総務省 / 総合通信基盤局 / 電波環境課

周波数の使用等に関するリテラシーの向上

予算事業ID 793 前年度事業 開始 2009年度 主要経費: その他の事項経費 実施方法: 直接実施

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 2.1 億円 のうち 1.9 億円(90.1%)を執行。不用相当額 2,062 万円。

2025年度シートの推進チーム所見は「事業内容の一部改善」、翌年度要求への反映は「執行等改善」。

FY2025 当初予算は 2.3 億円、FY2026 概算要求は 2.3 億円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 1.9 億円 → FY2025 当初 2.3 億円(+21.4%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

事業の目的

近年、携帯電話の普及や新しい無線システムの実用化など電波利用の急速な拡大に伴い、人々が日常的に電波を利用する機会が増加しており、電波の人体や医療機器等への影響に加えて、電波の公平かつ能率的な利用の確保について、国民の関心が高まっている。このため、国民に分かりやすい形で情報提供を図ることにより、電波の安全性や適正利用に関する国民のリテラシー向上を図ることを目的とする。

事業の概要

(1)電波が人体や医療機器等に与える影響について、説明会の開催、説明資料の提供等を通じて、これまでの各種調査によって得られた知見等の情報提供を行うとともに、国民からの問合せ等に対応するための充実した相談業務体制を確立する。特に、医療分野における関心の高まりを踏まえ、電波の医療機器等への安全性に関するリテラシー向上施策に取り組む。//(2)民間ボランティア(電波適正利用推進員)の協力のもと、地域社会に密着した立場を生かした電波利用に関する情報提供活動及び相談・助言業務を実施することにより、地域社会の草の根から、電波の公平かつ能率的な利用を確保する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 1.9 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 1.9 億円 要求の 100%現額 2.1 億円
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 1.9 億円 執行率 90.1%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 2,062 万円 現額の 9.9%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 事業内容の一部改善 成果達成率 80.5〜125.7%(6 件)
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 執行等改善 FY2026 要求 2.3 億円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算1.9 億円
予備費等2,200 万円
歳出予算現額2.1 億円

使い道

執行額1.9 億円
不用相当額2,062 万円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 262,162,000 円 262,162,000 円 186,000,000 円
2022 194,164,000 円 194,164,000 円 185,000,000 円
2023 186,952,000 円 186,976,000 円 157,144,000 円
2024 186,933,000 円 208,933,000 円 188,312,000 円
2025 226,933,000 円 226,933,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
2021262,162,000 円262,162,000 円186,000,000 円70.9%76,162,000 円2025年度シート
2022250,200,000 円194,164,000 円194,164,000 円185,000,000 円95.3%9,164,000 円2025年度シート
2023186,952,000 円186,952,000 円186,976,000 円157,144,000 円84.0%29,832,000 円2025年度シート
2024186,933,000 円186,933,000 円208,933,000 円188,312,000 円90.1%20,621,000 円2025年度シート(改訂)
2025226,933,000 円226,933,000 円226,933,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「現状通り」

FY2024 当初 186,933,000 円 → FY2025 要求 226,933,000 円 → FY2025 当初 226,933,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 188,312,000 円(90.1%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「事業内容の一部改善」 反映「執行等改善」

FY2025 当初 226,933,000 円 → FY2026 要求 226,933,000 円 → 翌年のシートがないため未検証

年度間の差異(1)

