経済産業省 / 資源エネルギー庁 / 新エネルギー課

水力発電の導入加速化事業(うち水力発電導入加速化事業)

予算事業ID 5944 前年度事業 開始 2021年度 終了予定 2025年度 主要経費: エネルギー対策費 実施方法: 直接実施、補助

2025年度シート / 軸: FY2024 執行実績(確定している最新の予算年度)

要点

FY2024 は歳出予算現額 16 億円 のうち 7.7 億円(48.2%)を執行。不用相当額 8.3 億円。

2025年度シートの推進チーム所見は「終了予定」、翌年度要求への反映は「終了予定」。

FY2025 当初予算は 14.4 億円、FY2026 概算要求は 0 円。

ループ検証(このサイト独自の判定): 2024年度シートの反映「現状通り」に対し、FY2024 当初は 16 億円 → FY2025 当初 14.4 億円(−10.0%)。この反映状況は増減を約束しないため判定対象外。

兆候 このサイト独自の判定で、公式の評価ではありません。閾値は zailoop build の引数で変えられます

事業の目的

本事業は民間事業者等による水力発電の開発に係る諸調査および地域における共生促進、既存水力発電設備の増出力およびレジリエンス強化を図る工事の支援を実施するほか、国内外の技術情報の収集を実施し、水力発電の導入促進を図ることを目的とする。

事業の概要

(1)水力発電導入加速化事業費【補助】/ ①初期調査等支援事業事業化に必要な流量調査、測量等の実施及び地方公共団体による地域の有望地点の調査、公表、水力発電開発における地域住民等と事業者間の課題解決や共生を図るために実施する事業を支援する。【補助率:1/2、定額】/ ②既存設備有効活用支援事業既存設備の余力調査、出力向上及びレジリエンス強化等の工事を行う事業の一部を支援します。【補助率:2/3、1/3、1/4】/(2)水力発電技術情報等収集調査事業【委託】/ 国内外の技術情報の収集を実施する。

ライフサイクル FY2024 を軸にした 6 段階。各段から下の詳細へ移れます

  1. ① 要求 FY2024 概算要求 16 億円
  2. ② 成立 FY2024 当初予算 16 億円 要求の 100%
  3. ③ 執行 FY2024 執行額 7.7 億円 執行率 48.2%
  4. ④ 決算 FY2024 不用相当額 8.3 億円 現額の 51.8%
  5. ⑤ 評価 2025年度シート 推進チーム所見 終了予定 成果達成率 4.2%
  6. ⑥ 反映 FY2026 要求への反映 終了予定 FY2026 要求 0 円

お金の内訳 FY2024 の歳出予算現額がどう積み上がり、どう使われたか(全行同じ尺度)

財源

当初予算16 億円
歳出予算現額16 億円

使い道

執行額7.7 億円
不用相当額8.3 億円

予算年度ごとの推移

予算年度当初予算歳出予算現額執行額
2021 2,002,000,000 円 2,002,000,000 円 735,000,000 円
2022 2,002,000,000 円 2,002,000,000 円 733,000,000 円
2023 1,600,000,000 円 1,600,000,000 円 501,726,000 円
2024 1,600,000,000 円 1,600,000,000 円 770,771,000 円
2025 1,440,000,000 円 1,440,000,000 円 0 円

年度をまたぐ推移 シート: 2024, 2025年度。重なる年度は新しいシートの値

FY① 要求② 当初② 現額③ 執行③ 執行率④ 不用相当出典
20212,002,000,000 円2,002,000,000 円735,000,000 円36.7%1,267,000,000 円2025年度シート
20222,002,000,000 円2,002,000,000 円2,002,000,000 円733,000,000 円36.6%1,269,000,000 円2025年度シート
20231,600,000,000 円1,600,000,000 円1,600,000,000 円501,726,000 円31.4%1,098,274,000 円2025年度シート
20241,600,000,000 円1,600,000,000 円1,600,000,000 円770,771,000 円48.2%829,229,000 円2025年度シート
20251,440,000,000 円1,440,000,000 円1,440,000,000 円未確定2025年度シート

ループ検証 シートの評価・反映 → 翌年の成立・執行

2024年度シート 所見「現状通り」 反映「現状通り」

FY2024 当初 1,600,000,000 円 → FY2025 要求 1,440,000,000 円 → FY2025 当初 1,440,000,000 円(2025年度シート)。FY2024 執行 770,771,000 円(48.2%) 判定: 判定対象外

2025年度シート 所見「終了予定」 反映「終了予定」

FY2025 当初 1,440,000,000 円 → FY2026 要求 0 円 → 翌年のシートがないため未検証

各段階の詳細 シートの値(全桁)

① 要求 FY2024 概算要求

要求額
1,600,000,000 円

② 成立 FY2024 予算

当初予算
1,600,000,000 円
補正予算
0 円
前年度繰越
0 円
予備費等
0 円
歳出予算現額
1,600,000,000 円
内訳(予算種別)
当初予算 1,600,000,000 円(2件)

③ 執行 FY2024 執行実績

執行額
770,771,000 円
執行率
48.2%

④ 決算 FY2024 繰越・不用(不用相当額は 現額−執行−翌年度繰越 の導出値)

