要点
FY2023 は歳出予算現額 1.1 億円 のうち 1.1 億円(95.7%)を執行。不用相当額 495 万円。
2024年度シートの推進チーム所見は「現状通り」、翌年度要求への反映は「現状通り」。
FY2024 当初予算は 0 円(FY2023 当初比 −100.0%)、FY2025 概算要求は 0 円。
事業の目的
ポストコロナにおける社会経済の構造変化のほか、少子高齢化の進展や気候変動リスクへの対応など、企業セクターを取り巻く環境が変化する中、金融機関は、企業の資金繰りのみならず、企業のこうした環境変化への対応を支援するなど、これまで以上に主体的に金融仲介機能を発揮していくことが期待されている。そのために、金融庁として、大規模かつ高粒度のデータの分析により、金融機関が抱えるリスクや金融仲介機能の発揮状況をきめ細やかに把握・評価し、金融機関へのモニタリング・対話を通じて、適切なリスク管理と、金融機関による企業支援を促していく。
事業の概要
本事業では、大規模かつ高粒度な企業財務データを購入し、「共同データプラットフォーム」(共同DP:個別金融機関の保有する高粒度データを横断的に収集・蓄積する枠組み)の構築に向けた実証実験等の取組を通じて金融機関から収集する法人向け貸出等に関するデータや、金融経済に関する他の外部データと併せて分析することで、金融機関が抱えるリスクや金融仲介機能の発揮状況をきめ細かやに把握・評価し、金融機関へのモニタリング・対話を通じて、適切なリスク管理と、金融機関による企業支援を促す。
お金の内訳 FY2023 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)
財源
当初予算6,000 万円
補正予算5,423 万円
歳出予算現額1.1 億円
使い道
執行額1.1 億円
不用相当額495 万円
予算年度ごとの推移
| 予算年度 | 当初予算 | 歳出予算現額 | 執行額 |
| 2021 |
136,220,000 円 |
136,220,000 円 |
136,198,000 円 |
| 2022 |
88,979,000 円 |
88,979,000 円 |
88,979,000 円 |
| 2023 |
60,000,000 円 |
114,230,000 円 |
109,280,000 円 |
| 2024 |
0 円 |
0 円 |
0 円 |
各段階の詳細 シートの値(全桁)
① 要求 FY2023 概算要求
- 要求額
- 60,000,000 円
② 成立 FY2023 予算
- 当初予算
- 60,000,000 円
- 補正予算
- 54,230,000 円
- 前年度繰越
- 0 円
- 予備費等
- 0 円
- 歳出予算現額
- 114,230,000 円
- 内訳(予算種別)
- 当初予算 60,000,000 円(1件)、第1次補正予算 54,230,000 円(1件)
③ 執行 FY2023 執行実績
- 執行額
- 109,280,000 円
- 執行率
- 95.7%
④ 決算 FY2023 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)
- 翌年度繰越
- 0 円
- 不用相当額
- 4,950,000 円
⑤ 評価 2024年度シートの点検・評価
- 所管部局の点検
- 昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の企業への影響について分析を行うと共に、不動産業向け貸出の動向及び信用リスクの将来予測に関する分析や、労働環境(人材不足)と信用リスクに関する分析等、中長期的なマクロ環境や企業セクターの構造変化も見据えた分析も試行している。こうした分析結果の一部は、令和6年3月に公表した「FSA Analytical Notes」 に掲載したほか、分析結果に係る業界向け説明も行い、一部の銀行からは分析へのフィードバックも得られた。今後も、本事業の長期目標である、金融機関による顧客支援やリスク管理態勢の強化の実現に向け、このような分析の実施・公表→金融機関によるフィードバック→フィードバックを踏まえた分析の深化・充実、のサイクルを一層充実させていく必要がある。
- 改善の方向性
- 引き続き、本事業で購入する企業財務データや、共同DPの取組みを通じて金融機関から収集する高粒度データ等を用いて、企業セクターを取り巻く環境変化が企業および金融機関に与える影響について、様々な切り口から深く分析を行うとともに、金融機関との対話の頻度やチャネルの充実に努めていく。
- 外部有識者点検
- 書面点検(最終実施 2024年度)
所見: 長期アウトカムについて、例えば共同データプラットフォームの参加金融機関へのアンケートによって本事業の有効性を確認することなどを、将来的な観点として検討してはどうか。
- 推進チーム所見
- 現状通り
○引き続き競争性の確保に留意した調達を行い、適切な予算執行に努めること。〇一者応札となった契約については、次回調達時においても競争性を確保するための方策を継続するなど、引き続き予算執行における経費削減に努めること。〇引き続き、深度ある企業データ分析の効果的な実施に努めること。○外部有識者の所見を踏まえ、適切な目標設定を検討していくこと。
成果指標(FY2023)
| 種別 | 指標 | 目標 | 実績 | 達成率 |
| アウトプット | 分析の公表[件] | 1 | 1 |
100 |
| アウトカム・短期 | 金融機関と対話を行った件数[件] | 50 | 62 |
124 |
| アウトカム・長期 | - | — | — |
— |
⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2025 要求
- 反映状況
- 現状通り
〇一般競争入札等の実施などにより競争性を確保するなど、予算執行における経費削減に引き続き努めていくこととし、令和7年度においても、前年同規模の予算要求を行っていく。〇引き続き事業を推進し、長期アウトカムについてより適切な目標設定ができるか検討する。
- FY2024 当初予算(参考)
- 0 円
- FY2025 概算要求
- 0 円
支出先ブロック FY2023 実績、金額上位 3 / 3 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)
| A | 株式会社帝国データバンク | 60,000,000 円 |
|---|
| B | ビューロー・ヴァン・ダイク・エレクトロニック・パブリッシング株式会社 | 49,280,000 円 |
|---|
| C | 株式会社 帝国データバンク情報システム | 6,200,000 円 |