総務省 / 総合通信基盤局 / 電波環境課

電波の監視等に必要な経費(令和7年度第一次補正においては、多様化する電波利用に対応するための電波監視体制の確立)

予算事業ID 786 前年度事業 開始 1993年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 90.1 億円 のうち 75.9 億円(84.3%)を執行。翌年度繰越 9.2 億円、不用相当額 5 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「現状通り」。

FY2025 当初予算は 99.8 億円、FY2026 概算要求は 111 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「縮減」に対し、FY2024 当初は 88.4 億円 → FY2025 当初 99.8 億円(+12.9%)。判定は「反映要確認」。「縮減」だったのに翌年度の当初予算が増えています。事業の再編・移管などの可能性もあります。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

社会経済活動の発展や高度情報社会の進展に伴って、電波利用は増大、多様化の一途をたどっており、混信・妨害や電波障害のない良好な電波利用環境の確保が求められている。このため、電波の監視(空間に発射される電波をとらえて行う電波の質及び無線局の運用の監査、電波の発射状況及び混信状況の調査)を行うほか、不法に開設された無線局の探査や取締り、技術基準に適合しない無線設備に関する調査を行うことにより、良好な電波利用環境の維持を図る。

事業の概要

航空・海上無線、携帯電話、消防無線などの重要無線通信への妨害を防止するため、電波の発射源を探査するための電波監視施設を整備して監視を行うとともに、不法無線局の取締りを行う。/また、技術基準に適合しない無線設備の使用が、他の無線局に重大な悪影響を及ぼすことを防止・排除するため、市販されている無線設備の技術基準への適合性に関する調査を行う。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 91.1 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 88.4 億円 要求の 97%現額 90.1 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 75.9 億円 執行率 84.3%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 5 億円 現額の 5.5%翌年度繰越 9.2 億円
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 88.9〜118.9%(4 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 現状通り FY2026 要求 111 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算88.4 億円
前年度繰越1.4 億円
予備費等2,563 万円
歳出予算現額90.1 億円

使い道

執行額75.9 億円
翌年度繰越9.2 億円
不用相当額5 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 7,941,000,000 円 8,828,000,000 円 7,477,000,000 円
2022 8,312,578,000 円 8,692,712,000 円 6,914,000,000 円
2023 8,972,900,000 円 9,755,942,000 円 8,991,518,000 円
2024 8,839,828,000 円 9,005,401,000 円 7,590,094,000 円
2025 9,982,948,000 円 12,432,434,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

事業名の変遷: 2024年度〜「電波の監視等に必要な経費」 → 2025年度〜「電波の監視等に必要な経費(令和7年度第一次補正においては、多様化する電波利用に対応するための電波監視体制の確立)」

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20217,941,000,000 円8,828,000,000 円7,477,000,000 円84.7%970,866,000 円2025年度シート
20228,507,000,000 円8,312,578,000 円8,692,712,000 円6,914,000,000 円79.5%972,950,000 円2025年度シート
20239,777,007,000 円8,972,900,000 円9,755,942,000 円8,991,518,000 円92.2%624,477,000 円2025年度シート
20249,113,824,000 円8,839,828,000 円9,005,401,000 円7,590,094,000 円84.3%495,821,000 円2025年度シート(改訂)
20259,990,000,000 円9,982,948,000 円12,432,434,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「縮減」 反映額 -197,055,000 円

FY2024 当初 8,839,828,000 円 → FY2025 要求 9,990,000,000 円 → FY2025 当初 9,982,948,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 7,590,094,000 円(84.3%) 判定: 反映要確認