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
186,933,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
186,933,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
22,000,000 円
歳出予算現額
208,933,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 186,933,000 円(6件)、予備費等1 22,000,000 円(1件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
188,312,000 円
執行率
90.1%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
20,621,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
電波法第103条の2第4項第12号事務として「電波の能率的な利用を確保し、又は電波の人体等への悪影響を防止するために行う周波数の使用又は人体等の防護に関するリテラシーの向上のための活動に対する必要な援助」が挙げられており、国民からのさまざまなニーズに応じた情報提供を行うために必要な事業である。電波の安全性に関する説明会においては、2024年度の説明会参加人数は3,938人であり、目標値2,000人を大きく上回った。これは説明会会場への現地参加だけでなく、オンライン対応(ライブ配信、オンデマンド配信の追加)により、より多くの参加機会を設けることができたためである。2025年度以降もオンライン対応を継続し、さらにオンラインに適した配信コンテンツを用意することで、より多くの国民の不安解消につながる施策となるように努める。また、電波適正利用推進員が実施する2024年度の周知啓発活動等件数の見込みは、イベントのオンライン化などによる周知活動機会の減少を踏まえ、年間4,000件としていたが、2024年度の実績は3,428件で見込みに届かなかったため、引き続き電波適正利用推進員の活動のサポートが必要である。対面を基本とした活動と並行して、オンラインコンテンツを整備して総務省YouTubeや電波利用ポータルに掲載を行い、オンラインで電波のルールを学ぶ環境を構築して事業を進めた。委託事業による周知啓発活動の接触者を対象とした認知度調査の結果、周知啓発による電波のルールの理解度は75.8%と向上している。以上から、事業全体としては、電波の適正利用に関する理解度の向上を図ることができたと評価できる。
改善の方向性
契約に当たっては、引き続き一般競争入札又は公募を実施することにより、競争性を確保するとともに、実施内容の見直しにより業務の効率化を図るなど、コスト削減に努める。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: アウトカム設定は概ね適性と考える。しかしながら、相談数については、窓口の認知度が影響することから、単に相談数の減少を目標とすることなく、追加的参考指標の設定を検討いただきたい。また、相談内容の中に、電波に関する安全性への不安を背景とした病気関連機器の使用者など、特定のニーズが確認される場合には、当該内容に対応した追加的指標の設定や、事業執行上の工夫についても検討されたい。入札においては、一者応札が散見されることから、一層の競争的入札に向け入札方法の見直しが求められる。
推進チーム所見
事業内容の一部改善
・更なる経費の効率化を図り、適正な予算執行に努めること。・外部有識者の所見を踏まえ、修正や見直しの検討を行い、今年度修正できる部分は修正し、引き続き検討を要する場合は来年度のシートにて反映できるよう検討を進めること。・引き続き、成果指標の目標達成に向け、着実な事業の実施に努めること。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット電波の安全性に関する説明会の参加人数[人]20003938 196.9
アウトプット電話相談窓口における相談対応件数[件]300355 118.33333
アウトプット電波の能率的な利用の確保等に関する周知啓発活動の実施件数[件]40003428 85.7
アウトカム・短期電波の安全性に関する説明会参加者アンケートにおいて、「満足」「やや満足」を選択した割合[%]8077.4 96.75
アウトカム・短期入電時の不安度が「不安」「少し不安」であった相談のうち、終話時の不安度が「不安」「少し不安」以外となった相談の割合[%]6048.3 80.5
アウトカム・短期「電波教室」参加者アンケートにおいて、電波の適正利用について理解したという回答の割合[%]7081 115.71429
アウトカム・長期電波の安全性に関する説明会参加者アンケートにおいて、電磁波の健康影響について心配だと回答した者を除いた割合[%]9090.4 100.44444
アウトカム・長期電波の安全性について不安に思っている方からの問合せ件数[件]140176 125.71429
アウトカム・長期電波利用環境保護のための認知度調査において、「電波利用ルールを遵守すべきだと思った」及び「電波利用ルールの重要性は理解した」と回答した割合[%]7075.8 108.28571

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
執行等改善
相談数については、国民向けの説明会等で電話相談窓口の周知を積極的に行い、電波を不安に思っている方に、確実に電話相談していただける雰囲気を醸成することで、電波を不安に思っている方の減少が、相談数の減少に結び付くように努める。相談内容については、現状では特定のニーズが確認されているわけではないが、そのようなニーズが確認された場合には、当該内容に対応した追加的指標を設定すること等を検討する。入札においては、専門性が高い分野ではあるが競争性が高まるよう、仕様の工夫を検討する。目標達成に向けて事業を実施しつつ、適正かつ効率的な予算執行に努める。
FY2025 当初予算(参考)
226,933,000 円
FY2026 概算要求
226,933,000 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 9 / 9 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

E一般社団法人全国陸上無線協会
令和6年度電波適正利用推進員活動の運営管理等の請負
90,095,000 円
D株式会社三菱総合研究所
令和6年度「医療機関における適正な電波利用推進に向けた周知啓発方策に関する調査」の請負
31,520,805 円
I一般財団法人情報通信振興会
青少年のワイヤレス人材育成による電波の適正利用等についてのリテラシーの向上に関する調査等の請負
19,246,000 円
B株式会社オーエムシー
電波の安全性に関するリスクコミュニケーションの調査・支援業務
14,320,820 円
C株式会社エヌアイエスプラス
令和6年度「医療機関における安心・安全な電波利用の推進方策に関する調査等」の請負
11,456,795 円
F株式会社グラブデザイン
中学・高校生向けオンライン電波教室サイト等の制作の請負
10,000,000 円
Aアルティウスリンク株式会社
電波の安全性に関する相談内容の分析業務等における業務支援作業
9,900,000 円
GJP損保サービス株式会社
令和6年度電波適正利用推進員災害補償保険契約加入事務の請負
145,000 円
H株式会社ビレイ
たのしい電波教室ウェブサイト更新作業請負
94,000 円