翌年度繰越
0 円
不用相当額
829,229,000 円

⑤ 評価 2025年度シートの点検・評価

所管部局の点検
⽔⼒発電は事業の初期検討段階における調査や地域住⺠との協議の結果、採算性が確保できないことが明らかになる、開発地点の住⺠との合意形成が不調に終わるなどした場合、事業化に⾄らず、調査等に要した費⽤も回収ができなくなるリスクがあり、営利を追求する⺠間事業者のみでの実施が困難。既存の⽔⼒発電設備の余⼒を活⽤することで、より少ない環境負荷・費⽤で出⼒向上を図ることが可能であり、国⺠負担を抑制しつつ、エネルギーミックスを達成するためには、既存設備の出⼒向上が不可⽋。しかし、追加検討やシミュレーション、⼯事範囲の拡⼤等により追加費⽤が発⽣すること、投資回収の不透明化により事業者は取組に消極的。以上より、「2030年度におけるエネルギー需給の見通し(エネルギーミックス)」の水力発電における目標値を達成するためには国の支援が必要と言える。間接補助事業者が事業実施のために実施した入札が不落となったことに伴う事業中止や、見込みよりも申請件数が減少したこと、間接補助事業者の指名停止処分が重なったこと等により、前年度よりも改善しているとはいえ、執行率が低調である。
改善の方向性
執行率改善のため周知活動を強化するほか、事業者の案件組成の相談・サポート体制を行う伴走型支援に引き続き取り組んでいく。
外部有識者点検
書面点検(最終実施 2025年度)
所見: ・指標の目標水準の根拠が不明確であり説明が必要。特に短期アウトカム「事業化の目途が立った発電出力」については達成率が低く、妥当な目標水準が設定されていたのか、または水準は妥当だが実績が芳しくなかったのか等、丁寧な説明が必要ではないか。
推進チーム所見
終了予定
有識者点検も踏まえ、所要の対応を行うこと。

成果指標(FY2024)

種別指標目標実績達成率
アウトプット開発調査及び地域共生支援を行う補助件数[件]5526 47.27273
アウトプット既存設備有効活用支援を行う補助件数[件]18
アウトプット国内外の水力発電の技術動向を取りまとめた報告の件数[件]12 200
アウトカム・短期事業化の目途が立った発電出力[万kW]50.21 4.2
アウトカム・短期増電力量の目途が立った発電所の年間合計増発電量[億kWh]1
アウトカム・長期「2030年度におけるエネルギー需給の見通し(エネルギーミックス)」の水力発電における発電出力目標値[万kW]5070
アウトカム・長期「2030年度におけるエネルギー需給の見通し(エネルギーミックス)」の水力発電における発電量目標値[億kWh]980
アウトカム・長期水力発電設備が未設置だったダムにおいて、発電設備の設置の検討に至った件数[地点]15
アウトカム・長期中小水力発電のFIT/FIP導入量[GW]10.4

⑥ 翌年度反映 概算要求への反映と FY2026 要求

反映状況
終了予定
短期アウトカム「事業化の目途が立った発電出力」について、目標水準は過去の実績等を参考に設定していたが、補助事業者へのアンケート調査では想定よりも実績が伸びず、水力発電の適地の減少やコスト上昇等が反映されたものと考えられる。短期アウトカム「増電力量の目途が立った発電所の年間合計増発電量」については、令和7年度の実績を今後調査する予定である。こうした状況を踏まえ、第7次エネルギー基本計画に基づき、水力発電の導入促進に向けて必要な支援を検討してまいりたい。
FY2025 当初予算(参考)
1,440,000,000 円
FY2026 概算要求
0 円

支出先ブロック FY2024 実績、金額上位 10 / 10 ブロック(ブロック間の資金移動があるため合計は事業総額ではない)

A一般財団法人新エネルギー財団
間接補助事業者への補助金の交付
630,069,000 円
C電源開発株式会社ほか
既存設備有効活用支援事業/既存設備の増出力、レジリエンス強化の工事等に係る間接補助先
325,550,000 円
B株式会社グリーン電力エンジニアリングほか
初期調査等支援事業/開発調査、地域共生促進の取組に係る間接補助先
215,319,000 円
Hデロイトトーマツコンサルティング合同会社
水上太陽光実行可能性調査
42,900,000 円
F一般財団法人新エネルギー財団
国内外技術情報調査
42,449,000 円
G一般財団法人新エネルギー財団
水力発電の開発・導入のための賦存量等調査
34,416,000 円
E株式会社ジャパン・コンピュータ・テクノロジー
河川流量等データの情報収集・調査及び河川流量等データ一元化サイトの作成・運営
20,937,000 円
I一般社団法人海外電力調査会ほか
技術情報収集業務、HPコンテンツ作成業務
18,305,000 円
Jエム・アール・アイリサーチアソシエイツ株式会社
水力発電の開発・導入のための賦存量等調査に係る情報収集・整理、資料作成に関する業務
15,950,000 円
D株式会社ロジック・プライド
ホームページ制作・サーバ保守管理等
1,841,000 円