「縮減」だったのに翌年度の当初予算が増えています。事業の再編・移管などの可能性もあります。

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「現状通り」

FY2025 当初 9,982,948,000 円 → FY2026 要求 11,073,541,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
9,113,824,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
8,839,828,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
139,947,000 円
予備費等
25,626,000 円
歳出予算現額
9,005,401,000 円
内訳(予算種別)
前年度から繰越し 139,947,000 円(1件)、予備費等1 25,626,000 円(1件)、当初予算 8,839,828,000 円(12件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
7,590,094,000 円
執行率
84.3%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
919,486,000 円
不用相当額
495,821,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
・電波監視業務は、電波法違反の取締り等、公権力の行使と密接に関係する業務であるため、国が実施する必要がある。・随意契約は真にやむを得ない場合のみに限定し、それ以外の案件についてはすべからく競争入札・公募による契約を実施することとし、電波監視施設整備における競争入札の導入による予算単価の削減、国庫債務負担行為の導入、電波監視施設の更改期間の延長及び遠隔方位測定設備等の保守契約の本省一元化による効率化を図るなど予算削減に取り組んでいる。・整備した電波監視施設を使用して監視を行い、無線通信の混信・妨害申告に対応しており、有効に活用している。(2024年度は1,847件)・継続的な活動が必要な、市販されている無線設備の技術基準への適合性に関する調査について、年間200機種行っており、調査の結果、不適合と認められた無線機器を総務省ホームページで公表するとともに、無線機器の販売者・製造事業者に対してガイドラインに沿った必要な措置を講ずるよう要請等を行うことで、技術基準に適合しない無線設備の防止・排除に適切に取り組んでいる。
改善の方向性
・一般競争入札又は公募を実施する案件について、更なる透明性・競争性の確保に努め、次年度以降も積極的に予算執行の効率化に取り組んでいく。随意契約を実施する案件については、精査の上必要最小限の調達となるよう引き続き取り組んでいく。・成果目標のうち「重要無線通信妨害事案を免許人申告受付から3日以内に解決した割合」について、2024年度成果実績は80.6%であり、目標値(85%以上)を達成できなかったことから、引き続き各事案の検証を行い、早期解決に向けた改善方法を検討していく。・成果目標のうち「総務省からの要請に対して、販売を取りやめた比率」について、2024年度実績は目標値(80%以上)を達成する見込みであるが、引き続き目標値の達成維持に向け、継続して販売業者等への要請方法に関する改善方法を検討していく。
外部有識者点検
(記載なし)
推進チーム所見
事業内容の一部改善
・更なる経費の効率化を図り、適正な予算執行に努めること。・引き続き、成果指標の目標達成に向け、着実な事業の実施に努めること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット無線通信の混信・妨害申告件数(重要無線通信妨害申告件数を含む)[件]23311847 79.23638
アウトプット電波の強さ等を測定し、電波法の基準に適合するか確認した機種数[機種]200204 102
アウトカム・短期重要無線通信妨害の措置率[%]100100 100
アウトカム・短期総務省からの要請に対して、販売を取りやめた比率[%]8095.1 118.875
アウトカム・長期重要無線通信妨害事案を免許人申告受付から3日以内に解決した割合[%]8580.6 94.82353
アウトカム・長期不法無線局の措置局数のうち、技術基準に適合しない無線設備以外が原因であった比率[%]9080 88.88889

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
現状通り
事業経費の効率及び効果の観点で事業経費の効率化を図り、前年度より減額となった予算科目もある一方で、電波監視施設の老朽化に伴う更改が複数重なった影響で全体の要求額は増加している。今後も経費の効率化や予算の平準化等、適切な予算執行に努める。また目標の達成に向け、引き続き適正な電波利用環境の保護のための各種施策に取り組む。
FY2025 当初予算(参考)
9,982,948,000 円
FY2026 概算要求
11,073,541,000 円
主な増減理由
物価高・人件費高騰による年度毎の更改設備や保守費用の増加、電波利用環境の変化に対応した新たな監視設備の整備のため

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 25 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A日本電気株式会社
令和6年度遠隔方位測定設備センサ標準Ⅳ型等14式の調達等
2,839,914,000 円
B三菱電機株式会社
令和6年度遠隔方位測定設備(B)、短波監視施設及び宇宙電波監視施設の保守の請負等
2,375,780,000 円
Y株式会社東映エージエンシーほか
令和7年度電波利用環境保護活動用周知啓発素材(ポスター・リーフレット等の版下及び動画等)作成の請負等
476,167,000 円
CNTTドコモビジネス株式会社
遠隔方位測定設備センサ等回線一括提供の請負(センタ―センサ間等)
301,699,000 円
DNECキャピタルソリューション株式会社
令和6年度 遠隔方位測定設備不法無線局探索車Ⅴ型の継続借入等
286,956,000 円
E株式会社三菱総合研究所
令和6年度次世代電波監視システムの構築に向けた検討の請負等
229,988,000 円
FスカパーJSAT株式会社
令和6年度静止衛星監視設備(C帯)の保守の請負
185,510,000 円
G株式会社三技協
Ku帯非静止衛星監視用試験設備の調達等
128,040,000 円
H一般財団法人電波技術協会
令和6年度漏洩電波等による障害の除去調査の請負等
113,329,000 円
I東京センチュリー株式会社
高性能較正機器の借入れ等
97,838,000 円