度シート(改訂)
2025339,774,000 円312,997,000 円312,997,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2024 当初 339,543,000 円 → FY2025 要求 339,774,000 円 → FY2025 当初 312,997,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 269,457,000 円(82.5%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「年度内に改善を検討」

FY2025 当初 312,997,000 円 → FY2026 要求 312,786,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
339,543,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
339,543,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
-13,050,000 円
歳出予算現額
326,493,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 339,543,000 円(4件)、予備費等1 -13,050,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
269,457,000 円
執行率
82.5%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
57,036,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
本調査研究は、我が国の電気通信市場における一層の競争促進及び利用者利益の確保に資するため、電気通信事業に係る政策の立案を迅速かつ適切に行うことを目的に行っており、本調査研究の結果は、審議会や各種研究会等の議論及び電気通信事業法令の適切な運用等に資する基礎資料として、広く活用された。具体的な活用例は以下のとおり。○電気通信事業政策の包括的検証に関する調査研究においては、情報通信審議会に諮問した「市場環境の変化に対応した通信政策の在り方」についての第一次答申を踏まえ、有識者から構成される「ユニバーサルサービスワーキンググループ」、「公正競争ワーキンググループ」及び「経済安全保障ワーキンググループ」を開催し、これらの検討を踏まえ、令和7年2月に取りまとめられた最終答申等に基づき、第217回通常国会に「電気通信事業法及び日本電信電話株式会社等に関する法律の一部を改正する法律案」を提出した。また、第二号基礎的電気通信役務制度における第二種交付金制度の詳細な制度設計に資するため、「ブロードバンドサービスに関するユニバーサルサービス制度における交付金・負担金の算定等に関するワーキンググループ」を開催し、この検討を踏まえ、交付金の交付対象となる支援区域の指定及び交付金の額の算定をするための標準的なモデルの構築・精緻化等を行った。この構築されたモデルを用いて令和6年8月及び同年12月に支援区域を指定したほか、令和7年度以降の交付金額の算定に向けてモデルを精緻化させたところである。○電気通信事業における競争政策に関する調査研究においては、外部有識者から構成される「電気通信市場検証会議」を開催し、調査研究によって得たデータを基に電気通信市場の分析・検証を実施。○電気通信事業における料金算定等に関する調査研究においては、情報通信行政・郵政行政審議会への諮問や報告のための検討資料として活用。また、長期増分費用モデル研究会におけるモデルの見直しの検討や、モバイル市場における競争ルールの検証の際の基礎資料(規律の遵守状況の調査、施策の成果の測定等)として活用。○電気通信事業における電気通信番号政策に関する調査研究においては、電気通信番号に関する国内外の利用動向等を調査分析し、国内の電気通信番号使用状況の把握効率化等、得られた結果を電気通信番号政策の検討を行うための基礎資料として活用。○インターネット環境の整備・維持に関する調査研究においては、CATV事業者を含むインターネットサービスプロバイダ事業者及びwebコンテンツにおけるIPv6の普及状況や今後の対応の見込みなどを定点的に把握し、分析のための基礎資料として活用。また、外部有識者から構成される「固定ブロードバンドサービスの品質測定手法の確立に関するサブワーキンググループ」を開催し、固定ブロードバンドサービスの品質測定におけるボトルネック及び計測端末に求められる性能についての検討のための基礎資料として活用。さらに、これまでの移動系通信事業者による実効速度の測定結果の取りまとめを今後の測定手法の見直しの検討等に活用。○情報通信基盤の整備等に関する調査研究においては、情報通信基盤の全国整備状況調査を行うとともに、下水道を利用した光ファイバー敷設の課題等を把握し、情報通信基盤の整備・維持に関する方策検討を行うための基礎資料として活用。
改善の方向性
アクティビティ①について、電気通信サービスの健全な発達の促進等に資するよう、引き続き取り組む。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: 調査・研究をすること自体がアクティビティーだが、その成果物の数なりインターネットでの公表状況、委員会等での報告等が短期アウトカムになるのでは。制度見直しが最終目標ならばそれで中期アウトカムは書きにくいところだが、制度見直しを通じた公正な競争環境整備と生産性の向上が最終目標ならば改善された項目件数が中期アウトカムになるともいえる。しかし、そのような指標を置くと「見直し件数」自体が目的になってしまい、政策上逆効果の恐れもある。数値目標が出しにくい分野。なお、この分野は環境変化が著しく調査・研究対象の見直しも不断になされるべき。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
・更なる経費の効率化を図り、適正な予算執行に努めること。・外部有識者の所見を踏まえ、修正や見直しの検討を行い、今年度修正できる部分は修正し、引き続き検討を要する場合は、来年度のシートにて反映できるよう検討を進めること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット本調査研究による成果物を資料として活用した研究会、審議会、報告書等の件数[件]13298 74.24242
アウトカム・長期調査結果を活用した法令等の見直し等の件数[件]1313 100

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
年度内に改善を検討
・所見を踏まえ、アウトカムの設定等について改めて関係者と議論を行った上で指標の設定等に努める。・引き続き、調査・研究対象の見直しに努める。・引き続き、適正な予算執行に努める。
FY2025 当初予算(参考)
312,997,000 円
FY2026 概算要求
312,786,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 33 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

V株式会社三菱総合研究所
ブロードバンドサービスのユニバーサルサービス制度における区域指定及び交付金算定に関する標準判定式の構築等に関する調査検討
36,300,000 円
A株式会社MM総研
電気通信事業分野における競争環境の分析・検証に関する調査研究の請負
35,750,000 円
Gみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
電気通信サービスの提供に係る利用者料金規制等に関する調査研究の請負
35,200,000 円
H株式会社三菱総合研究所
長期増分費用モデルを中心とした電話網の接続制度等に関する調査研究
29,922,000 円
AFエヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社
通信線に係る新設電柱の分析に関する調査研究の請負
24,750,000 円
M株式会社MM総研
電気通信番号の使用状況の集計及びその分析及び諸外国における電気通信番号制度のあり方に関する調査研究の請負
17,237,000 円
Y日本電気株式会社
ブロードバンドサービスのユニバーサルサービス制度における電気通信回線設備の規模等の報告及び第二種適格電気通信事業者の指定等の効率化に関する手法等の調査検討
16,717,000 円
AG株式会社ゼンリン
情報通信基盤整備状況把握のための調査の請負
11,847,000 円
B株式会社クロス・マーケティング
WEBアンケート調査の実施
10,890,000 円
AE株式会社日本総合研究所
下水道管路を活用した光ファイバ敷設の利用促進に資する手引書の作成に係る調査研究の請負
10,340,000 円